就労移行支援を利用して就職するコツ 就職成功事例を紹介 | キズキビジネスカレッジ  

就労移行支援を利用して就職するコツ 就職成功事例を紹介

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。

就労移行支援を通じた就職を検討中のあなたは、以下のような疑問や不安をお持ちではありませんか?

  • 就労移行支援を利用しても就職できないんじゃないか?
  • 具体的にどのような支援を受けられるのか?
  • 就労移行支援を通じて就職に結びつくのはどういう人?
  • 就労移行支援事業所を選ぶときのコツは?

あなたに合った就職先をみつけるためのポイントは、障害や病気の特性、症状に対応できる就労移行支援事業所で支援を受けることです。

このコラムでは、就労移行支援を利用したときの就職率、就労移行支援を利用して就職するコツなどについて解説します。あわせて、就労移行支援を利用した人の成功事例を紹介します。

就労移行支援に興味や不安があれば、ぜひ読んでみてください。

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就労移行支援を利用したときの就職率

就労移行支援を利用したときの就職率は、2021年時点で、約48.3%です。

この就職率は、2021年の就職者数2259人、2022年4月1日時点での利用者数4681人に基づいて算出した割合です。(参考:東京都福祉局「令和4年度 就労移行等実態調査 結果概要」

また、特別支援学校を卒業した人のなかで、すぐに就職せずに就労移行支援を利用して一般就労に移行した人の割合は以下のとおりです。(参考:厚生労働省「就労支援施策の対象となる障害者数/地域の流れ」

移行者数
  • 2019年:1万3288人(約54.7%)
  • 2020年:1万1614人(約53.4%)
  • 2021年:1万3946人(約56.3%)
  • 2022年:1万5094人(約57.2%)

以上のとおり、就労移行支援を受けて一般就労に移行した人の割合が増加傾向にあることが分かります。これは、専門的な知識や豊富な経験を持つスタッフが利用者に適した方法でサポートし、悩みや困りごとに寄り添いながら対応しているためと考えられます。

キズキビジネスカレッジ(KBC)における就労支援実績は、以下からご確認ください。

参考

キズキビジネスカレッジ(KBC)「就労支援実績」

就労移行支援を利用して就職するコツ7選

この章では、キズキビジネスカレッジ(KBC)の知見に基づき、就労移行支援を利用して就職するコツについて解説します。

ただし、これから解説するコツを全て網羅していなければ就職できないというわけではありません。

こういうコツに気をつけて就職していった人がたくさんいるという安心材料にしてください。

あなた自身の就職については、就労移行支援事業所にしっかり相談しながら進めることで、よりよい方向に進んで行けるでしょう。(参考:木津谷岳『これからの発達障害者「雇用」』

コツ①あなたに適している就労移行支援事業所を選ぶ

1つ目のコツは、あなたに適している就労移行支援事業所を選ぶことです。

あなた自身に適しているかどうかを見分けるためには、以下のような機会を活用することがオススメです。

  • 気になる事業所の支援員への相談
  • 事業所の見学
  • 体験通所

支援員に相談したり実際に見学したりして、受けられる支援の内容や事業所内の雰囲気などを把握しましょう。

また、ウェブサイトやSNSなどの情報だけで判断せずに、少しでも気になる部分があれば、事業所に直接質問することも大切です。

前もって自分の目で確認すれば、就労移行支援事業所の雰囲気や支援の内容を把握しやすくなるため、通所中のミスマッチを減らすことができます。

また、就労移行支援事業所を選ぶ際は、規模や評判の実積だけで判断するのではなく、自分に合っているかという視点で選ぶようにしましょう。

あなたに合った就労移行支援事業所の見つけ方は、こちらの章でさらに詳しく紹介します。

コツ②就労移行支援の利用と平行して治療を受ける

2つ目のコツは、就労移行支援の利用と平行して治療を受けることです。

就労移行支援の利用と平行して治療を受けておくことで、就職後も安定したコンディションを維持しやすくなります。(参考:障害者職業総合センター「精神障害者の 就労支援における 医療と労働の連携のために」

