就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) 発達障害の適職はどう見つける? 仕事のミスを防ぎキャリアを諦めない働き方

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
退職から少し時間が経ち、そろそろ転職活動をしようと求人サイトを開いたものの、言いようのない不安に襲われているあなたは、次のようなことで悩んでいませんか。
- ネットの適職一覧を見ると「起業家」や「クリエイター」ばかりで絶望する
- 営業や事務の仕事でマルチタスクに追われミスを連発した過去がフラッシュバックする
- 手作業などの単純作業ではなく、これまでの経験を活かしてキャリアを築きたい
世間の同世代がバリバリと働いている平日の昼間に、自室で一人求人を眺めていると、焦りと孤独感で押しつぶされそうになりますよね。
「また同じミスをして怒られるのではないか」と、恐怖で足がすくんでしまう気持ち、本当によく分かります。
しかし、その不安や課題は、適切なステップを踏むことで必ず解決できます。
あなたの大切なプライドやキャリアを諦めることなく、強みを活かして活躍できる新しい道は確かに存在します。
このコラムでは、発達障害の概要や発達障害のある人が仕事選びで失敗しないためのポイント、障害者雇用枠と一般雇用枠との違いについて解説します。
あわせて、発達障害のある人のキャリア再構築ならキズキビジネスカレッジ(KBC)へ行くメリットについて紹介します。
自分に合った働き方を現実的に見つけたい人は、ぜひご覧ください。
発達障害の特性による仕事のミスや短期離職でお悩みですか?キズキビジネスカレッジでは、キャリアのプロがあなたの強みを活かす適職探しをサポートします。
目次
発達障害とは?
発達障害とは、脳の働き方の違いにより、物事の捉え方や行動に多数派との違いが生じる生まれつきの特性のことです。
その特性と、現在の社会や職場の環境・ルールとの間にミスマッチ(障壁)が起きることで、日常生活や社会生活を送る上で支障が生じてしまいます。
発達障害は生まれつきの脳の働きの違いによるものであり、決して本人の努力不足や甘えではありません。
これまで社会人として一生懸命に頑張ってきたからこそ、あなたに合わない環境という「壁」にぶつかってしまったのだと言えます。自分を責める必要は全くありません。
特性の現れ方や強さは一人ひとり異なります。子どもの頃は目立たなくても、大人になってから複雑な業務を任されるようになるなど、環境からの要求が変わったことで初めてミスマッチが生じ、困難を感じて診断を受けるケースも珍しくありません。
発達障害は大きく3つの種類に分けられます。それぞれの特性が、仕事の場面でどのような影響を与えやすいかを具体的に見ていきましょう。
発達障害については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
特徴①ADHD(注意欠如・多動症)の特性と仕事への影響
ADHD(注意欠如・多動症、Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)とは、 不注意性や多動性・衝動性の特性から日常生活などに困難が生じる発達障害の一種のことです。
興味のある分野には驚くべき集中力を発揮する一方で、仕事上のケアレスミスが起こりやすい側面を見過ごせません。
例えば、顧客管理システムにデータを入力しながら、チャットツールに返信し、さらに鳴っている電話をとる。こうしたマルチタスクを求められると、頭の中が混乱して抜け漏れが発生しやすくなります。添付ファイルの送信忘れや、スケジュールのダブルブッキングに悩む人も少なくありません。
過去に同じミスを繰り返して上司や同僚などの職場の人から叱責され、職場での居心地が悪くなった経験があるかもしれません。
しかし、これはあなたの能力が低いからではなく、職場環境と特性が合っていなかったことが最大の要因です。
ADHDについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
特徴②ASD(自閉スペクトラム症)の特性と仕事への影響
ASD(自閉スペクトラム症、Autism Spectrum Disorder)とは、 人とのコミュニケーションなどに困難が生じる発達障害の一種のことです。
感覚過敏を伴うことも多く、オフィス内の話し声や電話のコール音、蛍光灯の光などに強い疲労感やストレスを覚える場合があります。
仕事の現場では、いわゆる「暗黙の了解」を読み取るのが難しい傾向にあります。
上司や同僚などの職場の人からの「よしなにやっておいて」という曖昧な指示に戸惑ったり、言葉を額面通りに受け取ってしまったりして、コミュニケーションの摩擦が起きることも少なくありません。
また、急な仕様変更やスケジュールの前倒しなど、予期せぬ予定変更に対してパニックになりやすい側面もあります。
一方で、決まったルールや手順を正確にこなすことには非常に長けているという、心強い強みも持っています。
ASDについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
特徴③LD/SLD(限局性学習症)の特性と仕事への影響
