ナルコレプシーのある人に向いてる仕事 仕事を続けるための対処法を解説 | キズキビジネスカレッジ  

ナルコレプシーのある人に向いてる仕事 仕事を続けるための対処法を解説

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。

あなたは以下のような、ナルコレプシーの症状でお悩みではありませんか?

  • 日中に我慢できないほどの眠気に襲われる
  • 突然体から力が抜けたりすることがある

ナルコレプシーは一般的な知名度があまり高くないことから、本人が病気だという自覚がないまま過ごしているケースも多くあります。

このコラムでは、ナルコレプシーの概要や治療法、向いてる仕事、向いてない仕事、仕事を続けるための対処法を解説します。

「仕事中の居眠りが我慢できない…」と悩んだときは、ぜひチェックしてくださいね。

私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)は、ナルコレプシーのある人のための就労移行支援事業所です。

  • 病気や障害があっても、KBCでは初任給は38万円も
  • 通常52%の就職率が、KBCでは約83%
  • 通常約1年半かかる就職内定が、KBCでは平均4ヶ月

神田・新宿・横浜・大阪に校舎があり、障害者手帳がなくても自治体の審査を経て利用することができます。遠方の方は、日常的にはオンラインで受講しながら(※お住まいの自治体が認めた場合)、「月に1回、対面での面談」を行います。詳しくは下記のボタンからお気軽にお問い合わせください。

ナルコレプシーとは?

この章では、ナルコレプシーの概要や症状、原因、診断基準、治療法について解説します。(参考:MSDマニュアル「ナルコレプシー」、NPO法人日本ナルコレプシー協会「ナルコレプシーはこんな病気」、e-ヘルスネット「昼間の眠気 -睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシーなどの過眠症は治療が必要」、一般社団法人 日本小児神経学会「Q44:ナルコレプシーの原因や症状について教えてください。」、十三メンタルクリニック「ナルコレプシーの診断・治療」、NHK健康チャンネル「突然、強烈に眠くなるのはなぜ?ナルコレプシーの原因」、American Psychiatric Association・著、日本精神神経学会・監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』

ナルコレプシーの概要

ナルコレプシーとは、十分な睡眠をとっていても、日中などの通常起きている時間帯に強い眠気に繰り返し襲われる睡眠障害の一種のことです。

自分では我慢できないほどの強い眠気を感じる場合もあり、その場で眠り込んでしまいます。その様から、「居眠り病」とも呼ばれます。

「ナルコ(Narco)」は「眠り」、「レプシー(Lepsie」)は「発作」を意味してます。1880年にフランスの医師ジャン=バティスト=エドゥアール・ジェリノー(JBE Gélineau)によって名付けられました。

眠気以外の症状は人によってさまざまですが、多くの場合で情動脱力発作を伴います。情動脱力発作については、こちらで解説します。

日中の眠気や情動脱力発作が見られる場合にはナルコレプシーが疑われますが、同様の症状を引き起こす病気はほかにもあります。そこで診断の基準となるのが、睡眠検査室などでの検査です。

睡眠検査室での検査は、以下の2種類です。

日本人のナルコレプシーの有病率は、600人に1人程度とみられています。欧米では4000人に1人ともいわれていますので、世界的に見ても、日本では多くの人がナルコレプシーを発症していることがわかります。一般的には、10代から20代前半に多い病気です。(参考:NPO法人日本ナルコレプシー協会「ナルコレプシーはこんな病気」

ナルコレプシーは、一度発症すると根本的な治療ができない病気です。しかし治療を継続することで、普段と変わらない生活を送れるようになります。

治療法には、以下の2種類があります。

職場や学校など、状況・環境を問わず突然眠気に襲われるため、周囲から「あの人は、いつも居眠りをしている」と思われ、怠けていると誤解されることもあります。命に関わる病気ではありませんが、運転中などに眠気に襲われると、重大な事故にもつながりかねません。

