就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) 発達障害のある人が復職で悩んだら 再休職を防ぎながら働く方法を解説

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
休職中の発達障害のあるあなたは、休職期間が残り少なくなり、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 会社から復職面談の連絡が来たけれど、復帰しても休職を繰り返しそう
- 休職中にADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害) の特性があることが分かり、もとの業務に戻れる自信がない
- キャリアを諦めたくないけれど、今の会社が自分に合っているのか分からない
これらの不安や課題は適切なステップを踏むことで、少しずつ解決に近づいていきます。
このコラムでは、発達障害のある人が安心して復職するためのステップや今の職場に復職しない場合の選択肢について解説します。
あわせて、休職中に利用できるリワークや自分らしいキャリアを再構築できる就労移行支援事業所を紹介します。
元の職場へ戻るべきか迷っている人、復職することに対する恐怖心を抱えている人は、ぜひご覧ください。
目次
発達障害のある人が安心して復職するためのステップ
この章では、発達障害のある人が安心して復職する方法について解説します。
ステップ①主治医に相談し復職可能の診断書をもらう
復職するための準備を進める前の大前提として、主治医の客観的な判断を仰ぐことが何よりも大切です。
焦る気持ちに任せて復帰を急ぐと、脳や心身の疲労が抜けきっておらず、体調を崩す可能性が高まるからです。
医師との対話を通じて、睡眠の質や日中の集中力がビジネスに耐えうるレベルまで回復したと判断されて初めて、復職可能を証明する診断書が発行されます。
そのため、まずは通院先の病院で復職したい旨を伝え、主治医と相談してみましょう。
ステップ②会社と復職に向けた面談を行う
診断書を受け取った後は、会社の人事を担当する部署や上司との面談に臨みます。
面談では休職を招いた根本的な原因を会社側と共有し、再発を防ぐための業務調整やサポート体制をすり合わせる必要があります。
また、現在の心身の回復具合に加え、休職中に気づいた発達障害の特性についても共有するとよいでしょう。
面談に強い恐怖や不安がある場合は、会社に配慮してほしい内容や自分の取扱説明書をあらかじめテキストにまとめておくと、落ち着いた気持ちで面談に臨めるはずです。
ステップ③復職プランに沿ってリハビリ出社から始める
会社との調整を終えたら、段階的なリハビリ出社からスタートするのが一般的な流れと言えます。
最初の数ヶ月は、極力心身に負荷がかからないようセーブしながら、オフィスの環境や働くリズムに慣れる期間を設けることで、再休職を防ぎやすくなるでしょう。
例えば、最初は週3日、午前中の3時間だけ出社してメールチェックなどの比較的負担の少ない業務から行い、徐々にフルタイム勤務へと戻していきます。
周りの同期が忙しく働いていると焦る気持ちも湧くかもしれませんが、まずは定時まで仕事に取り組める体力や集中力を無理のないペースで戻していきましょう。
休職中に利用できるリワークとは?
安心して復職するために利用できる支援の1つにリワークがあります。
リワークとは、「return to work」の略で、 病気や障害が原因で休職中の人を対象に行う、復職や転職、再就職に向けたリハビリテーションのことです。
リワークプログラムと同じ意味で、復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムという名称が使われることもあります。
この章では、リワークの特徴について解説します。
なお、ここで解説するのはあくまでも一般的なリワークの支援内容に基づくものです。
実施する支援機関によって実施内容が異なる場合もありますので、気になるリワークがあれば直接問い合わせることをオススメします。
特徴①生活リズムの改善と安定した通所の訓練
リワークの第一歩は、生活リズムを立て直し、仕事に耐えられる体力を戻すことです。
休職期間が長引くほど昼夜が逆転しやすく、復職後に毎朝の出社時間に出勤することが難しかったり、体力が落ちていて長時間仕事に集中し続けることが難しい場合があります。
リワークを通じて、決まった時間に起きて特定の場所に移動し、数時間を過ごすルーティンを毎日積み重ねることは、復帰するための盤石な土台作りにつながるのです。
特徴②自分の特性を客観的に理解するプログラム
リワークでは、専門のワークを通じて自分の発達障害特性を深く客観視する機会が用意されています。
過去の業務でつまずいた原因を論理的に分析・特定できなければ、復職しても同じ壁にぶつかるリスクがあるからです。
例えば、複数のクライアント案件を並行管理するマルチタスクに大きな負担を感じる場合は、1つのタスクに集中できる業務であれば問題ないのか、クライアントとのコミュニケーションでストレスがかかっていたのではないか、など細かく原因を深堀りしていくと良いでしょう。
また、整理した自分の苦手業務を、自分の取扱説明書としてまとめておけば、上司や同僚などの職場の人にも説明しやすくなるはずです。
特徴③模擬業務を通じたストレス対処法の習得
プログラムの中盤以降では、実際の現場に近いビジネス業務を通じてストレス対処法を身につけていきます。
オフィスに近い適度な負荷の中で自分のメンタルをコントロールし、適切にストレスを対処できるようになれば、安心して復職できるはずです。
具体的には、グループでの資料作成やミーティング、予期せぬタスクの割り込みに対して、どのように優先順位をつけて周囲と調整するかということを実践します。
実際の職場に近い形でストレスへの対処法を実践できれば、元の職場に戻る恐怖心もやわらぐはずです。
発達障害のある人が今の職場に復職しない場合の選択肢
この章では、発達障害のある人が今の職場に復職しない場合の選択肢について解説します。
選択肢①現在の会社内で配置転換や業務調整を相談する