LD/SLD(限局性学習症、Learning Disorder/Specific Learning Disorder)とは、 読む・書く・計算する・推論するなど、特定の学習行為のみに困難が生じる発達障害の一種のことです。
「読む」「書く」「計算する」といった特定の能力にのみ、極端な影響が出ます。
実際の業務においては、分厚いマニュアルを読むのに膨大な時間がかかってしまったり、会議のスピードにタイピングやメモが追いつかず議事録がとれなかったりします。売上データの入力など、数字の計算だけがどうしても合わないと悩む人もいるでしょう。
特定の作業だけがスムーズにできないため、周囲から「真面目にやっていない」と誤解されてしまうつらさもあります。
しかし、これらはパソコンの読み上げ機能や音声入力、計算ツールなどを適切に活用して十分にカバーできる課題です。
LD/SLDについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害のある人が仕事選びで失敗しないためのポイント
この章では、発達障害のある人が仕事選びで失敗しないためのポイントについて解説します。
ポイント①ネット上の「適職一覧」だけで判断しない
ネットで検索すると、発達障害に向いている仕事のリストが溢れています。しかし、それらの情報を鵜呑みにして、安易に次の仕事を選ぶのは非常に危険です。
というのも、発達障害の特性はグラデーションであり、得意や不得意のバランスは一人ひとり全く異なるからです。
「ADHDだから起業家やクリエイターがオススメ」といった極端なアドバイスは、かえって当事者を「自分にはそんな特別な才能はない」と絶望させてしまいます。
たとえば、ごく普通の経歴を持つ文系出身者であっても、あなたに合った働き方は必ず見つかります。無責任な一般論に振り回され、自分を過小評価しないようにしましょう。
ポイント②過去の失敗から自分の特性を徹底的に理解する
転職先でのミスや短期離職を防ぐには、深い自己理解が何よりも欠かせません。
「なんとなくミスが多かった」で終わらせず、どのような状況でミスが起きたのかというトリガー(引き金)を論理的に分析する作業が必要です。
例えば、「夕方16時過ぎに疲労が溜まっている状態で、3つの作業を同時に振られたときに致命的なミスが起きた」というように、解像度を上げて振り返ります。ミスの発生条件が明確になれば、それを回避する効果的な対策が立てられます。
とはいえ、トラウマに直結する過去の失敗を自分一人で客観視するのは至難の業です。
主治医や専門家、支援機関などに相談し、第三者の冷静な視点を取り入れることも有効な手段と言えます。
ポイント③特性をカバーする専門的なビジネススキルを身につける
特性による抜け漏れやコミュニケーションのズレを、気合いや根性で直そうとするのは今日で終わりにしましょう。
それよりも、専門スキルを身につけて弱みをカバーするという戦略的な視点を持つことが重要です。
仮にスケジュール管理や対人交渉が苦手でも、ITツールを使いこなすスキルや、マーケティング、会計などの高度な専門知識があれば、その道のプロとして組織から重宝されます。確かなスキルは、自分を守る強力な鎧になります。
自信を失って単純な手作業に逃げ込むのではなく、これまでの経験に新しい武器を掛け合わせることを検討してみてください。それが、やりがいを保ちながら長く安定して働くための第一歩になります。
一人で過去の失敗を分析し、適職を見つけるのは本当に苦しい作業です。専門家の客観的な視点を取り入れることで、思いもよらなかったあなたの強みが見つかることもあります。
障害者雇用枠と一般雇用枠とは?
この章では、障害者雇用枠と一般雇用枠について解説します。
障害者雇用枠と一般雇用枠については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
選択肢①合理的配慮を受けやすい「障害者雇用枠」
障害者雇用とは、身体障害・精神障害のある人を対象に、雇用枠を設けて雇う制度です。障害のある人が能力を活かし、活躍する社会を目的としています。
この選択肢の最大のメリットは、会社側から業務上必要な合理的配慮を受けやすい点にあります。
定期的な通院のためのスケジュール調整や、マルチタスクを避けるための業務量のコントロールなど、あなたの特性に合わせた配慮を堂々と求めることができます。
ミスへの恐怖心が拭いきれない人にとって、心理的ハードルを大きく下げて社会復帰できる安心な環境です。
厚生労働省の調査によると、精神障害(発達障害含む)のある人の雇用は年々増加しており、2023年の実雇用率は過去最高の約2.33%を記録しました。企業側の受け入れ体制も着実に整ってきているため、前向きに検討する価値は十分にあります。(参考:厚生労働省「令和5年 障害者雇用状況の集計結果」)
選択肢②キャリアや給与の幅が広がる「一般雇用枠」
一般雇用とは、障害者雇用以外の雇用枠を指します。障害の有無は関係なく、企業が提示する応募条件を満たしていれば、誰でも応募可能です。
障害者雇用枠に比べて求人数の選択肢が圧倒的に多く、給与水準も高い傾向にあります。
「これまでのキャリアをダウンさせたくない」という強い思いを持つ人にとっては、やはり魅力的な選択肢でしょう。ただし、必要な配慮を自分自身で上司と交渉するなど、より高い自己管理能力やセルフアドボカシー(自己権利主張)のスキルが求められます。
