就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) ADHDの就職活動 成功のための重要事項を解説

こんにちは。就労移行支援事業所・ キズキビジネスカレッジ(KBC) の寺田です。

あなたは、ADHD(注意欠如・多動性障害)のために就職活動がうまくいかないのではないかと不安になっていませんか?

たしかに、就職活動をする上でADHDの特性で困難が生じることがあるかもしれません。

しかし、ADHDの特性を強みとして活かす方法がわかれば、あなたに合った就職先は見つかりやすくなるはずです。

このコラムでは、就職を希望しているADHDのある人向けに、ADHDの特徴、アピールポイント、あなたに合った就職先の見つけ方を徹底解説します。

また、就職活動をしていく中で「自分はもしかしてADHDではないのか?」と思い当たった人にも役立つ内容となっていますので、お悩みの人はぜひこのコラムをご参照ください。

ADHDでお困りの人をひとりでも減らすことができれば幸いです。

就職活動について悩んでいるADHDのあるあなたへ
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就職までの
最短期間

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  • ※各種グラフは、厚生労働省及び大手就労移行支援事業所HPの公開情報をもとに、株式会社キズキで作成
  • ※KBCは2020年9月1日〜2025年11月1日の集計データ

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就職活動における、ADHDの特性の長所と短所

就職活動における、ADHDの特性の長所と短所

ADHDの特性でも、特に就職活動を進めるために考えるべき長所と短所を紹介します。

特に就職活動の際は、ADHDを単なる障害ととらえるのではなく、特性として受けとめることが大切です。

その上で、自分はADHDの特性の中がどのように現れているのか(現れやすいのか)を見極める必要があります。

そうした見極めや就職活動全体については、転職エージェントや就労移行支援事業所など、ADHDに理解のある就労支援機関を積極的に利用することをオススメします。

特徴をそれぞれ長所と短所にわけて理解することができれば、あなたに合った就職先を探すポイントは見えてきますので、順に見ていきましょう。

  1. ADHDの特性の強み(長所)
  2. ADHDのある人の短所
  3. 補足:ADHDのある人に向いてる職業・働き方

①ADHDの特性の強み(長所)

①ADHDの特性の強み(長所)

ADHDのある人が就職する上で長所になりうる点として以下の5つが挙げられます。(参考:榊原洋一、高山恵子『図解 よくわかる大人のADHD』)

  • 独創性に富んでいて発想力がある
  • 好奇心旺盛でチャレンジング
  • 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
  • 興味のある分野であれば寝食も忘れて没頭できる
  • 決断力があってスピーディーに物事を判断できる

中でも、ADHDのある人の発想力や独創性が大きな強みになるという話は有名です。

発達障害の専門家として著名な福島学院大学大学院教授の星野仁彦氏は、ADHDのある人の独創性が過集中の傾向とあわさることで優れた成果をあげられると指摘しています。

過集中とは、自分の興味、関心の有無によって集中力と意欲が一気に高まる、ADHDに典型的な特徴の一つです。 (参考:星野仁彦『 発達障害に気づかない大人たち 』)

ADHDのある人の好奇心や独創性は、長所にも短所にもなる症状です。

過集中傾向と併せてプラス方向に活用できれば、自分の才能や能力にあった職種で生き生きと仕事をすることができ、結果的に素晴らしい業績を残せる可能性があります。

②ADHDのある人の短所

②ADHDのある人の短所

反対に、ADHDのある人の短所にはどのようなものがあるのでしょうか?