ナルコレプシーの症状①日中の過度の眠気

ナルコレプシーのある人の場合、日中の眠気は、長時間の睡眠を取ったとしても改善しません。すっきりした気分になるのは、眠りから目覚めた直後だけです。

1日のうちに何度も強い眠気に襲われることもあり、1日中ぼんやりしたままという人もいます。通常、睡眠自体は数分間で目が覚めることがほとんどです。

そのために「ちょっとうとうとしただけ」と思い込んで、病気の自覚がないままの人も多くいます。

眠気の発作が起きるのは、主に単調な作業が続いたときや退屈を感じたときですが、歩いているときや会話中、食事の途中で眠ってしまうこともあります。発作の眠気はとても強く、自分の意志では我慢できません。

異様な眠気が繰り返し襲ってくるようになったら、ナルコレプシーを疑って病院へ受診しましょう。

ナルコレプシーの症状②情動脱力発作

情動脱力発作とは、感情が強く揺さぶられることがあると、一時的に筋肉が弛緩して力が入らなくなる状態のことです。怒りや喜び、笑い、驚きなどによって、腰が抜けたり、物を落としたりします。

こうした状態は、ナルコレプシーのない人でも起こりうることです。しかしナルコレプシーのある人の場合、情動脱力発作によって、5人に1人が重大な問題を抱えているとされています。

顔の筋肉がひきつったり、視界がかすんだり、話し方が不明瞭になったりすることもあります。人によっては地面に倒れてしまうこともあるようです。

こうした発作は眠気とは無関係に起き、通常、数分で回復します。

ナルコレプシーの症状③睡眠麻痺

ナルコレプシーにおける睡眠の不調は、日中の眠気だけではありません。夜、眠るときなどに、睡眠麻痺や幻覚が現れることがあります。

睡眠麻痺とは、入眠の前後や気象の直後に、体が動かなくなる症状のことです。数分で自然に収まりますが、非常に恐ろしい体験だと感じる人もいるようです。

睡眠麻痺は、ナルコレプシーのある人の約4人に1人にみられ、昼間の居眠り時に症状が現れる人もいます。誰かが体に触れると麻痺が収まることもあります。睡眠麻痺がみられるときは、落ち着いて対処していきましょう。

ナルコレプシーの症状④幻覚

ナルコレプシーのある人は、入眠時や目覚めた直後に、現実と区別がつかないような生々しい夢を見ることがあります。これは入眠時幻覚や出眠時幻覚と呼ばれ、見ている本人には本当に体験していることのように感じられます。

誰かに襲われたり、化け物が現れたりするように感じられることが多く、強い不快感を伴う幻覚です。睡眠麻痺と同時に起きると、逃げることができずに、恐怖心はさらに強くなります。

こうした症状は一般的な子どもにもよく起きることではありますが、ナルコレプシーのある人の場合、幻覚が何年も繰り返し現れることが特徴です。

ナルコレプシーの症状⑤その他

ナルコレプシーを発症すると、夜間の睡眠障害や、合併症を引き起こすこともあります。幻覚や睡眠麻痺によって通常の睡眠がきちんととれなくなることで、日中、さらに眠くなるという悪循環を引き起こすのです。

また、眠さを我慢するあまり、体だけが覚醒したままの状態になって自動的に動作や行動を続けてしまう状態を、「自動症」あるいは自動症状と呼びます。自動症の状態になると、起きているつもりでも記憶がなく、あとで自分自身の奇妙な行動に驚くことになります。

さらに情動脱力発作を避けようと、人とのコミュニケーションを避け続けた結果、二次障害としてうつ病を発症する人もいます

いずれも、自分で症状を判断することは難しいケースがほとんどです。「おかしい」と思ったら、医師に相談し、治療を受けましょう。

ナルコレプシーの原因

ナルコレプシーを発症する明確な原因は、わかっていません。

ナルコレプシーのある人の場合、目が覚めている状態を維持する脳内物質であるオレキシンの分泌量が少ない傾向にあります。

その背景に、ストレスや歯ぎしり、手術、ウイルス感染、レム睡眠行動障害などの影響があると考えられています

遺伝的な要素が指摘されることもありますが、詳細は不明です。

ナルコレプシーの診断基準①睡眠ポリグラフ検査

睡眠ポリグラフ検査では、睡眠検査室やホテルなどベッドのある場所で、夜間の睡眠の様子を観察します。モニタリング装置を用いて睡眠時の脳の電気的活動(脳波)や眼球の動き、呼吸、筋肉の活動(筋電図検査)などを記録します。

