就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) ASDのある人に向いてる仕事とは? 向いてない仕事や続かない理由も解説

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。

ASD(自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)のあるあなたは、仕事や働き方について以下のように悩んでいませんか?

  • ASDの特性によって仕事でミスが続いていてつらい
  • 仕事で感じるストレスが強く、心身ともに体調を崩しがち
  • 何度か転職してみたものの向いてる仕事がわからず、すぐに転職したくなる

これらの悩みは、ASDの特性を理解した上で、向いてる仕事や環境がわかるようになることで、解決に近づいていきます。

このコラムでは、ASDの概要やASDのある人が仕事が続かない主な理由、ASDのある人に向いてる仕事・向いてない仕事、長く働き続けるための方法などについて解説します。

特性と向き合いながら、無理なく自分らしい働き方を見つけたい人は、ぜひご覧ください。

また、キズキビジネスカレッジ(KBC)では、プロによる徹底した自己理解とスキル習得で、あなたにぴったりの働き方を見つけるサポートをしています。まずは無料相談をご利用ください。

ASDの特性に悩んでいるあなたへ
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定着率

95%

大手平均:90.1%

一般雇用率

58%

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就職までの
最短期間

4ヶ月

就労移行支援利用による就職までの平均期間:15.9か月

  • ※各種グラフは、厚生労働省及び大手就労移行支援事業所HPの公開情報をもとに、株式会社キズキで作成
  • ※KBCは2020年9月1日〜2025年11月1日の集計データ

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ASDとは?

ASD(自閉スペクトラム症/広汎性発達障害、Autism Spectrum Disorder)とは、 人とのコミュニケーションなどに困難が生じる発達障害の一種のことです。(参考:American Psychiatric Association・著、日本精神神経学会・監修 『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』e-ヘルスネット「ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について」CDC 「Autism Spectrum Disorder (ASD) 」厚生労働省 「No.1 職域で問題となる大人の自閉症スペクトラム障害」参考:福西勇夫、福西朱音 『マンガでわかるアスペルガー症候群の人とのコミュニケーションガイド』

かつて使用されていた以下の診断名・分類は、ASDという診断名・分類に統合されています。

  • アスペルガー症候群
  • 自閉症
  • 高機能自閉症
  • 広汎性発達障害(PDD)

それぞれ別の発達障害として、診断基準も異なっていましたが、2013年に行われた『DSM-5』の改訂の際に、厳密に区分するのではなく、地続きの=スペクトラムな障害として捉える現在のASDに変更されました。

ただし、変更前の診断名・分類が、法令や病院、日常会話などで現在も使用されることがあります。また、かつてアスペルガー症候群などと診断された人が、現在のASDという名称を認知していないこともあります。

ASDについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

ASDのある人が仕事が続かない主な理由

この章では、ASDのある人が仕事が続かない主な理由について解説します。

  1. 理由①コミュニケーションの難しさがある
  2. 理由②特定の物事への強いこだわりがある
  3. 理由③感覚過敏がある

理由①コミュニケーションの難しさがある

ASDのある人は、他者の表情から細かな感情を読み取ったり、言葉の裏にある行間をくみ取ったりすることが苦手な傾向があります。

そのため、職場での人間関係の構築やコミュニケーションに苦戦することが多く、場合によっては職場に馴染むことができず、仕事がつらくなる人もいるでしょう。

また、業務上のコミュニケーションにおいても、「いい感じで進めておいて」などと曖昧な指示を受けて適切な対応方法がわからず、結果的に期日に間に合わなかったり、ミスにつながったりすることもあるかもしれません。

このような人間関係やコミュニケーションの難しさが重なると、ストレスを強く感じて体調を崩し休職する、出勤できなくなり退職する、といった状況に陥る可能性があるでしょう。

理由②特定の物事への強いこだわりがある

ASDのある人は、マイルールや決まった手順を大切にし、特定の物事へ強いこだわりを持っている場合があります。

そのため、日々のルーティンワークや決まった手順の仕事を正確にこなすのは得意な反面、当日の朝に突然スケジュールが変更されたり、急ぎのイレギュラー案件が舞い込んだりすると、頭の中が真っ白になって強いストレスを感じることがあります。