ADHDのある人の短所として以下の5つが挙げられます。(参考:日本精神神経学会『今村明先生に「ADHD」を訊く』)

ADHDの短所
  • 書類の記入漏れなどのミスをしやすい
  • 仕事の優先順位をつけるのが苦手で先延ばししがち
  • マルチタスクをしようとすると業務効率が落ちる
  • 机のうえを散らかしがちで、書類や物を失くす
  • 深く吟味せずに応答したり行動する

こうした特徴をカバーするための工夫は、サポート団体などと一緒に考えていくことが可能です。

就職先を探す際には、こうした短所の影響が出にくい職種や短所への対策が立てやすい職場を選んでみるのも一つの手です。

補足:ADHDのある人に向いてる職業・働き方

就労を検討する際には、ADHDのある人に向いてる職業・働き方かどうかを考えることも大切です。

ADHDの特性を活かすことができ、また自由度の高い働き方がオススメです。

ADHDのある人に向いてる職業・働き方については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

ADHDのある人が実際の就職活動で困ること4選とその解決策

ADHDのある人が就職活動で困るのは具体的にどのような点なのでしょうか?

今回は、以下の4つを取り上げていきます。

  1. スケジュール管理がうまくできない
  2. 時間に間に合わない(遅刻が多い)
  3. 忘れ物や見落としが多い
  4. 面接やディスカッションが上達しない

改善に向けての取り組みも紹介しますので、悩んでいる人は、ご自身のADHDの傾向と照らしあわせながら確認してみてください。

①スケジュール管理がうまくできない

①スケジュール管理がうまくできない

ADHDのある人の悩みとして、スケジュール管理がうまくできないというのは筆頭に挙げられるものです。

就職活動においては、複数企業のエントリーシートの締切や面接の日程を管理しなければなりません。

しかしADHDのある人はこうした日程調整が苦手な傾向にあるため、ダブルブッキングして困ることが往々にしてあります。

スケジュール管理がうまくなりたいという人は、まずスマホのスケジュール帳やメモ帳を利用する習慣をつくりましょう。スマホの方が、紙の手帳よりもなくしにくいです。

なお、スケジュール管理については、メモを取ることそのものよりも、どんな内容をメモするか、メモの取り方をどうするかの方が重要です。

以下のように、具体的なメモの書き方を身につけられるよいでしょう。

  • 予定が入ったら、すぐにスケジュール帳(メモ帳)に書き込む
  • 面接時間、面接場所を記入する
  • (アプリの場合、仕様で可能なら、)就活日程は、文字の色を変えたり目立たせたりしてカレンダーに記入する
  • (アプリの場合、仕様で可能なら、)重要な予定の枠を目立たせる

その上で、日程調整の場面では記録内容を必ず見ながら話すようにすると、スケジューリングの失敗を防げます。

なお、電話で話しながらスケジュールを調整する場面もあると思います。通話と同時に別のアプリを開く練習や、紙とペンの用意をしましょう。後者の場合、通話中には紙に書いて、通話が終わったらすぐにスマホに転記します。

メモを取ることは、慎重で信頼できる人だという好印象を与えることもできます。次項で紹介するスマホアプリと組み合わせてみるのも一つの手です。

②時間に間に合わない(遅刻が多い)

約束の時間に間に合わない(遅刻が多い)というのもADHDのある人が直面しやすい課題です。

当日の予定確認や目的地に到達するまでにかかる時間の見積もりが甘かったり、出かけるときにいろいろなことが気になって出発の時間が遅れたりするというケースが多いと言われています。

電車遅延や渋滞などが理由で時間に間に合わないということは、誰しも日常的に起こることです。

しかし、遅刻の頻度があまりに多いのがADHDのある人の特徴です。

遅刻しそうなときは、担当の人に連絡をして素直に謝るようにしましょう。

また、スマートフォンのカレンダーのアラームやリマインダーアプリの活用もオススメです。

大切な約束や面接があるときには、スマートフォンのカレンダーなどにアラーム付きで設定をしておきましょう。

このとき、予定そのものの時間ではなく、家を出るべき時間も設定したり、さらには一緒に確認事項や、目的地までの交通経路をスクリーンショットなども付記したりしておくと効果的です。

