就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) 仕事のミスはADD? ADHD不注意優勢型の特徴とキャリアを諦めない適職シフト

こんにちは。就労移行支援事業所・ キズキビジネスカレッジ(KBC) です。

  • 必死にメモを取り、何度も見直しているのに、なぜか書類の誤字脱字やスケジュールの見落としがなくならない
  • 上司から「やる気がない」「緊張感を持て」と怒られる

そんな日々で、自分の根性や能力のなさに絶望していませんか?

実は、そのミスはあなたの努力不足ではありません。

もしかしたら、ADHD(注意欠如・多動性障害)の不注意優勢型、ADDの特性かもしれません。

このコラムでは、ADDの概要や具体的な症状、一般的なライフハックでは大人の仕事のミスを防ぎきれない理由、適職の選び方について解説します。

大切なのは、特性を理解した上で、特性を活かし、不注意が不利にならない仕事や働き方を身につけることです。

ぜひ、参考にしてください。

仕事のミスがなくならないあなたへ
キズキビジネスカレッジに相談してみませんか?

定着率

95%

大手平均:90.1%

一般雇用率

58%

大手A社:14%

就職までの
最短期間

4ヶ月

就労移行支援利用による就職までの平均期間:15.9か月

  • ※各種グラフは、厚生労働省及び大手就労移行支援事業所HPの公開情報をもとに、株式会社キズキで作成
  • ※KBCは2020年9月1日〜2025年11月1日の集計データ

相談・見学・資料請求は無料です!
入力約1分。お気軽にお問い合わせください。

相談予約

ADHDの不注意優勢型、ADDとは?ADHDとの違いと基本的な特徴

ADDという言葉を聞いたことがあっても、ADHDとの明確な違いがわからない人は多いのではないでしょうか。

この章では、ADHDの不注意優勢型、ADDについて解説します。

  1. ①ADDは古い診断名。現在はADHDの不注意優勢型に統合
  2. ②大人になってから気づく人が多い理由:多動・衝動性が目立たない

①ADDは古い診断名。現在はADHDの不注意優勢型に統合

かつて、ADD(注意欠陥障害)と呼ばれていたものは、現在の診断基準においては、ADHD(注意欠如・多動症)の不注意優勢型に分類されています。

多動性や衝動性が目立たず、不注意の症状が強く出ることが特徴です。

②大人になってから気づく人が多い理由:多動・衝動性が目立たない

ADHDの不注意優勢型のある人は、子どもの頃は少しおっとりした子、忘れ物が多い子として、発達障害の特性が見過ごされることがあります。

なぜなら、授業中に立ち歩くような多動性が目立たないためです。しかし、大人になり社会へ出ると、仕事の責任やマルチタスクが増加します。

その結果、自身のキャパシティを超えて、大人になってから初めて特性に気づくケースがあるのです。

大人の不注意優勢型にみられる仕事・日常生活の具体的な症状

ADHDの不注意優勢型の特性は、具体的にどのような形で現れるのでしょうか。

この章では、大人の不注意優勢型にみられる仕事・日常生活の具体的な症状について解説します。

  1. 仕事編:タスクの抜け漏れ・ケアレスミス・スケジュール管理の難しさ
  2. 日常生活編:片付けができない・遅刻が多い・なくし物が多い

仕事編:タスクの抜け漏れ・ケアレスミス・スケジュール管理の難しさ

仕事における代表的な困りごとは、細かな事務処理のミスです。

具体的には、メールの誤字脱字や経費精算の出し忘れ、重要なアポのダブルブッキングなどが挙げられます。

また、複数の業務を並行して進めるマルチタスクが苦手です。1つの業務に集中しすぎてほかの納期を忘れることもあります。

日常生活編:片付けができない・遅刻が多い・なくし物が多い

特性は仕事だけでなく、日常生活のなかでも現れます。

例えば、物の整理整頓が苦手で部屋が散らかりやすかったり、財布や鍵などの貴重品を頻繁に見失ったりします。

時間の見積もりが苦手なため出発の準備に手間取り、約束の時間にいつもギリギリになる、または遅刻するといったことも特徴です。

メモを取る、スマホのアラームだけでは仕事のミスを防げないのはなぜ?

