就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) キャリア再起が不安なあなたへ 人生を立て直す現実的な進め方を解説

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
キャリアについて考えるほど不安が大きくなり、以下のような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
- キャリアが途絶え、再起できる気がしない…
- 今から新たなキャリアを築くのは遅いのではないかと感じている…
このコラムでは、キャリアを再起できる気がしないと感じる人に向けて、不安が生まれる理由や気持ちを立て直す考え方、具体的な行動ステップについて解説します。
あわせて、キャリアを再スタートさせたい人が活用できる公的支援や相談窓口の活用方法も紹介します。
1歩ずつ人生を立て直すための道筋を、ここから一緒に描いていきましょう。
目次
「キャリアを再起できる気がしない」と感じる理由
この章では、キャリアを再起できる気がしないと感じる理由について解説します。
理由①年齢やこれまでの経験から「今さら戻れない」と感じる
1つ目は、年齢やこれまでの経験から、「今さら戻れない」と感じるからです。
中年期は、これから先の昇進や働き方の見通しが現実的に意識されやすい時期とされています。そのため、若い頃のように将来の可能性を広く描きにくくなり、自分の将来像を一定の枠の中で捉えやすくなるのです。
また、「この生き方でよいのか」とこれまでの歩みを振り返る問いに向き合うことで、新しい道を考えるのに迷いが生じる場合もあります。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
年齢や経験に対する受け止め方は、人生半ばの節目に多くの人が経験する心理的な変化です。
将来の見え方が変化している状態だと捉えると、キャリア再起を考える視点を少しずつ整えやすくなります。
理由②仕事での失敗や挫折が自信を奪い、行動できなくなる
2つ目は、仕事での失敗や挫折が自信を奪い、行動できなくなるからです。
職場環境や企業文化の急な変化などを背景に、強い閉塞感や孤立感を経験する人がいます。
「このまま会社にいても未来の選択肢が広がらない」と感じやすく、自分を追い込むような二者択一の考え方になりやすい状況があります。
退職後でも、「逃げた」と受け止めがちになり、心の負担が長く続くこともあるでしょう。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
仕事上の失敗や環境変化によって生じる心理的反応は、個人の価値や能力によるものではありません。失敗やつまずきを経ても、視点を柔軟に持ち直すと、再び行動に向かう力を取り戻しやすくなります。
理由③同じ年代の人と自分を比べて、人生に焦りを感じる
3つ目は、同じ年代の人と自分を比べて、人生に焦りを感じるからです。
中年期は発達心理学の観点でも、人生の在り方を見直す機会が増える時期です。
昇進や収入、役職などの面で同年代との違いが意識されやすく、同年代の人との比較が強まることがあります。また、「このままでよいのか」「納得できる人生になっているか」と内省が深くなると、他人の状況がより刺激として受け止められやすくなります。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
同年代との違いを優劣で判断せず、これまでの歩みや今後の方向性を見直すきっかけとして捉えると、焦りや不安と向き合いながら次の一歩を考えやすくなります。
理由④収入・家族・将来など現実的な問題が重なり、不安が大きくなる
4つ目は、収入・家族・将来など現実的な問題が重なり、不安が大きくなるからです。
中年期には、家族の病気や介護など、生活に直接関わる問題が生じる場合があります。
退職や働き方の変更が収入に影響する現実を意識しやすく、キャリアの選択肢が限られているように感じることもあるでしょう。
また、家族を支えるために働き続ける選択を重ねる中で、心身の負担が積み重なるケースも見られます。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
収入や家族に関する不安は、責任感の表れでもあります。生活全体を見渡しながら状況を整理すると、自分にとって納得感のある選択肢を見つけやすくなります。
キャリア再起に自信をなくしたときに立て直す考え方
この章では、キャリア再起に自信をなくしたときに立て直す考え方について解説します。
考え方①キャリアは一度止まっても、何度でも構築し直せると知る
1つ目は、キャリアは一度止まっても、何度でも構築し直せると知ることです。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では、再就職セミナーやカウンセリングを通じて、40代・50代から新たな働き方へ移行した事例が複数報告されています。
病気や家族の事情、退職や収入の変化などによりキャリアが一区切りついた場合でも、自己理解を深めることで、別の形で働き直した人がいるとも示されています。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