時間に間に合わないというケースに限らず、ADHDのある人は短所をカバーするために、ツールや周囲のある人を頼るという意識を持つと就職活動も順調に進みやすいです。

③忘れ物や見落としが多い

③忘れ物や見落としが多い

ADHDのある人が就職活動で困ることの3点目は、忘れ物や見落としが多いです。

提出すべき書類を忘れたり、締め切りを見落としたりすることは誰にでもあることですが、ADHDのある人は特性の影響でそういった機会が特に生じやすくなります。

就職活動では些細なミスが原因で採用プロセスから外れることもありますので、入念な対策が必要です。

そこで取り入れていただきたいのが、玄関のドアにその日の持ち物や予定をメモして貼っておくという方法です。

絶対に忘れてはならないような物や面接があるときには、確認のためにも紙に書きだしてみてください。

そして外出する際に、必ず目につくような場所にリマインダーを貼っておくようにしましょう。

ご家族と同居している人であれば、予定や持ち物を前もって伝えておいて当日一声かけてもらうというのも不注意防止策として効果があります。

④面接やディスカッションが上達しない

面接やディスカッションが上達しないという悩みも、よく挙げられるものです。

原因としては、面接中にそわそわして落ちつきがないことや人の話を最後まで聞かないこと、吟味せずに意見を述べることが考えられます。

これでは悪印象を与えるだけでなく、協調性のない人と判断されかねません。

そこでオススメしたいのが、話すときに年配の人に向かって話していることを想定する、一呼吸置いてから返事をするというものです。

面接の場では、緊張もあいまって話すスピードが速くなりがちです。

ディスカッション時に、すぐに意見を述べて積極性をアピールしようと思うこともは仕方のないことです。

そんなときに、相手がご高齢の人だったらという想定で話すことで、間を置いてゆっくり返事ができるようになります。

ゆっくり話すことで余裕が出てくれば、考えもまとめやすくなるのでオススメです。

実際にご家族におじいさまやおばあさまがいる人は、面接の練習だと思って話す機会を増やしてみるとよい訓練になります。

ぜひ一度試してみてください。

ADHDのある人が就職先を探すときのチェックポイント5点

ADHDのある人が就職先を探すときのチェックポイント5点

ADHDのある人が就職活動をする際にチェックすべきポイントはさまざまですが、ここでは以下の5つに厳選して解説します。

  1. ポイント①ADHDであることを開示するかどうか
  2. ポイント②障害に理解のある職場かどうか
  3. ポイント③就労形態にゆとりがあるかどうか
  4. ポイント④自由な社風かどうか
  5. ポイント⑤周りに協力してるくれる人がいるかどうか