ミス対策として、メモを取る工夫やアラームの設定を試したことがある人は多いはずです。

しかし、それらの対策だけで解決しなかったのには、明確な理由があります。

この章では、ADHDの不注意優勢型のある人が、一般的な対策だけではミスを防ぐことが難しい理由について解説します。

  1. 一般的なライフハックが大人のビジネスで通用しなくなる理由
  2. 本当に必要なのはミスを防ぐ工夫ではなく、強みを活かせる環境

一般的なライフハックが大人のビジネスで通用しなくなる理由

一般的なライフハックが続かないのは、特性によって対策を実行すること自体を忘れるためです。

例えば、ToDoリストを作っても、そのリストを開くことを忘れます。

また、アラームを鳴らしても作業に深く没頭する過集中の状態になり、アラームに気づかなかったり、無意識にアラームを止めたりするのです。

これらは脳の特性が原因です。根性論でカバーしようとすると、大きなエネルギーを必要とする一方で、あまり効果がないという状況につながりがちです。

本当に必要なのはミスを防ぐ工夫ではなく、強みを活かせる環境

ADHDの不注意優勢型のある人に必要なのは、苦手な事務処理を人並みにするための血のにじむような努力ではありません。

重要なのは、不注意が致命傷にならない職種や環境を見つけること、または特性を活かせる職種や環境にシフトすることです。

自分の苦手な部分を仕組みでカバーし、それ以上に自分の強みを活かせる働き方を選択することが、大人のビジネスにおける本質的な解決策となります。

しかし、ここで注意したいのが、その仕組みを「一般的なライフハック」だけで構築しようとしてしまうことです。

一般的な就労支援の現場では、書籍やSNSにあふれるタスク管理術などを盲信し、無理に乗り切ろうとした結果、うつ病や適応障害などの二次障害を併発してしまうケースが後を絶ちません。

ある当事者の事例では、仕事のミスを防ぐために大量のリマインダーを設定し、分刻みのスケジュール管理を徹底していました。

周囲からは努力家と評価されていましたが、その実態は、脳のワーキングメモリの弱さを過度な緊張感と意志の力だけで無理やりカバーしている状態でした。

この心身を削る過剰適応が数ヶ月続いた結果、ある日突然糸が切れたように起き上がれなくなり、重度のうつ病で休職を余儀なくされたのです。

プロの視点から見ると、一般的なライフハックには限界があります。

一般的なライフハックは「定型発達の脳」を前提に設計されているため、ADHDの人が維持・管理しようとすると膨大なエネルギーを消費し、深刻なバーンアウト(燃え尽き症候群)を引き起こします。

また、「これだけ対策しても普通にできない」という自己否定感を強め、精神的に自分を追い詰める引き金にもなります。

何より、ライフハックに頼ることは、本質的な原因である「環境のミスマッチ」を見落としてしまうリスクがあります。

ADHDの不注意優勢型の人に必要なのは、新たな対策を行うことではありません。

専門的な支援の手を借りて自身の特性を客観的に把握し、「自分に合った労働環境」へとシフトすることです。

一般的な対策で消耗してしまう前に、持続可能な環境を整えることが、二次障害を防ぎ、強みを活かすために必要です。

ADHDの不注意優勢型のある人が自分の強みを活かして活躍できる適職の選び方

環境を変えるといっても、自分にどんな仕事が向いてるのか不安になるかもしれません。

この章では、ADHDの不注意優勢型のある人が強みを活かして活躍できる適職の選び方について解説します。

  1. 不注意優勢型のポテンシャルとは?
  2. オススメの職種例:Webマーケター、ITエンジニア、クリエイター

不注意優勢型のポテンシャルとは?