キャリアを構築しやすくするために意識すべきポイントは、以下のとおりです。
- これまでの仕事で得た経験や強みを書き出して整理する
- 今後の働き方で大切にしたい条件や価値観を言葉にする
- 正社員以外の働き方や段階的な再スタートも選択肢に含める
- 今の自分に合ったペースで進めることを意識する
キャリアの再起につながった事例の多くでは、年齢や過去の出来事ではなく、これから何を大切に働きたいのかということに目を向けたことが出発点になっています。
考え方②これまでの経験は、すべて再起の材料になると捉える
2つ目は、これまでの経験は、すべて再起の材料になると捉えることです。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では、会社の経営環境や企業文化の変化を背景に、強い閉塞感や孤立感を抱いた人がいることが報告されています。
その中には、「今の職場を続けるか辞めるか」と限られた選択肢で捉えたことで、判断の負担が大きくなった事例も見られます。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
これまでの経験をキャリア再起の材料として活用するためには、以下のポイントを意識して整理することが大切です。
- 負担を感じやすかった業務や環境を振り返る
- 比較的落ち着いて取り組めた仕事や条件を整理する
- 続けたいと感じた要素と距離を置きたい要素を分けて考える
- 判断に迷ったときの自分の気持ちを言葉にする
違和感を覚えた場面や迷いが生じた背景には、今後の選択を考える手がかりが含まれている場合があります。
過去を切り離すのではなく、経験を一つずつ整理していく姿勢が、キャリア再起の土台となるでしょう。
考え方③他人ではなく、過去の自分と比べて変化を見る
3つ目は、他人ではなく、過去の自分と比べて変化を見ることです。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では、過去の職歴や趣味、社会活動、病歴、管理職経験などが、キャリア再起の妨げではなく、再構築の資源として活かされた事例が報告されています。
趣味や地域活動が再就職につながったケースや、病歴を受け入れたうえで働き方を見直し、再スタートを切ったケースも確認されています。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
過去の自分との比較からキャリア再起につながるヒントを見つけるためには、以下のポイントを意識してみてください。
- これまでの経験で得た強みや工夫を書き出す
- 負担を感じやすかった場面と、その理由を振り返る
- 以前と比べて考え方や大切にしたい軸がどう変わったかを整理する
- 今の自分が無理なく続けられそうな働き方を考える
他人の状況と比べることよりも、自分自身がどのように変化してきたのかを整理する視点は、キャリアを再起させる際に役立ちます。
考え方④第三者の協力を得て時間を変えて取り組む
4つ目は、第三者の協力を得て時間をかけて取り組むことです。
日本労働研究雑誌に掲載されている事例では、キャリアを再起させられた人の多くが、再就職セミナーや個別カウンセリングなど、第三者の支援を活用しつつ、時間をかけていました。
一方で、自分だけの判断で進めたケースでは、自己理解が十分でないまま就職し、再離職につながった例も確認されています。
時間をかけてキャリア再起できる状態を目指すためのポイントは、以下のとおりです。
- 週単位でできた行動を記録し、変化を見える化する
- 不採用が出ても、応募先・条件・準備を1点だけ調整して次に進む
- 支援制度や相談先を早めに押さえ、伴走を確保する
- 就職だけでなく新たな職場での定着までを目標に置き、負担の少ないペースを選ぶ
キャリア再起を長いプロセスとして捉えると、焦りが和らぎ、無理のない形で次の1歩を考えやすくなります。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリア転換支援とアイデンティティ」、厚生労働省「就職氷河期世代に対する職業安定行政における今後の取組について」)
キャリアの再起がうまく進みやすい人の共通点
この章では、キャリアの再起がうまく進みやすい人の共通点について解説します。
共通点①正社員にこだわらず、段階的な就業から再スタートしている
1つ目は、正社員にこだわらず、段階的な就業から再スタートしていることです。
キャリア再起が順調に進んだ事例では、体力やブランクへの配慮を行いながら、負担の少ない働き方から再構築を進めている傾向が見られます。
厚生労働省のデータによると、令和5年度のトライアル雇用後の常用雇用移行率、つまり1年以上働くことを前提とした雇用契約に移行した人の割合は約70.0%とされています。
つまり、段階的な就業が、再起の選択肢として現実的であることが数値からも示されているのです。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」、厚生労働省「就職氷河期世代支援」)
いきなり正社員を目指すのではなく、まず試す形で就業を始めると、自分に合った働き方を見極めやすくなるでしょう。
共通点②働きながら学び直しや職業訓練を並行して進めている