このように、自分自身のこだわりを守ることができない仕事や職場環境の場合、常にストレスにさらされるため、継続的に働き続けることが難しくなります。

理由③感覚過敏がある

ASDのある人の多くは、感覚過敏という特性をあわせ持っています。

感覚過敏とは、聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚の五感の一部、または複数からの刺激を過度に感じることで、苦痛や不快感が生じている状態のことです。(参考:イルセ・サン・著、 枇谷玲子・訳『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』、 岡田尊司『過敏で傷つきやすい人たち HSPの真実と克服への道』

症状や程度は人によってさまざまですが、感覚過敏の人の多くが日常生活や仕事の場面においてストレスを感じていると言われています。

ASDのある人の中には、オフィス内で複数の電話が同時に鳴り響く音や周囲の雑談、蛍光灯のまぶしさなどが気になり、目の前の業務にまったく集中できなかった経験があるかもしれません。

このような苦痛や不快感が積み重なると、メンタル面や身体に不調が現れることがあり、結果的に仕事を続けられなくなることがあります。

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ASDのある人に向いてる仕事

この章では、ASDのある人に向いてる仕事について解説します。

なお、ASDの特性は個人によって大きく異なることはもちろん、仕事についても職場によって業務内容や環境は異なります。そのため、ここで解説する仕事はあくまでも一例として参考にしてください。

  1. 仕事①ルーティンワーク
  2. 仕事②専門スキルを活かせる仕事
  3. 仕事③正確性が求められる仕事

仕事①ルーティンワーク

あらかじめ手順が決まっているルーティンワークは、ASDのある人の特性に合いやすいと言えます。

データ入力や経理、定型的な事務作業などが代表的な例です。その日にやるべきことが明確であり、マニュアルに沿って淡々と進められるため、イレギュラーな業務によるストレスがありません。

また、常に決まった仕事の場合、急な変化やトラブルなどによるパニックも起こりづらいため、安心して働けるでしょう。

仕事②専門スキルを活かせる仕事

IT系やクリエイティブ系など、専門スキルを深く掘り下げる仕事も、ASDのある人に向いていると言えるでしょう。

ASDの特性である、特定の分野への強いこだわりや時間を忘れて没頭する過集中の特性を最大限に活かせるためです。

代表的な仕事としては、プログラマーやWebデザイナー、データアナリストなどが挙げられます。

仕事③正確性が求められる仕事

ASDのある人は、こだわりの強さによって細部の違和感にすぐ気がつくことができるため、高い正確性が求められる仕事にも向いてます。

例えば、文章の誤字脱字を見抜く校正業務や、製品の品質管理、システムのテストエンジニアなどが挙げられます。

ほかの人がつい見落とすような微細なミスを発見できる能力は、決して誰にでも備わっているものではありません。

細部まで確認を怠らない姿勢は、サービスの品質を支える重要なポジションで高く評価されるはずです。

ASDのある人に向いてない・避けた方がよい仕事

この章では、ASDのある人に向いてない・避けたほうがよい仕事について解説します。

なお、ASDの特性は個人によって大きく異なることはもちろん、仕事についても職場によって業務内容や環境は異なります。そのため、ここで解説する仕事はあくまでも一例として参考にしてください。

  1. 仕事①臨機応変な対応が求められる仕事
  2. 仕事②マルチタスクが多い仕事

仕事①臨機応変な対応が求められる仕事

毎日、不特定多数の顧客と関わる接客業は、極力避けたほうがよいでしょう。

例えば、飲食店のホールスタッフやクレーム対応など、マニュアルではカバーしきれない突発的なトラブルが日常的に起きる仕事では、相手の感情を即座に読み取って動く必要があり、精神的な消耗が激しくなります。