また、就職活動の準備が始まると、身の回りが慌ただしくなるため「もう通院をしなくてもいい」と自己判断で治療をやめる人がいます。しかし、自己判断で治療をやめると、就職活動に伴う疲労やストレスによって再び体調を崩すことがあります。

そのため、医師から治療が必要だと言われている場合は継続して治療を受けましょう。

また、面接時の担当者は、就職希望者が安定して働けるかどうかをチェックしています。つまり、面接時に体調やコンディションが安定していないと、合格が遠のく恐れがあるのです。

就職を成功しやすくすると共に、あなたの健康を維持しやすくするためにも、就労移行支援の利用と平行して治療を受け続けるようにしましょう。

コツ③就職への不安や悩みを事業所のスタッフに相談する

3つ目のコツは、就職への不安や悩みを事業所のスタッフに相談することです。

就職への不安や悩みを事業所のスタッフに相談すると、プレッシャーやストレスを軽減しやすくなります。

例えば、あなたがうつ病や発達障害による苦労やその特性による退職経験がある場合、再就職や働くことに不安を覚えるでしょう。しかし、不安に思うこと自体は不自然なことではありません。

ただし、その不安を自分1人で抱え込むと、不安を解決できないまま就職に向けて動き出すことになったり、精神的な負担が大きくなったりすることが考えられます。

そのため、まずは不安や悩みを1人で抱えないようにし、就労移行支援事業所のスタッフに相談するようにしてみてください。

就労移行支援事業所のスタッフは、あなたの不安や悩みを聞いてくれることはもちろん、その不安や悩みに合わせて、オススメの対処法や講座、プログラムなどを提案します。

また、通所中に病状などが悪化した場合にも、スタッフへの相談が必要不可欠です。治療を優先することになりますが、病状が落ち着いたら再び就職に向かって進んでいけます。

過剰に不安にならず、就労移行支援の助けを借りながら、就職活動を進めていきましょう。

コツ④あなたのペースで就職を目指す

4つ目のコツは、あなたのペースで就職を目指すことです。

逆の言い方をすると、就職を焦るあまり、自分の性格・関心と合致しないお勤め先にエントリー・就職することは避けたほうがよい、ということです。

短期間のうちに自分に合わない仕事や企業への志望動機を考えるのは難しいですし、面接などもうまく行えない結果、不合格通知を受け取ることが増えていき、プレッシャーが増えていきます。

仮に採用となっても、仕事内容や職場の雰囲気が自分に合わなければ、ミスマッチゆえに、苦しい思いや不本意な短期離職につながることもあるのです。

就職を焦る気持ちは、とてもよくわかります。ですが、せっかく就労移行支援を受けるのであれば、焦らずに自分への理解を深めた上で、より自分に合った仕事を探しましょう。

ポイント⑤あなたの特性や症状に応じた業種から仕事を探す

5つ目のコツは、あなたの特性や症状に応じた業種から仕事を探すことです。

特に、発達障害のある人は、得意・不得意のムラがはっきり出やすい傾向にあります。一般論としては、ADHDであれば、ミスを咎められない寛容な職場や、発案力が活かせる職種が向いているでしょう。

また、ASDのある人であれば、対人折衝の求められない職場や、こだわりの強さを活かせる専門職が向いているかと思います。

ほかにも、うつ病や双極性障害などの精神疾患がある場合は、体調や調子の波にあわせて勤務形態を調整できる職場が適しているでしょう。

いずれにせよ、就労移行支援を受ける過程で、自分の特性や病状を把握したうえで仕事を探すことが大切です。

コツ⑥多様な業種や業界を検討する

6つ目のコツは、多様な業種や業界を検討することです。

就職活動を進める中で、自分の特性などを踏まえて希望する業種や業界が決まってくることもあるでしょう。しかし、業種や業界を限定しすぎると、以下のようなリスクが伴うことがあります。