2つ目は、働きながら学び直しや職業訓練を並行して進めていることです。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査でも、負担の少ない働き方に移行しながら、職業訓練や学び直しを行ったケースが複数報告されています。
この調査結果から、就業と学習を切り分けずに進める方法が、キャリア再起につながりやすいことがわかります。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
仕事と学びを並行して進めると、実務と結びついた形でスキルを積み重ねやすくなり、キャリア再起に向けた準備を現実的なペースで進めやすくなるでしょう。
共通点③支援機関を早い段階で活用している
3つ目は、公的支援を早い段階で活用していることです。
日本労働研究雑誌の事例では、再就職セミナーや個別カウンセリングなど第三者の支援を活用した人ほどキャリア再起が安定し、自己判断のみで進めた場合は再離職につながりやすい傾向が確認されています。
具体的な支援機関として、ハローワークには就職氷河期世代や中高年層向けの専門窓口が全国92か所設置されています。
就職準備から定着までを一貫して支援し、令和6年度の正社員就職率は約63.8%でした。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」・厚生労働省「就職氷河期世代支援」)
1人で判断を抱え込まず、早い段階から公的支援を取り入れると、状況を整理しながらキャリア再起への道筋を描きやすくなるでしょう。
具体的な支援機関は、こちらで紹介しています。
共通点④時間がかかることを前提に行動している
4つ目は、時間がかかることを前提に行動していることです。
日本労働研究雑誌の事例では、数か月から年単位の停滞期を経てキャリア再起に至ったケースが複数確認されています。
また、不採用や試行雇用を経験しながら、段階的に再構築を進めた人ほど、キャリア再起後の職場定着が安定しやすい傾向が見られます。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中年期のキャリアと心理的変化」)
短期的な結果にとらわれず、「今はキャリアの再構築の途中」と捉えながら進めると、無理のない形で定着を目指しやすくなります。
キャリアを再起したい人にオススメの行動ステップ
この章では、キャリアを再起したい人にオススメの行動ステップについて解説します。
ステップ①これまでの仕事・スキル・強みを整理して自分を知る
1つ目は、これまでの仕事・スキル・強みを整理して自分を知ることです。
キャリアを再起する際は、何ができるのか、どんな場面で力を発揮してきたのかなどを言葉にしておくと、次の選択肢を考えやすくなります。
具体的な進め方は、以下のとおりです。
- これまで携わった仕事や役割を書き出す
- 印象に残っている業務や成果を振り返る
- その中で身についたスキルや工夫した点を整理する
- 周囲から評価された点や任されやすかった役割を確認する
過去の経験を整理すると、自分では当たり前だと思っていた力や工夫が強みとして見えてくる場合もあります。
焦って答えを出そうとせず、今の自分を知るところから始めると、次の1歩を考えやすくなるでしょう。
ステップ②転職・学び直し・働き方の選択肢を一覧で整理する
2つ目は、転職・学び直し・働き方の選択肢を一覧で整理することです。
キャリアの再起では、転職するかどうかだけでなく、働き方や学び方を含めて選択肢を広く整理するのが重要です。
選択肢を可視化することで、今の状況に合った道を冷静に検討しやすくなります。
厚生労働省の資料によると、60歳以上で働く人の約9割が「70歳くらいまで働きたい」と回答しており、仕事に対して収入以外の価値を求める傾向も強まっています。
長く働くことが前提となる時代では、1つの進路にこだわりすぎないことが大切です。(参考:厚生労働省「職業人生の長期化・多様な働き方が広がる中での人材開発・キャリア形成」)
例えば、以下のような観点で転職・学び直し・働き方について整理してみましょう。
- 正社員・契約社員・派遣などの働き方
- 転職と並行した学び直しや職業訓練
- 段階的な就業や負担の少ない働き方
- 公的支援や相談窓口の活用
選択肢を一度すべて並べてみると、今すぐ決めなくて良いことも含めて判断できるようになります。
全体像を把握することが、無理のないキャリア再設計につながるでしょう。
ステップ③小さな行動から始めて、成功体験を積み重ねる
3つ目は、小さな行動から始めて、成功体験を積み重ねることです。
人は「自分ならできる」と感じられる時には積極的に動けますが、自己効力感が低い状態では行動自体を避けやすくなります。
自己効力感は生まれつきの能力ではなく、行動と経験によって高められるものです。
小さな行動から始めて成功体験を積み重ねる方法は、以下のとおりです。
- 求人情報を眺める、セミナーに申し込むなど負担の小さい行動から始める
- 行動できた事実をできた経験として認識する
実際に、自己効力感が高い人ほど、就職活動やキャリア選択を主体的に進めやすい傾向があることが示されています。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査」)