これらによって、ナルコレプシーのほか、閉塞性睡眠時無呼吸症候群などの呼吸障害、けいれん性疾患、周期性四肢運動障害、睡眠中の異常な動きや行動(睡眠時随伴症)を発見します。

ナルコレプシーの診断基準②睡眠潜時反復検査

睡眠ポリグラフ検査を受けた後、翌日行われるのが睡眠潜時反復検査です。患者は睡眠検査室等で1日を過ごします。

2時間おきに5回の仮眠をとり、日中の睡眠について観察します。仮眠中は睡眠ポリグラフ検査が行われ、眠りにつくまでの時間やレム睡眠の有無を確認します。

ナルコレプシーを発症していると、一般的に眠りにつくまでの時間が短く、2回以上のレム睡眠がみられます。

ナルコレプシーの治療法①日常の対策

日常の対策では、夜に十分な睡眠をとるように心掛け、生活リズムを整えることが重要です。また、毎日同じ時間に30分未満の短い仮眠をとるようにします。軽度の症状ならこれらの対策で効果が表れます。

日常の対策については、医師による生活指導を受けることも大切です。医師や支援機関と相談しながら、自分の生活スタイルにあった方法を取り入れましょう。

ナルコレプシーの治療法②投薬治療

ナルコレプシーの投薬治療には、覚醒状態を維持するための精神賦活剤などが使われます。また、夜間の睡眠障害がある場合には、睡眠導入剤も使用されます。

具体的には、以下の3種類が用いられることが多いようです。

  • クロミプラミン(イミプラミン) など:寝る前に投与し、入眠時幻覚や睡眠麻痺を抑える治療薬。三環系の抗うつ剤で、レム睡眠を抑制する。ナルコレプシーでは健康保険適用外だが、昼間の眠気にも効果を発揮する。
  • メチルフェニデイト(リタリン) など:精神賦活剤として、世界的に使用されている治療薬。眠気を抑制し、昼間の活動をサポート。
  • ベンゾジアミゼピン系の睡眠誘導剤など:夜間の熟睡障害に効き目がある治療薬。症例によって、長時間作用する睡眠剤を投与することもある。

いずれの治療薬も副作用や使用上の注意点がありますので、医師の指導に従い、正しく服用しましょう

補足:ナルコレプシーを受診できる診療科

ナルコレプシーは、睡眠障害の一種です。医師の診察を受けるには、精神神経科や神経内科を受診しましょう。

専門の医師はまだそれほど多くいません。事前に電話などで問い合わせてみてください。

ナルコレプシーと診断されたら、仕事はどうする?