  • 求人数が限られている
  • 人気の業種・業界の場合、競争率が高い

さらに、就職活動の時点で、自分の希望を決めすぎていると、就職後に想像と違った業務を与えられたときに、精神的な負担やストレスを感じる可能性があります。

現時点で興味のない業界・業種についても調べたり、関連する講座やプログラムを受けたりするうちに、次第に興味を持つことがあります。また、実は向いていたと気づけることもあるでしょう。

そのため、就職活動中は、希望の業種や業界を絞りすぎず、様々な業界・業種について調べたり、就労移行支援事業所のスタッフに相談したりしてみましょう。

コツ⑦障害者雇用での就職を検討する

7つ目のコツは、障害者雇用での就職を検討することです。

雇用枠をしっかりと検討することは、あなたの障害や病気の特性に応じた働き方を実現しやすくするためです。

障害者雇用とは、障害のある人を対象とした雇用枠のことです。障害の特徴や内容に合わせて安心して働けるようにするため、いわゆる一般雇用とは就労条件が異なります。

一般雇用とは、障害者雇用以外の雇用枠のことです。障害の有無にかかわらず誰でも応募することが可能です。

障害者雇用では、発達障害の特性や病気の症状に対して、職場から業務量や業務内容への配慮が得られます。障害者雇用で働くためには、一般的に障害者手帳の所持が必要です。

実際に、障害者雇用で就職してから「働きやすくなった」と感じる人はいます。ただし、一般雇用に比べると、給与水準やキャリアパスに難点がある可能性があります。

障害や症状の程度や、あなたが何を優先したいかによっても、どちらの雇用枠が合っているかは変わってきます。

なお、ある企業にはクローズ就労・一般枠でエントリーして、ある企業にはオープン就労・障害者枠でエントリーする、といった方法も可能です。雇用枠や就労方法については、就労移行支援事業所に相談しながら考えていきましょう。

障害者雇用やオープン就労・クローズ就労については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

就労移行支援事業所を利用する流れ

就労移行支援事業所を利用する流れは、以下のとおりです。

  • 無料相談・見学・体験利用
  • 障害者福祉サービス受給者証の発行
  • 利用の手続き
  • 個別支援計画に合わせた職業訓練
  • 適性に合う職場探しの開始・就職活動・就職
  • 就職後の職場定着の支援

就労移行支援事業所を利用する流れなどについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

就労移行支援を利用した人の就職成功事例2選

この章では、私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)の就労移行支援を利用して就職を実現した人の成功事例を紹介します。

成功事例①高校入学後にひきこもりを経験、適応障害から希望職種への就職を実現

Oさんは、コミュニケーションが苦手なことをコンプレックスに感じていました。高校入学後のある日、突然学校に行けなくなり、7年間のひきこもりを経験します。

医師による診断では、適応障害ということでした。

ひきこもりの状態から社会復帰をするために、アルバイトでの経験を積むことにしたOさんは、その過程で就労移行支援事業所の存在を知ったそうです。

そしてアルバイトからのステップアップを目指して自分に合った就労移行支援事業所を探す中で、スタッフの印象が良く、信頼できると感じたキズキビジネスカレッジ(KBC)への通所を決めました。

