働けないと悩む発達障害のあるあなたへ オススメの支援を紹介

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
働けない状態にある発達障害のあるあなたは、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 発達障害で働けないときにできることは?
- どのような支援を受ければいいのか?
- 発達障害で働けない自分にもできる職業は?
このコラムでは、働けない発達障害のある人が利用できる支援について解説します。
発達障害で働けないことにお困りであれば、ぜひ一度、読んでみてください。
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目次
働けない発達障害のある人にオススメの支援4選
この章では、働けない発達障害のある人にオススメの支援を紹介します。
支援①障害者雇用

障害者雇用とは、障害のある人を対象とした雇用枠のことです。障害の特徴や内容、個々の能力などに合わせて、安心して働けるようにすることを目的としています。そのため、いわゆる一般雇用とは就労条件が異なります。
一般雇用とは、障害者雇用以外の雇用枠のことです。障害の有無にかかわらず誰でも応募することが可能です。
発達障害のある人は、障害者雇用で就労することも可能です。
障害者雇用の場合、発達障害の特性に応じて、業務内容や業務量を調整してもらえるなど、特別な配慮を受けることが可能です。そのため、一般雇用での就労に比べて働きやすくなるかもしれません。
一般雇用から転職をして障害者雇用で就労したことで、快適に仕事できるようになったという発達障害のある人もいます。
対して、一般雇用の場合、賃金水準が保たれ、就職先の選択肢が広いというメリットがあります。
障害者雇用と一般雇用は、絶対的にどちらがよいというものではありません。雇用枠を検討する際には、専門家や支援機関に相談しながら、慎重に判断してください。
障害者雇用については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
支援②リワーク

リワークとは、「return to work」の略で、病気や障害が原因で休職中の人を対象に行う、復職や転職、再就職に向けたリハビリテーションのことです。リワークプログラムと同じ意味で、復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムという名称が使われることもあります。
リワークは、一般的には、休職中の人が利用対象となることが多いようですが、一部、退職・離職した人が対象になることもあります。
ただし、実施する支援機関によっては、退職・離職した人にも同様のプログラム、または専用のプログラムを行っていることもあります。ただし、実施する支援機関によっては、退職・離職した人にも同様のプログラム、または専用のプログラムを行っていることもあります。(参考:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構※PDF「職場復帰支援についてよくいただくご質問への回答」、メンタルクリニックいたばし「リワークプログラム案内」、一般社団法人日本うつ病リワーク協会「リワークプログラムとは」)
リワークについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
支援③トライアル雇用

トライアル雇用とは、就職・転職に困難を抱える人を原則3ヶ月間、試行雇用する制度のことです。その人の能力を見極めて、期間の定めのない雇用に移行することを目的としています。(参考:厚生労働省「トライアル雇用」)
就職・転職を希望する病気や障害のある人や職歴に空白がある人、就労経験が少ない人などが対象です。試用期間中に仕事・職場の相性を見極めることができ、スキルも身につけることができます。もちろん、賃金も支払われます。
トライアル雇用後には、8割近くの人が期間の定めのない雇用に移行しています。(参考:厚生労働省「求職者の方へ 「トライアル雇用」に応募してみませんか?」、厚生労働省「事業主の方へ トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)のご案内」)
トライアル雇用については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
支援④職場定着支援

職場定着支援とは、病気や障害のある人が、就労先の労働環境や業務内容に順応し、長く働き続けられるようにサポートする制度のことです。
この仕組みがあることで、就職者は、その職場でより長く、より快適に働き続けることができるようになります。
サービスの種類によっては、職場の業務に関わる指導・助言だけでなく、生活リズムや体調の管理などの生活面のサポートも受けられます。
就労移行支援事業所の場合、就労移行支援事業所を通じて就職した人と職場の間に入り、現在の状況や必要なサポートなどを話し合っていく仕組みがあります。
職場定着支援については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害のある人が利用できる支援制度