受診した結果、ナルコレプシーと診断されると、治療が始まります。

こちらで解説したとおり、ナルコレプシーの治療には日常的な対策が大きな役目を果たします。

最初は慣れない生活に戸惑うかもしれませんが、必ずしもいまの仕事を辞めたり、生活環境を大きく変えたりする必要はありません

また、きちんと職場と相談し、周囲の理解を得られれば、すぐに仕事を退職する必要もないはずです。

一方で、病気の特性上、避けた方がよい業務や向いてる職種の傾向は存在します。

治療のために労働環境を見直したいと考えるなら、業務や働き方を変えることもひとつの方法です。

自分の症状や病気の特性と向き合い、医師や周囲の人と相談しながら、無理のない働き方を探していきましょう。

ナルコレプシーのある人に向いてる仕事・働き方

ナルコレプシーのある人は、時間や仕事量を自分で采配しやすい仕事・働き方が向いています。

なぜなら、眠くなった時は横になったり、日常の対策として昼寝を取り入れたりしやすいからです。

具体的には、以下のような仕事・働き方が挙げられます。

仕事①フリーランス

Webデザイナーやイラストレーターなど、納期までに成果物を作成するフリーランスの働き方は、時間の采配がしやすい仕事です。

自宅で働く人も多く、昼寝や休息が取りやすいのがメリットのひとつです。

症状が重い場合はクライアントにも伝え、納期に余裕を持たせるとよいでしょう。

仕事②事務職などのディスクワーク

割り当てられた業務をこなすディスクワークは、自分のペースで仕事ができます。人と接する時間も少なく、突然の眠気にも対応しやすいのが特徴です。

ただし、会議や打ち合わせなどのやりとりは発生します。事前に病気の特性を伝え、議事録を整備してもらうなどの対策を取りましょう。

ナルコレプシーのある人に向いてない仕事

ナルコレプシーのある人は突然眠くなるため、常に集中力が必要な業務には向いていません。場合によっては重大な事故を引き起こすこともあります。

危険物を取り扱ったり、危険な現場で働いたりする仕事をしている場合は、配置換えなどを検討した方がよいかもしれません。

具体的に、以下のような仕事は、ナルコレプシーのある人が苦手とする傾向があります。

仕事①運転手

道路交通法では自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病気にかかっている人は、運転免許の新規交付や更新ができない場合があるとされています。ナルコレプシーは睡眠障害のひとつですので、そもそも運転免許の取得が難しい場合もあるのです。

なお、治療を受け、治療薬を服用することで問題がないとされれば、車の運転自体は可能です。

その場合でも、お客さんを乗せる観光バスや送迎車などの運転は、職場の人とよく相談して決めましょう。

仕事②大型機械の操作

工場や工事現場などで使用する大型機械の中には、操作を誤ると命に危険が及ぶようなものもあります。

こうした機械の操作中に、眠ってしまうと危険です。機械を操作するときには単独では行わず、誰かにフォローしてもらえる環境を作る必要があります。

仕事③営業職や接客業

上司や同僚などの職場の人には理解を得られても、不特定多数のお客さんに症状を伝えるのは難しいこともあります

接客中や取引先との交渉中に眠ってしまうと、相手に不快感を与えかねません。

担当するのは事情を知っている顧客に限るなど、相手に誤解を与えない工夫をしましょう。

ナルコレプシーのある人が仕事を続けるための6つの対処法

ナルコレプシーは、継続的に治療を受けることでほかの人と同じような日常生活を送れるようになります。

規則正しい生活と通院を続けることで、症状も軽くなることが一般的です。

この章では、ナルコレプシーのある人が仕事を続けるための対処法を解説します。

対処法①医師や専門家、支援機関に相談する

ナルコレプシーは、病気です。自分一人で症状をなくすことはできません。必ず医師や専門家、支援機関に相談してください。

居眠りが多いと、サボっているだけだと思われてしまうこともあります。家などの周囲の人や同僚などの職場の人に相談しても気の持ちよう、気合が足りないなどと言われることもあるかもしれません。

あなたがナルコレプシーかどうかは、医師のみが診断できます。正しい対処法を行うためにも、まずは病院を受診しましょう。

対処法②必要に応じて治療薬を服薬する

日中の眠気や夜間のナルコレプシーの症状は、投薬によって症状を軽くすることができます。

ただし、必要な治療薬は、症状によって異なります。適切な治療薬を必要なタイミングで飲むことが重要です。

「昼間寝てしまったから、夜に精神賦活剤を服用して、残りの仕事を終わらせよう」などという使い方をすると、症状が悪化する恐れもあります。

治療薬の服薬は医師の指示に従って、適切に扱ってください。

対処法③職場に伝えておく

ナルコレプシーのある人が働くためには、周囲の理解が必要です。つい眠り込んでしまったときに、「サボって居眠りをしている」と誤解されると、人間関係にも影響を及ぼします

ナルコレプシーに関しては医師の中でも専門家が少なく、社会的認知が進んでいないことも問題のひとつです。かかりつけの医師に診断書を出してもらったり、上司や同僚などの職場の人にパンフレットや書籍を配ったりして、職場にも理解を求めましょう。