人によって優先順位は変わりますが、どのポイントも重要ですので、必ず確認するようにしましょう。

ポイント①ADHDであることを開示するかどうか

ADHDのある人がまず確認すべきことは、相手先にADHDであることを開示するかどうかです。

これは障害を周囲に知らせて働くオープン就労にするか、知らせずに働くクローズ就労にするかという違いです。

さらに言えば、障害者雇用と一般枠のどちらで就職するか、という選択にも関わってきます。

どちらの雇用枠を選ぶかによって、採用プロセスや就職後の働き方が大きく変わってくきますので、これから紹介するメリットと注意点を吟味して判断しましょう。

その上で、転職エージェントや就労支援施設などの第三者を利用する・相談することが重要です。

ADHDと診断されれば、国の定める法律に基づいて設置された就労移行支援事業所などから、障害に理解のある職場探しの手伝いをしてもらうことができます。

■オープン就労のメリットと注意点■

まず、オープン就労(障害者雇用)で就職するメリットはおおまかに以下の2つです。

  • 業務内容や配属部署に配慮がある
  • 支援機関の援助を受けられる

共通して、自分の特徴に合った働き方に役立ちます。

先に解説したとおり、ADHDのある人は長所と短所がはっきりしています。

そのため、業務内容や配属部署によっては活躍しづらい場合があるのは事実です。

支援機関と職場とあなたで長所と短所を理解していくことで、苦手な業務の担当にならないだけではなく、逆にあなたの長所を活かせる配属となる可能性も高くなります。

一方、オープン就労(障害者雇用)の注意点として以下のものが挙げられます。

  • 就職先の選択肢が少ない
  • 与水準が比較的低い

以上はあくまでも一般枠との比較になりますが、選択肢や所得の点で難があることは事実です。

とはいえ、一般枠と同等の給与や社会保障を得られる就職先もあるため、条件次第では注意点を解消できるでしょう。

オープン就労については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

■クローズ就労のメリットと注意点■

それでは、ADHDであることを開示しないクローズ就労(一般枠)のメリットとは何でしょうか?主には以下の3つです

  • 業種や職種の選択肢が増える
  • 求人数が多い
  • 給与水準が比較的高い

基本的には、オープン就労(障害者雇用)の裏返しになります。

考えなければいけない点は以下に挙げる注意点の方です。

  • 業務内容や配属部署の配慮が受けづらい
  • 障害を隠さねばならないというストレスがある

ADHDの合併症として、二次障害と呼ばれるものがあります。

ADHDのある人は、身近な人から叱責されたり拒絶されるといった体験を繰り返しがちなため、そうした経験がうつ病や全般性不安障害の原因になりうるということはよく知られています。 (参照:田中康雄『 大人のAD/HD 』)

特徴に対する配慮がなかったり、ストレスを感じたりすることは、叱責や拒絶につながります。

また、ADHDの特徴はうつ病の初期症状とも似ている場合があり、自他ともにどういう状態なのか、どう対応したらよいのかがわかりづらい状況にもなりえます。

うつ病の初期症状については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

クローズ就労については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

メリットと注意点を天秤に掛けて、何を優先するかをじっくり考えた上で、オープン就労(障害者雇用)とクローズ就労(一般枠)どちらを選ぶかを判断してください。

ポイント②障害に理解のある職場かどうか

ポイント②障害に理解のある職場かどうか

ポイントの2点目は、就職先が障害に理解のある職場かどうかです。

2018年に障害者雇用促進法が改正されたことで、それまでは2.0%だった障害者の法定雇用率が2.2%に引き上げられるなど、障害を持つ労働者への取組が重視されるようになりました。