今の会社に戻る場合であっても、同じ職場に戻らなければならないわけではありません。
部署の配置転換や担当業務の調整を会社へ打診する選択肢があります。
休職した原因が、職場環境や職場の人間関係、業務内容などとのミスマッチである場合、何も変えずに同じ職場で再度体調を崩すリスクがあります。
例えば、マルチタスクが苦手な人であれば、クライアントの急な要望への対応が多発する部署から、一つのプロジェクトの数字にじっくり集中できる部署に異動することで安心して働けるようになるはずです。
復職面談の際に会社の産業医や人事を担当する部署の担当者と対話を重ね、自分の強みが活きるポジションへの再配置が可能かどうか、相談してみる価値は十分にあるでしょう。
選択肢②就労移行支援などを活用し転職する
もしも現在の会社に戻ることに強い拒絶感があるのなら、自分の特性に合う仕事に転職する方法もあります。
無理をして一つの会社で働き続け、今以上に体調を崩したり、二次障害につながったりすることは、何より避けるべき事態です。
とはいえ、一度休職を経験していると、「転職しても同じ状況になるかも」「転職して短期間で離職したらどうしよう」などと不安に思う人も少なくないはずです。
そのような場合は、就労移行支援などの支援機関を活用しましょう。
就労移行支援事業所とは、一般企業などへの就職を目指す病気や障害のある人に向けて、就職のサポートをする支援機関のことです。
体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができ、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。
厚生労働省が公表しているデータを見ても、就労前訓練を受けている人、地域の就労支援機関との連携がある人は、そうでない人と比較して職場への定着率が高くなっています。(参考:厚生労働省「障害者雇用の現状等」)
休職したからといって、これまで積み上げてきたあなたのキャリアや市場価値を諦める必要は全くありません。むしろ、転職は環境のミスマッチを解消し、自分らしく働くための前向きな一手と言えます。
一緒に自分らしいキャリアを再構築しませんか?
キズキビジネスカレッジ(KBC)は、自己理解や高度なスキル獲得を通して、発達障害のある人の就職や再就職をサポートする就労移行支援事業所です。
この章では、キズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴について紹介します。
特徴①ビジネス経験豊富なスタッフによる対等なサポート
キズキビジネスカレッジ(KBC)の最大の特徴は、多様なビジネスバックグラウンドを持つスタッフがあなたの伴走者になることです。
金融やIT、人材など、民間企業でキャリアを積んできたスタッフが多数在籍しているため、ビジネスパーソンとしてのあなたの視座や悩みをそのまま共有できます。
また、あなたと同じ目線に立ち、これまでのキャリアや今お持ちのスキル、あなたの希望に基づいて、あなたの強みをこれからどう活かしていくかを一緒に考えます。
特徴②ITやマーケティングなどハイクラスなビジネススキルの習得
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、次の職場で即戦力として活躍できる高度なスキルを習得できるプログラムを用意しています。
具体的には、Webマーケティングやプログラミング、データ分析、高度な会計知識などを、あなたのペースに合わせて基礎から応用まで徹底的に学び直せます。
加えて、通所とオンラインを組み合わせながら利用できるため、休職中の体調に合わせながら、効率的に自身の市場価値を高めていけます。
特徴③高い一般雇用就職率と職場定着率
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、徹底した自己理解と高度なビジネススキルの習得という両輪により、これまで多くの利用者様をサポートしてきました。
そして、具体的な実績として、以下の強みがあります。
- 就職実績全体の約58%が一般雇用で就職
- 利用開始から就職までの最短通所期間は4ヶ月
- 入社6ヶ月後の職場定着率は約95%
今の会社にそのまま復職すべきか、それとも新しいキャリアを探すべきか、一人で悩む必要はありません。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、多様な業界を経験してきたメンタル×キャリアのプロが、あなたの現状やこれからの希望を同じ目線に立って一緒に考えていきます。
まずは、無料の個別相談や見学を活用して、あなたらしい働き方の選択肢を広げてみませんか。お気軽にお問い合わせください。
まとめ:焦らずにあなたの特性が活きる働き方を見つけましょう
復職が迫ってくると焦りや恐怖から、今後のことを悲観的に考えることもあると思います。
しかし、無理に元の職場に戻ろうとする必要はありません。また、不安な中で1人で新たな職場を見つけようとする必要もありません。
キズキビジネスカレッジ(KBC)は、あなたの「もう一度働きたい」、「特性を活かした働き方を見つけたい」という思いを何よりも尊重し、同じ目線に立って伴走します。
まずは一歩を踏み出して、私たちにその胸の内にある不安をお聞かせください。
よくある質問(2)
- 発達障害のある人が安心して復職するためのステップは?
-
以下が考えられます。
- ステップ①主治医に相談し復職可能の診断書をもらう
- ステップ②会社と復職に向けた面談を行う
- ステップ③復職プランに沿ってリハビリ出社から始める
詳細については、こちらで解説しています。
よくある質問(2)
- 発達障害のある人が今の職場に復職しない場合の選択肢はどんなものがありますか
監修志村哲祥
監修キズキ代表 安田祐輔
監修角南百合子
すなみ・ゆりこ。臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。
サイト
運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2025年9月現在、首都圏・関西に9校舎を展開しています。トップページはこちら→