対処法④生活リズムを整える

ナルコレプシーの治療には、生活リズムを整えることも重要です。睡眠時間を十分に確保し、昼間の活動リズムを整えることで、症状も改善に向かいます

また、日常の対策の一環として短い昼寝をとることで、昼間の活動時間の目安がつけやすく、職場の会議などにも参加しやすくなります。

対処法⑤情動脱力発作を誘発するものを避ける

情動脱力発作は、強い感情が引き金となって起こる発作です。感情が乱れるような場面は極力避け、穏やかに過ごすことで、発作の頻度を下げることができます。

とはいえ、情動脱力発作を恐れて人と接する機会を極端に減らすと、うつ病などの合併症を引き起こす恐れもあります。

適度にコミュニケーションを取り、投薬や支援者のサポートも活用しながら、ちょうどよいバランスを探りましょう

対処法⑥ストレスをためない

ストレスもナルコレプシーの原因の一つとされています。ストレスがたまる状況はなるべく避け、心身ともに健康な状態を目指すことで、症状も和らぎます

眠れなくとも体をやすめ、ゆったりした時間を作るよう心がけましょう。

ナルコレプシーのある人が利用できる支援制度

この章では、ナルコレプシーのある人が利用できる支援制度を解説します。

支援制度①傷病手当金

傷病手当金とは、病気やケガ、障害のために仕事を休み、事業主から十分な報酬を受けられない場合に、健康保険(社会保険)のの加入者・被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた支援制度のことです。(参考:全国健康保険協会「傷病手当金」、全国健康保険協会「病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)」、全国健康保険協会「傷病手当金について」

国民健康保険の加入者・被保険者は対象外です。

対象となる病気やケガ、障害は、業務外の理由で生じた場合に限ります。会社の業務が原因で生じた病気やケガ、障害は、労災保険により補償されます。

傷病手当金の受給対象は、病気やケガ、障害によって就労不能であり、十分な報酬を受けられない人です。そのため、医師の診断書が必要です。

また傷病手当金は、退職前・在職中に就労できない状態の場合に受給できます。ただし、一定の条件を満たせば、退職後も継続して受給できます。具体的な受給金額や受給期間は、その人の休職の状況などによって異なります。

申請は、加入している全国健康保険協会や各健康保険組合、各共済組合で行えます。気になる人は、加入している健康保険の協会・組合にご相談ください。

支援制度②失業保険(失業手当、雇用保険給付)

失業保険(失業手当、雇用保険給付)とは、失業・退職した人が就職するまでの一定期間に給付金を支給する支援制度のことです。

原則、以下の2点が条件です。

  • 退職までの一定期間、雇用保険に加入していたこと
  • 求職活動を行っていること

ここで言う求職活動とは、企業への面接訪問などに限らず、窓口相談や職業訓練も含まれています。それらの活動ができる場合、就職活動をして労働することができない人でも条件を満たすことは充分可能です。

具体的な受給期間(90日~360日)や金額(在職中の給与の約50~80%)は、その人の状況によって異なります。また、病気によって求職活動条件を満たせない場合には、受給期間を延長することも可能です。

また、これまで述べてきた失業保険は「基本手当」と呼ばれるものになります。

病気やケガ、障害によって15日間以上、引き続いて求職活動ができない場合は、「傷病手当」という別の給付金を受給することができます。

なお、雇用保険上の傷病手当は、こちらで解説した傷病手当金とは異なることに加えて、傷病手当と傷病手当金、失業手当を同時に受給できない点には注意してください。また、公務員は対象ではないため、注意してください。

申請は、お住まいの自治体に設置されているハローワークで行なえます(参考:ハローワークインターネットサービス「雇用保険手続きのご案内」

気になる方は、お住まいの自治体の障害福祉を担当する部署・窓口にご相談ください。

支援制度③労災保険(労働が原因の疾病の場合)

労災保険とは、仕事中や通勤中に病気やケガ、障害などの労働災害が発生した場合に、その補償を得られる支援制度のことです。(参考:厚生労働省「労働災害が発生したとき」、労働問題弁護士ナビ「うつ 病の労災が認められにくい理由と申請手続きの手順・流れを詳しく解説」、厚生労働省「精神障害の労災補償状況」

職場に経緯を説明した上で、労働災害に相当する条件を満たした場合には、所定書式を記載して労働基準監督署へ提出することになります。

ただし、一般論として、精神障害による労災認定は非常に難しいと言われています。

なぜなら、精神障害は原因の特定が難しく、私生活を含むさまざまな要因が複合的に絡みあって発症するケースが多いからです。

また、発病前の約6か月間に仕事による極度の心理的負荷が認められるなど、原因が仕事や職場にあることを明確化するための条件設定が厳しいという問題もあります。

しかし、認定されるかどうかに関わらず、そのときの状況次第では申請することは可能です。

労災保険の対象と認定される可能性もあります。気になる方は、労働基準監督署や職場の人事部など、労災保険の管轄部署に相談してみるとよいでしょう。

支援制度④生活困窮者自立支援制度

生活困窮者自立支援制度とは、仕事や住まいの確保に困窮している人に対して、各々の生活状況に応じた支援を提供する支援制度のことです。(参考:厚生労働省「制度の紹介」、東京都福祉保健局「生活困窮者自立支援制度について」