転職はもちろんですが、何を学び直すか、どんな働き方を選ぶかなどは、決断を急ぐ必要はありません。小さな行動を1つずつ積み重ねると、キャリア再起への確かな土台になります。
ステップ④ひとりで抱えず支援機関を利用する
4つ目は、ひとりで抱えず支援機関を利用することです。
キャリアの再起では、早い段階で第三者の支援を受けることが重要です。
不安や迷いを1人で整理しようとすると、視野が狭まりやすく、判断が停滞しがちになります。
また、自分1人では見えにくかった選択肢が、相談を通じて明確になるケースも少なくありません。
具体的な支援機関については、こちらで紹介しています。
キャリア再起を目指す人が利用できる支援機関
この章では、キャリア再起を目指す人が利用できる支援機関を紹介します。
支援機関①ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所)とは、 仕事を探している人や求人を募集したい事業者に対して、就労に関連するさまざまなサービスを無償で提供する、厚生労働省が運営する支援機関のことです。正式名称は公共職業安定所で、職安と呼ぶ人もいます。 (参考:厚生労働省 「ハローワーク」 厚生労働省 「ハローワークインターネットサービス」 厚生労働省 「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績」 、東京労働局 「東京ハローワーク」 、厚生労働省 「こころの健康サポートガイド」 、厚生労働省 「ハローワークにおける障害者の就労支援」 )
全国に500ヶ所以上あり、主に職業相談や職業訓練、求人情報の提示、雇用保険や雇用対策など、地域密着型の雇用に関する幅広いサポートを行います。
また、ハローワークには、希望の仕事で働くために必要なスキルや知識などを習得できるハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)があるため、ITやWEBデザインなど、各専門分野に特化したコースで学習可能です。(参考:厚生労働省「ハロートレーニング」、厚生労働省「ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)」)
加えて、現在政府が主導して、就職氷河期世代や中高年層(ミドルシニア)に向けた、就職氷河期世代支援プログラムを行っており、ハローワークでも積極的に支援が行われています。(参考:厚生労働省「就職氷河期世代支援」、内閣官房「政府では、令和7年4月25日より関係閣僚会議を立ち上げ、就職氷河期世代の皆様の支援策について議論を行っています。」)
就労・社会参加・家計改善の3本柱で支援を実施することに加えて、妊娠・出産・育児・介護などのライフイベントと働き方に関する相談・支援、ひきこもりからの就職に関する支援など、幅広いサポートが受けられます。
ハローワークについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
支援機関②キャリアコンサルティング
2つ目は、キャリアコンサルティングです。
キャリアコンサルティングは、「勝ち組・負け組」を固定せず、人生の各段階でやり直せる社会の実現を目的とした支援です。
キャリアコンサルティングで受けられる支援の内容は、以下のとおりです。(参考:文部科学省「生涯にわたるキャリア形成支援の在り方について」)
- 職務経験や強みを整理し、自己理解を深める
- 再就職、学び直し、起業を含めた進路を整理する
- 正規・非正規の転換や再雇用に関する相談を行う
- 再チャレンジ創業に向けた資金・制度の情報を得る
- リスキリング支援や学び直しの案内を受ける
- 複数の進路相談を一か所で進める
フリーター、離職経験のある人、事業経験のある人など、それぞれの状況に応じた支援が用意されています。
キャリアコンサルティングを活用すると、過去の経歴を活かしながら、自分に合った次の選択肢を整理しやすくなります。
支援機関③就労移行支援事業所
就労移行支援事業所とは、一般企業などへの就職を目指す病気や障害のある人に向けて、就職のサポートをする支援機関のことです。
体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができ、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。
就労移行支援は、障害者総合支援法に基づいて行われる福祉サービスです。実際のサービスは、国の基準を満たしたさまざまな民間の就労移行支援事業所が行います。 (参考:e-Gov法令検索 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」 )
就労移行支援事業所は各地にあります。私たち、キズキビジネスカレッジ(KBC)もその一つです。
それぞれ特徴が異なるため、気になるところがあれば問い合わせてみてください。
就労移行支援ついては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
キャリアの再起に関するよくある質問
この章では、キャリアの再起についてよくある質問を紹介します。
Q1. 転職と学び直しはどちらを優先すべきですか?