ADHDの不注意優勢型のある人は、決して能力が低いわけではありません。

注意が1つの場所に留まりにくく、さまざまな方向に散らばりやすいという特性は、ビジネスにおいて、一見無関係なアイデアを繋ぎ合わせ、斬新な発想を生み出すというポテンシャルに変わり得ます。

周囲の人が見落とすような小さなヒントを無意識にキャッチし、独自の視点で組み合わせる能力は、ゼロから新しい企画や価値を生み出すシーンで大きな武器になります。

オススメの職種例:Webマーケター、ITエンジニア、クリエイター

決められた手順どおりにミスなく事務処理をこなす仕事よりも、自分のアイデアや企画、論理的な提案が価値になる職種が向いています。

例えば、Webマーケター、デザイナーやライターなどのクリエーター、ITエンジニアなどです。

これらの職種は、ユーザーが驚くような企画を立てる、複雑な課題を解決するアイデアを形にするといった、発想の豊かさや思考の柔軟性が直接評価される環境です。

細かなルーティンワークはツールやチームの仕組みでカバーしつつ、自分のひらめきを業務の成果に変えやすい働き方が選べます。

そしてこれらはあくまでも例です。実際のあなたに向いてる職種・職場・働き方は、就労移行支援事業所など、特性と仕事に詳しい専門家に相談することで、具体的に見つかっていきます。

あなたのひらめきを武器に変える、KBCでのキャリア再起

自分の特性が不利にならない、あるいはそのひらめきを最大限に活かせる仕事へシフトするためには、どのような環境を選ぶべきなのでしょうか。

この章では、あなたのキャリアをあきらめないために、就労移行支援事業所であるキズキビジネスカレッジ(KBC)が提供する具体的なアプローチについて解説します。

  1. KBCが提供する、自己理解×希望に応じたキャリア設計
  2. KBCが大切にする対等なサポートとハイブリッド利用

KBCが提供する、自己理解×希望に応じたキャリア設計

キズキビジネスカレッジ(KBC)では、あなたがこれからのキャリアをどう歩んでいきたいか、あなた自身の希望や興味・関心を最大限に配慮したサポートを行います。

まずは専門のスタッフとともに、特性を踏まえて、得意・不得意を客観的に分析する徹底した自己理解を行います。

ミスが起こる原因を整理するだけでなく、あなたが自覚していない潜在的な強みをプロの目で一緒に見つけ出します。

その上で、あなたが望むキャリアや方向性に応じて、これからの歩み方を柔軟に設計していきます。

「新しい武器を身につけて挑戦したい」という希望があれば、マーケティングやIT、デザインといったビジネススキルを、基礎からハイレベルな内容まで学ぶことも可能です。

この深い自己理解と本人の意思や希望を何よりも尊重する柔軟さの掛け合わせこそが、一般雇用・障害者雇用を問わず、納得のいく適職に出会えるKBCならではの強みです。

KBCが大切にする対等なサポートとハイブリッド利用

就労移行支援事業所であるKBCは、病気や障害、特性への最大限の配慮と同時に、上から目線ではない人間同士の対等なサポートを行います。

さらに、メンタルの波や体調に合わせて通所とオンライン利用を組み合わせられるハイブリッドスタイルを導入しているため、朝が苦手な人でも無理なく自分のペースで安心の環境からスタートできます。

まとめ:ADHDの不注意優勢型、ADDの強みを活かせる環境を選びましょう

ADHDの不注意優勢型、ADDのある人は、これまでの経験から「自分は仕事ができない」「もう働きたくない」などと感じているかもしれません。

しかし、特性を強みとして活かせる仕事や環境を見つけられれば、無理なく働けることはもちろん、今後のキャリア形成にもつながります。

特性による困りごとへの対策も適職探しも、あなた1人で行う必要はありません。私たちと一緒に行いませんか?

キズキビジネスカレッジ(KBC)へ、まずはお気軽にお問い合わせください。あなたのキャリアをサポートします。

よくある質問(1)

ADDとは何ですか?
かつて、ADD(注意欠陥障害)と呼ばれていたものは、現在の診断基準においては、ADHD(注意欠如・多動症)の不注意優勢型に分類されています。詳細については、こちらで解説しています。

よくある質問(2)

ADHDの不注意優勢型のある人にオススメの仕事を教えてください。

以下が考えられます。

  • Webマーケター
  • デザイナー
  • ライター
  • ITエンジニア

詳細については、こちらで解説しています。

監修キズキ代表 安田祐輔

サイト
運営
キズキビジネスカレッジ(KBC)

うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2025年9月現在、首都圏・関西に9校舎を展開しています。トップページはこちら→

  • 働いても長く
    続かない……
  • もっと自分らしい
    働き方はないのか
  • 体調が安定
    しない……

まずは、お気軽に
ご相談ください

自分に合ったキャリアが見つかる「適職診断」実施中!