働けない発達障害のある人が利用できる支援制度は、たくさんあります。
経済的なサポートする支援制度などその種類はさまざまです。
どの支援制度を利用したらいいかわからないという場合には、お住まいの自治体の障害福祉を担当する部署・窓口に相談してみてください。
- 自立支援医療制度
- 障害者手帳
- 障害年金
- 特別障害者手当
- 特別障害給付金制度
- 心身障害者医療費助成制度
- 傷病手当金
- 失業保険(失業手当、雇用保険給付)
- 生活困窮者自立支援制度
- 生活保護
- 生活福祉資金貸付制度
発達障害のある人が利用できる支援制度については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害のある人が利用できる支援機関
働けない発達障害のある人が利用できる支援機関は、公・民を問わずたくさんあります。
支援機関によっては、困難や困りごとを感じているというだけでも可能な場合があります。
また、無料で利用できる支援機関もあります。
どの支援機関を利用したらいいかわからないという場合には、お住まいの自治体の障害福祉を担当する部署・窓口に相談してみてください。
- 発達障害者支援センター
- 就労移行支援事業所
- 精神保健福祉センター
- 地域障害者職業センター
- 障害者就業・生活支援センター
- 障害者就労支援センター
- 基幹相談支援センター
- ハローワーク(公共職業安定所)
- 転職エージェント
- 地域若者サポートステーション(サポステ)
- ジョブコーチ(職場適応援助者)
- 職業能力開発校
- キャリア形成・リスキリング支援センター
発達障害のある人が利用できる支援機関については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害のある人が抱える仕事上の困難4選

発達障害の特性によって異なりますが、人によって仕事上で困難になるケースがあります。
仕事をする際は自分が何を苦手としているかを理解しましょう。
あくまで一例ですが、発達障害のある人が抱える仕事上の困難は以下のとおりです。
- 業務の遂行が難しい
- 自分の特性に関する理解を職場で得づらい
- 誰に相談していいかわからない
- 二次障害がある
発達障害のある人が抱える仕事上の困難については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
働けない発達障害のある人に向いてる仕事

発達障害のある人は、得意なことと苦手なことがハッキリと分かれているケースがあります。長く働くなら、自分の特性を理解して、向いてる仕事を選択できると良いでしょう。
なお、その適性は人によって異なります。同じ仕事であっても、向いてるかどうかは、実際のあなたの特性や実際の職場の環境、マニュアル、サポート体制などによって異なります。
実際のあなたに向いてる仕事は、支援機関に相談する中で、具体的に見つかっていくはずです。働きたい仕事がある場合、解説する仕事を参考にしつつ、ご自身で調べてみたり、専門家や支援機関に相談したり、実際の求人元に問い合わせたりしてみましょう。(参考:星野仁彦『発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉』、木津谷岳『これからの発達障害者「雇用」』、本田秀夫『自閉症スペクトラム』、ダイヤモンド・オンライン「発達障害のある人に向く職業、向かない職業は何か」、発達障害ナビポータル「自分に向いている職業・職種が知りたい」、発達障害ナビポータル「職場開拓」)
ADHDのある人に向いている仕事は、以下のとおりです。
- 発想力や独創性、行動力、好奇心を活かせる仕事
- 一か所に留まることが少ない仕事
- 関心分野と職種の専門性が合致した仕事
ASDのある人に向いている仕事は、以下のとおりです。
- 決まった作業手順があり、それに集中して取り組める仕事
- 定型作業が中心で淡々と進めやすい仕事
- 専門性やこだわり、視覚処理能力を活かせる仕事
LD/SLDのある人の場合、苦手部分をスマホやタブレットなど補助道具をうまく活用したら、特に支障なく仕事できるケースも多くあります。
その上で、オススメの職場環境は以下のとおりです。
- 技能の一部に困難があることを理解してもらえる職場
- 困難な部分の補助をするツールを活用できる職場
発達障害のある人に向いている仕事については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
働けない発達障害のある人が就職を成功させるコツ