こちらでも解説したとおり、ASDのある人は特性により、コミュニケーションや臨機応変な対応が難しかったり、大きなストレスを感じたりすることがあります。

心身の健康を守るためにも、予測不可能な事態が常に起こりやすい環境は、できる限り選択肢から外しておくことをオススメします。

仕事②マルチタスクが多い仕事

複数の案件を同時並行で進めるマルチタスクが多い仕事も、無意識のうちに大きなストレスを抱えやすい傾向があります。

例えば、営業アシスタントや進行管理の業務では、電話対応をしながらメールを打ち、さらに関係各所と暗黙のルールに沿った調整を行うといったことが求められます。

加えて、タスクの優先順位がコロコロと変わる可能性もあり、パニックを引き起こす要因になりかねません。

ASDのある人が特性を活かしながら働くマルチタスクが求められる仕事ではなく、一つの物事にじっくり向き合えるシングルタスク中心の業務を選ぶことが大切です。

ASDのある人がネットの情報だけで仕事を選ばない方がよい理由

この章では、ASDのある人がネットの情報だけで仕事を選ばない方がよい理由について解説します。

  1. 理由①特性の現れ方は一人ひとり異なるから
  2. 理由②キャリアアップしづらくなる可能性があるから

理由①特性の現れ方は一人ひとり異なるから

ひとくちにASDと言っても、特性の現れ方や強弱は一人ひとり異なります。

そのため、同じASDのある人であっても向いてる仕事はまったく違っているということは十分にあり得る話です。

しかし、ネット上の情報は一般的なASDの特性を踏まえてはいるものの、あなた個人の特性の現れ方や強弱については考慮されていません。つまり、ネットの情報だけで仕事を選ぶと、ミスマッチが起こる可能性があるのです。

もちろん、ネットの情報が役立つこともありますが、あくまでも参考程度に留めた上で、あなた個人の細かな特性を踏まえた上で、仕事を選ぶことが重要です。

理由②キャリアアップしづらくなる可能性があるから

ネットの情報から特性に合っているという理由だけで仕事を選ぶと、将来的なキャリアアップが難しくなるかもしれません。

特に、障害者雇用・一般雇用にかかわらず、しっかりとした収入を得て自立したいと考えている人は、特性を活かせるかどうかだけでなく、将来的なキャリアアップが見込めるかどうかも見極めておく必要があります。

仕事を通して専門的な知識・スキルが身につけられるか、経験や実績を積むことができるかに加えて、身につく知識・スキルは市場価値が高いか、職種が絞られる場合、平均年収はどのくらいかなどを事前に把握しておきましょう。

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ASDのある人が長く働き続けるための方法

この章では、ASDのある人が長く働き続けるための方法について解説します。

  1. 方法①第三者のサポートを受けて自己理解を行う
  2. 方法②自分の特性に合ったスキルを習得する
  3. 方法③就労移行支援事業所などの専門機関を利用する

方法①第三者のサポートを受けて自己理解を行う

自分らしく長く働き続けるためには、第三者のサポートを受けながら客観的な自己理解を行うことが何よりも重要です。

自分1人で自己理解を進めようとしても、どうしても過去の失敗体験ばかりがフラッシュバックし、自信を失いがちです。

しかし、第三者のフラットな視点を取り入れられれば、「あのときのミスは、環境と特性のミスマッチが原因だった」などと論理的に整理できるようになります。

信頼できる家族や友人などの周囲の人はもちろんですが、就労支援を行っている支援機関の支援員や、病院から紹介を受けたカウンセラーなどであれば、より専門的な視点からアドバイスを得られるでしょう。

方法②自分の特性に合ったスキルを習得する

やりがいを持ってキャリアを築くためには、特性に合ったスキルを習得することも非常に有効な選択肢です。

障害の有無に関わらず、現代のビジネスシーンで求められる専門的なスキルを持っていれば、企業はあなたを高く評価します。

例えば、高度なエクセルスキルや会計知識、データ分析、マーケティングの基礎などを体系的に学ぶことで、選べる仕事の幅は広がりやすくなります。

加えて、自分の特性に合ったスキルを身につけられれば、より高いスキルを身につけることができ、希望の収入や待遇に近づきやすくなるはずです。

方法③就労移行支援事業所などの専門機関を利用する

自分1人では向いてる仕事を見つけられないと感じている人は、就労移行支援事業所などの専門機関を利用することも選択肢の1つです。

就労移行支援事業所とは、一般企業などへの就職を目指す病気や障害のある人に向けて、就職のサポートをする支援機関のことです。

体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができ、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。