専門的なビジネススキルをしっかりと身につければ、一般枠での再就職も決して夢物語ではありません。厚生労働省の調査でも、障害を開示せずに一般枠で実力を発揮している人が一定数いることが分かっています。(参考:厚生労働省「令和5年度障害者雇用実態調査」)
一般雇用就労については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害のある人のキャリア再構築ならキズキビジネスカレッジ(KBC)へ
この章では、キズキビジネスカレッジ(KBC)について紹介します。
- 障害があるからと、単純作業ばかりの職場に妥協したくない
- 社会人としての経験やプライドを大切にしながら、もう一度ビジネスの現場で躍進したい
そう強く願うあなたにこそ知ってほしいのが、就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
キズキビジネスカレッジ(KBC)は、単に「就職すること」だけをゴールにしていません。
徹底した自己理解と高度なスキル習得を掛け合わせることで、あなたが自分らしく、そして戦略的に活躍できる適職発見型のビジネスカレッジです。
なぜキズキビジネスカレッジ(KBC)ならキャリアを諦めずに再起できるのか、その具体的な強みと独自のサポート体制を見ていきましょう。
就労移行支援については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
メリット①ビジネス×福祉のプロが対等な目線で伴走する
キズキビジネスカレッジ(KBC)には、金融やIT、人材など多様なビジネスの最前線を経験したスタッフが多数在籍しています。
福祉の優しい視点を持つと同時に、企業が何を求めているかを知り尽くしたキャリアのプロフェッショナル集団です。
私たちは、利用者さんを「保護すべき患者」として子ども扱いすることは絶対にありません。これから再び社会で活躍していく一人のビジネスパーソンとして、常に対等な目線でキャリアの相談に乗ります。
あなたの過去の挫折を決して否定せず、そこから見出せる強みを一緒に言語化していきます。プロの知見を交えながら、現実的かつ戦略的なキャリアプランを一緒に練り上げていきましょう。
メリット②基礎からハイクラスまで実践的なスキルが学べる
キズキビジネスカレッジ(KBC)が提供するのは、簡単なデータ入力や内職のような作業だけではありません。
会計やWEBマーケティング、プログラミングなど、市場価値に直結する高度な専門スキルを学ぶことができます。もちろん、PCの基本操作から丁寧に教えるため、未経験でも心配はいりません。
あなたがこれまで培ってきた営業や事務のビジネス基礎力に、ここで学ぶ新たな専門スキルを掛け合わせることで、唯一無二の強みが生まれます。確固たるスキルがあれば、多少の特性の偏りもしっかりとカバーできます。
実際に、元利用者さんの約58%が一般雇用枠での就職を実現しています。やりがいを妥協せず、あなたが本当に心から望む仕事を目指せる環境がここにはあります。
メリット③通所とオンラインのハイブリッドで無理なく学べる
療養明けの体調では、「毎日朝から決まった時間に満員電車に乗って通えるだろうか」と不安に思うのも当然です。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、事業所への通所と完全オンライン利用のハイブリッドを導入しています。
ご自身のその日の体調やメンタルの波に合わせて、柔軟に学習スタイルを選択できます。無理をして最初からエンジンを全開にする必要がないため、途中で息切れして挫折しにくいのが大きな特徴です。
まずは安心できる自宅の環境で学び始め、少しずつ社会復帰へのステップを確実なものにしていけます。
まとめ:一人で抱え込まず、プロと一緒に新しいキャリアを見つけましょう
発達障害のある人が仕事選びで失敗しないためには、ネットの極端な情報に惑わされないことが何より大切です。
過去の失敗と向き合う深い自己理解と、専門的なスキル習得をセットで行うことが、確実な解決策となります。
繰り返しますが、過去の仕事での失敗は、あなたの能力不足によるものではありません。単なる環境とスキルのミスマッチだった可能性が高いのです。これ以上、孤独な自室で自分自身を責め続けるのはやめにしませんか。
一人で悩みを抱え込まず、ビジネスと福祉のプロである支援機関を頼るのも、立派な自己解決の手段です。私たちと一緒に、プライドを妥協しない新しいキャリアを探求してみましょう。
「本当はキャリアを諦めたくない」「自分に合った環境で、今度こそ長く働きたい」。そんなあなたの秘めた思いを、まずは私たちに聞かせてください。就職6ヶ月後の定着率95%という確かな実績で、あなたの社会人としての再起を全力でサポートします。
よくある質問(2)
- 発達障害のある人が仕事選びで失敗しないためのポイントは?
よくある質問(2)
- 障害者雇用枠と一般雇用枠はどちらを選べばよい?
監修志村哲祥
監修キズキ代表 安田祐輔
監修角南百合子
すなみ・ゆりこ。臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。
サイト
運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2026年9月現在、首都圏・関西に12校舎を展開しています。トップページはこちら→