キャリアの再起を考える場合、転職よりも先に学び直しを行うほうがオススメです。
学び直しは転職と切り離された行動ではなく、転職の質や納得感を高める土台になります。
実際、学び直しを経験した人の62.6%が転職意向を持っているとされており、学び直しと転職は強く連動しています。
学び直しをしている人の転職理由は、「望む仕事に就きたい」「能力を高めたい」といった前向きな動機が中心です。
一方、学び直しをせずに転職する場合は、労働条件や人間関係など環境面の不満が理由になりやすい傾向があります。
また、学び直しを行ったうえで転職した人の多くが、仕事への満足感や年収の向上を実感しています。ただし、昇進や地位の向上は学び直しだけで決まるものではなく、職歴や実績も影響します。(参考:第一生命経済研究所「学び直しと転職に関する調査」)
人生100年時代においては、先に学び直しで準備を整え、その後に転職を検討する流れが、無理のないキャリア設計といえるでしょう。
Q2. キャリアの再起に失敗すると取り返しがつかないですか?
キャリアの再起に失敗しても、取り返しがつかなくなることはありません。
転職は人生そのものではなく、キャリアの一過程にすぎないためです。失敗経験は、次の選択をより良くするための自己分析や方向修正につながります。
実際に、転職後にミスマッチを経験した人でも、その経験を通じて自分に合わない環境を明確にし、別の業界や職種で再評価され再就職に成功する事例は多く見られます。(参考:転職失敗後のキャリア再起事例)
一度の失敗でキャリアが決まるわけではありません。失敗を次の行動に活かす視点を持つことが、キャリア再起を成功させるポイントです。
まとめ:キャリアの再起に向けて、今できる一歩から踏み出そう
「キャリアを立て直したい」と考えても先が見えず、不安や迷いから動けなくなることがあります。
これまでの選択や経験を振り返るほど「このままで大丈夫だろうか」と感じる人も多いでしょう。
その不安は、今の状況を見つめ直し、これからを考える準備ができているサインでもあります。
無理に答えを出そうとするのではなく、まずは今できる行動を一つ選ぶことが大切です。
すぐに結果が出なくても問題ありません。1歩ずつ行動を重ねていくと、不安はやがて納得感や自信へと変わっていきます。
焦らず、自分のペースで進めていきましょう。
このコラムが、キャリアの再起に向けて踏み出すきっかけになれば幸いです。
よくある質問(1)
- なぜ「キャリアを再起できる気がしない」と感じるのでしょうか?
-
以下が考えられます。
- 年齢やこれまでの経験から「今さら戻れない」と感じる
- 仕事での失敗や挫折が自信を奪い、行動できなくなる
- 同じ年代の人と自分を比べて、人生に焦りを感じる
- 収入・家族・将来など現実的な問題が重なり、不安が大きくなる
詳細については、こちらで解説しています。
よくある質問(2)
- キャリアを再起したい人にオススメの行動ステップはありますか?
-
以下が考えられます。
- これまでの仕事・スキル・強みを整理して自分を知る
- 転職・学び直し・働き方の選択肢を一覧で整理する
- 小さな行動から始めて、成功体験を積み重ねる
- ひとりで抱えず支援機関を利用する
詳細については、こちらで解説しています。
監修キズキ代表 安田祐輔
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