発達障害のある人が就職をうまく進めるためには、いくつかの工夫が必要です。
働けない発達障害のある人が就職を成功させるコツは、以下のとおりです。
- 発達障害の悩みをひとりで抱え込まない
- 主治医に相談する
- カウンセラーに相談する
- 二次障害がある場合は治療を優先する
- 支援機関を利用する
- 支援制度を利用する
- 自分の特性を理解する
- 特性をカバーする方法を身につける
- 特性を活かす方法を考える
- 経歴以外にアピールできる点を整理する
- 生活習慣を整える
- リワークを利用する
- スキルを習得する
- 雇用枠を検討する
- 働き方を検討する
- 雇用形態を検討する
- 発達障害があることを開示するか検討する
- フリーランスとして働くことを検討する
- アルバイト・パートなどの非正規雇用で働き始めてみる
- 就労継続支援A型/B型での就労する
- 当事者会や相談会に参加する
- 履歴書・職務経歴書・面接の対策をする
発達障害のある人が就職を成功させるコツについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
発達障害とは?

発達障害とは、脳の機能的な問題や働き方の違いにより、物事の捉え方や行動に違いが生じることで、日常生活および社会生活を送る上で支障が出る、生まれつきの脳機能障害のことです。(参考: American Psychiatric Association・著、日本精神神経学会・監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』、こころの情報サイト「発達障害(神経発達症)」、NHK福祉ポータル ハートネット「そもそも「発達障害」って?|大人の発達障害ってなんだろう? - 大人の発達障害」、宮尾益知・監修『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 職場の発達障害』、松本卓也、野間俊一・編著『メンタルヘルス時代の精神医学入門 ーこころの病の理解と支援ー』、福西勇夫・山末英典・監修『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 精神の病気 発達障害編』)
発達障害は主に、以下の3つの診断名に分類されます。
- ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)
- ASD(自閉スペクトラム症/広汎性発達障害)
- LD/SLD(限局性学習症/限局性学習障害)
同じ診断名でも、人によって多様な特性が現れるのが発達障害の特徴です。また、いずれかの発達障害のある人は、他の発達障害が併存している可能性もあります。
発達障害の概要や種類、原因、治療方法などについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
まとめ:発達障害で働けない人ができることはたくさんあります

次のステップに進むためのヒントは見つかりましたか?
大切なことは、発達障害に関する悩みを一人で抱え込まないことです。
医師やご家族、支援機関など、あなたが相談できる相手はたくさんいます。
ぜひ「働けない」と思い詰めずに、周囲の人を頼ってみてくさい。
このコラムが、発達障害での就労に悩むあなたの助けになれば幸いです。
発達障害があるのですが、いま働けません。どういった支援がありますか?
発達障害のことを知りたいです。
発達障害とは、脳の機能的な問題や働き方の違いにより、物事の捉え方や行動に違いが生じることで、日常生活および社会生活を送る上で支障が出る、生まれつきの脳機能障害のことです。
詳細については、こちらで解説しています。
監修志村哲祥

しむら・あきよし。
医師・医学博士・精神保健指定医・認定産業医。東京医科大学精神医学分野睡眠健康研究ユニットリーダー 兼任准教授、株式会社こどもみらいR&D統括。
臨床医として精神科疾患や睡眠障害の治療を行い、また、多くの企業の産業医を務める。大学では睡眠・精神・公衆衛生の研究を行っており、概日リズムと生産性、生活習慣と睡眠、職域や学校での睡眠指導による生産性の改善等の研究の第一人者。
【著書など(一部)】
『子どもの睡眠ガイドブック(朝倉書店)』『プライマリ・ケア医のための睡眠障害-スクリーニングと治療・連携(南山堂)』
他、学術論文多数
日経新聞の執筆・インタビュー記事一覧
時事メディカルインタビュー「在宅で心身ストレス軽減~働き方を見直す契機に」
監修キズキ代表 安田祐輔

発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病などの方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。
【著書ピックアップ】
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(2021年12月、翔泳社)』
Amazon
翔泳社公式
【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2024年10月現在11校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2024年10月現在6校)
【その他著書など(一部)】
『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法(KADOKAWA)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』『暗闇でも走る(講談社)』
日経新聞インタビュー『働けたのは4カ月 発達障害の僕がやり直せた理由』
現代ビジネス執筆記事一覧
【メディア出演(一部)】
2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)
監修角南百合子
すなみ・ゆりこ。
臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。
サイト運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2024年10月現在、首都圏・関西に6校舎を展開しています。トップページはこちら→