生活困窮者自立支援制度は、こちらで解説する生活保護の受給に至る前に、対象の人の自立を促進することを目的に制定されました。

経済や就労、住居確保といった幅広い分野について相談することができ、要件を満たす人には家賃相当額を支給するなど経済的な支援も行っています。

また、自立相談支援機関が作成した支援プランに沿って、一定期間、支援員が生活を立て直すためのサポートをしている場合もあります。

生活困窮者自立支援制度の支援内容は多岐に渡り、その内容は自治体によっても異なります。

気になる方は、お住まいの自治体の生活保護を担当する部署・窓口に相談してみてください。

支援制度⑤生活保護

生活保護とは、生活に困窮している人や病気やケガ、障害などで就労できない人に対して、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活の保障と自立の助長を目的とした支援制度のことです。(参考:厚生労働省「生活保護制度」

生活に必要な最低限度のお金を持つことが困難な人が、お金を受給できる制度とも言えます。

生活保護で受給できるお金には生活扶助(食費・被服費・光熱費など)や住宅扶助(アパートなどの家賃)、医療扶助(医療サービスの費用など)などがあります。

  • 日常生活に必要な費用(食費・被服費・光熱費など)
  • アパートなどの家賃
  • 義務教育を受けるために必要な学用品費
  • 医療サービスの費用
  • 出産費用
  • 就労に必要な技能の修得などにかかる費用
  • 葬祭費用

また、受給金以外にも、国民年金保険料や住民税、NHK放送受信料などの税金・公共料金の支払いが減免されることがあります。

申請は、お住まいの自治体を所管する福祉事務所で行なえますが、まずは、お住まいの自治体の生活保護を担当する部署・窓口に相談してみてください。なお、一定の資産がある場合、申請できないため注意してください。

ただし、生活保護は「最後のセーフティネット」とも呼ばれるように、本当に支援が必要な人だけを対象とする支援です。一般的に審査が厳しく、生活保護以外の支援を提案されたり、申請が却下されたりする可能性があるということは、心に留めておいてください。

支援制度⑥生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度とは、所得の低い人や障害のある人などの生活を経済的に支えつつ、その在宅福祉や社会参加の促進を図ることを目的に貸付を行う支援制度のことです。銀行などと比べて、低い金利でお金を借りることができます。(参考:全国社会福祉協議会「生活福祉資金」、厚生労働省「生活福祉資金貸付条件等一覧」、政府広報オンライン「生活にお困りで一時的に資金が必要な方へ「生活福祉資金貸付制度」があります。| 暮らしに役立つ情報」

対象となるのは、「低所得者世帯」「障害者世帯」「高齢者世帯」であり、障害のある人の場合は、障害者手帳などの交付が前提となります。

生活福祉資金貸付制度は大きく分けて下記に分類されます。

生活福祉資金貸付制度の種類
  • 総合支援資金(生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費)
  • 福祉資金(福祉費、緊急小口資金)
  • 教育支援資金(教育支援費、就学支度費)
  • 不動産担保型生活資金(不動産担保型生活資金、要保護世帯向け不動産担保型生活資金)

この制度は、あくまで貸付です。返済の義務があるという点は注意しましょう

気になる人は、お住まいの自治体の生活保護を担当する部署・窓口に相談してみてください。

ナルコレプシーのある人が利用できる支援機関

この章では、ナルコレプシーのある人が利用できる支援機関を解説します。

支援機関①就労移行支援事業所

就労移行支援とは、一般企業などへの就職を目指す、病気や障害のある方向けに、「障害者総合支援法(障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律)」に基づいて行われる福祉サービスのことです。(参考:e-Gov法令検索「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」

実際のサービスは、国の基準を満たしたさまざまな民間の就労移行支援事業所が行います。

就労移行支援事業所では、体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができます

さらには、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。

就労移行支援事業所は各地にあります。私たち、キズキビジネスカレッジ(KBC)もその一つです。それぞれ特徴が異なるため、気になるところがあれば問い合わせてみてください。