それに伴い、コンプライアンスの一環として障害者への配慮を前面に押しだす職場が増えてきています。

障害に理解のある職場かどうかを見分けるポイントは、以下の2つです。

  • 研修制度が充実しているかどうか
  • 福利厚生制度が整備されているかどうか

労働者への健康意識が高い職場ほど、メンタルヘルス対策などの精神面に配慮した研修制度を多く実施しています。

こういった職場は、管理職向けに精神不安や障害のある従業員への配慮について、定期的に研修を行っている可能性が高いです。

また、福利厚生に力を入れているというのも従業員への配慮の表れとみられます。

休職制度などの福利厚生面で曖昧な説明しかされない職場の場合は、障害者への理解や心身の健康に関心が薄いと考えてよいかもしれません。

就職を検討しているADHDのある人は、障害に理解のある職場かどうかを判断基準のひとつにしましょう。

ポイント③就労形態にゆとりがあるかどうか

3つ目のポイントは、就労形態にゆとりがあるかどうかです。

先述したように、ADHDのある人は時間どおりに行動することが苦手です。

始業と終業の時間が明確に定められている就職先を選ぶと、フラストレーションがたまってストレスになりやすいのです。

しかし、職場によってはゆとりのある就労形態を取り入れている場合があります。

フレックス制や裁量労働制などの勤務形態を採用していれば、ADHDのある人でも無理なく働くことができます。

全体的にはそういった仕組みがなくても、個別の事情に応じて一時的に勤務時間の切り替えなどが可能かどうかということも確認しておくとよいでしょう。

ポイント④自由な社風かどうか

ポイント④自由な社風かどうか

自由な社風かどうかも就職先を選ぶ際には重要なポイントです。

一般的に、金融系などの手堅い業界などでは厳格な社風の企業があります。

厳格な社風だからといってよい、悪いというものはありませんが、ADHDのある人はある程度のゆとりや自由を必要とします。

そういった堅い企業よりも、行動力や発想力を活かす余地のある自由な社風の方が適していると考えられます。

自由な社風かどうかは、ウェブサイトや採用パンフレットだけでなく、実際に働いている社員の服装や髪型といった外的な要素からも判断できるでしょう。

就職先として検討している企業・団体などがある場合は、自由な気風が感じられるか様子見してみることをオススメします。

ポイント⑤周りに協力者がいるかどうか

ポイント⑤周りに協力者がいるかどうか

最後に確認しておきたいポイントは、あなたの就職に関わるさまざまな事柄について、協力してるくれる人がいるかどうかです。

ADHDのある人が自分の特徴を理解する上では、第三者の意見が重要になってきます。

ご自身では当たり前のことに思われても、それが症状のひとつであるという可能性もあるのです。

そのため、就職活動をする際には、専門の医療機関だけでなく、先述した就労移行支援事業所や転職エージェントの助けも検討するとよいでしょう。

ADHDに関する専門的な知見を得られるだけでなく、エントリーシートの書き方、面接の受け方、就職を有利に進めるための職業訓練プログラムやメンタル面での相談に乗ってもらえます。

また、自分に向いた就職先を探してもらうことも可能です。

診断書が出ていれば、国の定める法律に基づいて無料で支援を受けられる場合もありますので、就職活動を進める際にはぜひ活用してみてください。

ADHDとは?

ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害、Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)とは、不注意性や多動性・衝動性の特性から日常生活などに困難が生じる発達障害の一種のことです。 (参考:American Psychiatric Association・著、日本精神神経学会・監修 『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 、田中康雄・監修 『大人のAD/HD』 、岩波明 『大人のADHD─もっとも身近な発達障害』 、司馬理英子 『ササッとわかる 「大人のADHD」 基礎知識と対処法』 、星野仁彦 『それって、大人のADHDかもしれません』 、e-ヘルスネット 「ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療」

ADHDの特性は大きく、以下の2つの特性に分けられます。

  • 不注意性:忘れ物やケアレスミスが多い、注意散漫、整理整頓・管理が不得意
  • 多動性・衝動性:落ち着きがない、気が散りやすい、後先考えず行動する

ADHDのある人だからといってすべての特性が生じるというわけではありません。いずれかの特性、または複数の特性から困難が生じている人もいます。

ADHDのある人は、必ず不注意性や多動性・衝動性が現れるというわけではなく、人によって特性の現れ方、得意なこと・不得意なことが違う点が大きな特徴です。

ADHDについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

まとめ:専門機関に相談しながら就職活動を進めましょう

まとめ:専門機関に相談しながら就職活動を進めましょう

ADHDの特徴から就職を有利に進めるためのチェックポイントまで解説してきましたが、ご自身の就職活動に役立てられそうな情報はあったでしょうか?

何よりも大切なのは、自身の特性を理解するとともに、周囲の力を頼ることです。

ADHDのある人が就職する際には考慮すべき項目がたくさんあります。

このコラムで挙げたのはその一例にすぎません。

症状の程度や状況によっては、より入念な準備が必要になるでしょう。

そうした人の就労を助けるために、国が設置している支援機関や転職エージェントなどのサービスがあるのです。

ぜひ先述した就労移行支援事業など、利用可能なものをうまく活用し、専門家に相談しながら就職活動を進めていってください。

本コラムがADHDのある人の就職の手助けになれば幸いです。

よくある質問(1)

ADHDの特性には、メリット・長所となりうるところはありますか?
一般論として、次の5点が考えられます。(1)独創性に富んでいて発想力がある、(2)好奇心旺盛でチャレンジング、(3)感覚に優れていて周囲の環境に敏感、(4)興味のある分野であれば寝食も忘れて没頭できる、(5)決断力があってスピーディーに物事を判断できる。 詳細はこちら をご覧ください

よくある質問(2)

ADHDのある人が就職活動で困りがちなことはありますか?
例としては、「スケジュール管理がうまくできない」「時間に間に合わない(遅刻が多い)」「忘れ物や見落としが多い」「面接やディスカッションが上達しない」があります。解決策も含め、 詳細はこちら をご覧ください。

監修志村哲祥

監修キズキ代表 安田祐輔

監修角南百合子

すなみ・ゆりこ。臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。

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