通所を開始したOさんは「Microsoft Office基礎講座」のほかに、生活習慣を変えるきっかけになった「睡眠講座」を受けました。

さらに、スタッフとの月一回の面談を通じて、スキルとメンタルの両面から自信を付けていきました。

就職活動の段階では、面接や履歴書の書き方について客観的かつ具体的な指導を受けられたことが、大きな励みになったそうです。

Oさんはサポートを得ながら、希望する事務職への就職を実現しました。

成功事例②発達障害の診断を受けて料理人を断念、スキルを身につけて事務職に就職

Sさんはキズキビジネスカレッジ(KBC)に通う以前は、料理人として働いていました。

しかし、注文の多い時間帯に、注文を聞きながら料理を作るといったマルチタスクが苦手で、混乱してしまうことが悩みでした。

疲れやストレスが溜まって病院を受診したところ、発達障害が判明します。同時に、職場への不適応から退職を決意しました。

退職後、発達障害の当事者会で就労移行支援について知ったSさんは、キズキビジネスカレッジ(KBC)に通所しながら自分の強みを見つけることにしました。

スタッフの指導を受けながら、Microsoft Officeソフトの使用を含むパソコンスキルを身につけているうちに、退職前に抱いていたあきらめの気持ちが消えて、自信を持てるようになったそうです。

また、利用者同士のチームワークも、モチベーションの向上につながりました。

そして、支援員との相談を重ねるうちに、障害者雇用枠で就労することのメリットを知ったSさんは、パソコンスキルを活かせる職種での就職活動を開始し、事務職への就労を実現しました。

就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所とは、一般企業などへの就職を目指す病気や障害のある人に向けて、就職のサポートをする支援機関のことです。体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができ、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。

就労移行支援は、障害者総合支援法に基づいて行われる福祉サービスです。実際のサービスは、国の基準を満たしたさまざまな民間の就労移行支援事業所が行います。(参考:e-Gov法令検索「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」

就労移行支援事業所は各地にあります。私たち、キズキビジネスカレッジ(KBC)もその一つです。それぞれ特徴が異なるため、気になるところがあれば問い合わせてみてください。

就労移行支援の概要や支援内容、利用条件、利用期間、利用料、利用する流れなどについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

まとめ:就労移行支援を利用して就職を成功させましょう

就労移行支援を活用して就職を成功させるうえで重要なポイントは、あなたに合った就労移行支援事業所を見つけることです。

そして、あなたに合った就労移行支援事業所を見つけるためにも、可能な範囲で実際に事業所に足を運び、直接話を聞いたり事業所内の雰囲気を感じたりしてみてください。

また、無料相談や見学の際に、就職に関するお悩みを率直に話すことで、事業所のスタッフもアドバイスがしやすくなりますので、まずは相談してみましょう。

このコラムが、あなたの就職に結びつく就労移行支援事業所探しの助けになれば幸いです。

よくある質問(1)

就労移行支援を利用して就職するまでの流れを教えてください。

以下が考えられます。

  • 問い合わせをして無料相談や見学・体験利用をする
  • 障害者福祉サービス受給者証を取得し入所する
  • 個別支援計画に合わせた職業訓練を受ける
  • あなたの特性や症状に合う職場を探して就職活動をする
  • 就職後の職場定着支援を受ける

詳細については、こちらで解説しています。

よくある質問(2)

就労移行支援を利用して就職するためのポイントはありますか?

以下が考えられます。

  • あなたに適している就労移行支援事業所を選ぶ
  • 就労移行支援の利用と平行して治療を受ける
  • 就職への不安や悩みを事業所のスタッフに相談する
  • あなたのペースで就職を目指す
  • あなたの特性や症状に応じた業種から仕事を探す
  • 多様な業種や業界を検討する
  • 障害者雇用での就職を検討する

詳細については、こちらで解説しています。

監修キズキ代表 安田祐輔

発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病などの方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。

【著書ピックアップ】
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(2021年12月、翔泳社)』

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翔泳社公式 【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2024年10月現在11校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2024年10月現在6校)

【その他著書など(一部)】
学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法(KADOKAWA)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』『暗闇でも走る(講談社)』

日経新聞インタビュー『働けたのは4カ月 発達障害の僕がやり直せた理由』
現代ビジネス執筆記事一覧

【メディア出演(一部)】
2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

サイト運営キズキビジネスカレッジ(KBC)

うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2024年10月現在、首都圏・関西に6校舎を展開しています。トップページはこちら→

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