就労移行支援は、障害者総合支援法に基づいて行われる福祉サービスです。実際のサービスは、国の基準を満たしたさまざまな民間の就労移行支援事業所が行います。(参考:e-Gov法令検索 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」

一人きりで抱え込まず、信頼できる支援機関に相談してみることが、望む未来への近道となるはずです。

キャリア×メンタルのプロと自分らしく働ける仕事を見つけませんか?

キズキビジネスカレッジ(KBC)は、ASDなどの発達障害のある人のためのサポートを行う就労移行支援事業所です。

この章では、キズキビジネスカレッジ(KBC)を紹介します。

  1. 特徴① ビジネス経験豊富なプロによる対等なサポート
  2. 特徴② 基礎から専門的な内容まで学べる多様なプログラム
  3. 特徴③ 通所とオンラインの柔軟なハイブリッド利用

特徴①ビジネス経験豊富なプロによる対等なサポート

福祉や金融、IT、人材など多様なバックグラウンドを持つスタッフが多数在籍しています。

また、KBCスタッフは、利用者様に対して上から目線で接すること決してなく、社会で活躍する1人のビジネスパーソンとして、対等な立場でキャリアに伴走します。

ビジネスの第一線を知り尽くしたメンタルとキャリアのプロが、あなたに合った働き方を一緒に見つけます。

特徴②基礎から専門的な内容まで学べる多様なプログラム

基礎的なパソコン操作にとどまらず、実務に直結する会計やマーケティング、高度なデータ処理など、実践的なプログラムを多数用意しています。

また、専門スキルの習得などによって、一般雇用就職率約58%、半年後の定着率約95%など高い就労実績を実現しています。

特徴③通所とオンラインの柔軟なハイブリッド利用

休職中でまだ毎朝決まった時間に通う自信がない人や、外出に強い負担を感じる人でも、無理なく安心して利用できる方法を用意しています。

事業所への通所はもちろんですが、オンラインでプログラムを受講することができるため、焦らずご自身のペースを守りながら、着実に自信とスキルを取り戻していける環境となっています。

まとめ:特性を踏まえて無理なく働ける仕事・環境を見つけましょう

ASDのある人が向いてる仕事に出会うためには、特性を踏まえて無理なく働ける環境や働き方を見つけることが何よりも重要です。

加えて、特性を活かせる専門的な知識を身につけることができれば、キャリアアップを目指すことも十分可能です。

これまでにうまくいかない経験があったとしても、「自分は無能なのかもしれない」と卑下したり、キャリアアップを完全に諦めたりする必要はありません。

まずは、専門家や支援機関を利用しながら、自分自身の特性を理解することから始めてみてください。

キズキビジネスカレッジ(KBC)は、通所とオンラインのハイブリッドで無理なくビジネススキルを学べる就労移行支援事業所です。「一般就労を目指したい」「もう仕事で同じ失敗を繰り返したくない」という人は、まずは無料相談でお話をお聞かせください。

相談・見学・資料請求は無料です!
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よくある質問(1)

ASDのある人に向いてる仕事は何ですか?

以下が考えられます。

  • ルーティンワーク
  • 専門スキルを活かせる仕事
  • 正確性が求められる仕事

詳細については、こちらで解説しています。

よくある質問(2)

ASDのある人が長く働き続けるための方法は何ですか?

以下が考えられます。

  • 第三者のサポートを受けて自己理解を行う
  • 自分の特性に合ったスキルを習得する
  • 就労移行支援事業所などの専門機関を利用する

詳細については、こちらで解説しています。

監修志村哲祥

監修キズキ代表 安田祐輔

監修角南百合子

すなみ・ゆりこ。臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。

サイト
運営
キズキビジネスカレッジ(KBC)

うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2026年9月現在、首都圏・関西に12校舎を展開しています。トップページはこちら→

 
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