就労移行支援事業所については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

支援機関②精神保健福祉センター

精神保健福祉センターとは、精神障害のある人のサポートを目的とした支援機関のことです。(参考:東京都福祉保健局「精神保健福祉センターとは」

ほかの支援機関と比較して、精神疾患に特化している点が特徴と言えるでしょう。

「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」により、各都道府県に設置されています。(参考:e-Gov法令検索「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」

精神疾患に関連する悩みの相談や社会に適応するための指導と援助を行っています

精神障害による症状で悩んでいる本人だけでなく、ご家族や周囲の人の相談も受け付けています。また、匿名での相談も受け付けています。医師から正式な診断を受けていなくても相談は可能です。

詳しくは、お住まいの自治体の精神保健福祉センターに問い合わせてみてください。

支援機関③地域障害者職業センター

地域障害者職業センターとは、病気や障害のある人に対して、職業評価や職業指導、職業準備訓練、職場適応援助などの専門的な職業リハビリテーションを提供する支援機関のことです。(参考:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構「地域障害者職業センター」、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構「地域障害者職業センターによる支援」、厚生労働省「地域障害者職業センターの概要」

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営しており、障害者雇用促進法に基づいて、全国47都道府県に設置されています。

ハローワークや医療・福祉機関と連携しているため、仕事に関する相談や訓練、復職するためのサポートを行っています

病気や障害に悩む当事者だけでなく、障害のある人を雇用する事業所に対して、雇用管理に関する相談・援助も行っています。

仕事を両立したい人や就労状況について相談したい人におすすめです。

支援機関④障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターとは、雇用や保健、福祉、教育に関する関係機関と連携し、障害のある人の雇用の促進・安定を目的とした一体的な支援を行っている支援機関のことです。(参考:厚生労働省「障害者雇用促進法制の整備について」、厚生労働省「障害者就業・生活支援センターについて」

障害のある人の就職活動の支援や求人の紹介、職場定着のためのサポートなどを行います。

就労面だけでなく、金銭管理などの経済面や生活面のことまで、日常および地域生活に関する支援も行っています

生活習慣や金銭管理、健康管理などについても幅広く相談できるため、生活面のサポートも受けたい人におすすめです。

2023年4月1日時点で、全国に337箇所設置されています。

支援機関⑤障害者就労支援センター

障害者就労支援センターとは、 障害のある人の就労機会の拡大を図るため、自治体が設置する支援機関のことです。

障害のある人の就労全般に関する相談や、就職に向けたサポート、ハローワークへの同行などの支援を行っています。

障害者就労支援センターの設置は自治体によって異なります。お住まいの自治体のWEBサイトをご確認ください。

また、「お住まいの自治体名+障害者就労支援センター」などのインターネット検索で見つけることもできます

支援機関⑥基幹相談支援センター

基幹相談支援センターとは、障害のある人をサポートを目的に地域の相談事業を行っている支援機関のことです。(参考:厚生労働省「基幹相談支援センターの役割のイメージ」

基幹相談支援センターでは、一般的に以下のような支援を行っています。

  • 病気・障害のある人のための総合的な相談
  • 適切なサポート団体との連携
  • 権利擁護・虐待防止

基幹相談支援センターの設置は自治体によって異なります。お住まいの自治体のWEBサイトをご確認ください。

また、「お住まいの自治体名+基幹相談支援センター」などのインターネット検索で見つけることもできます

支援機関⑦ハローワーク(公共職業安定所)

ハローワーク(公共職業安定所)とは、仕事を探している人に対して、就労に関連するサポートを行っている支援機関のことです。(参考:東京労働局「東京ハローワーク」、厚生労働省「こころの健康サポートガイド」、厚生労働省「ハローワークにおける障害者の就労支援」

主に職業相談や職業訓練、求人情報の提示などを行っており、具体的な支援内容は事業所によって異なりますが、一般的には以下のような幅広いサポートを行います。

  • 仕事で活かせる知識・技能の習得
  • 仕事や私生活で活かせるメンタル面のサポート
  • 「どのような仕事や働き方が向いてるのか」のアドバイス
  • 転職先候補の業務や雰囲気を体験できる「職場体験実習(インターン)」の紹介
  • 履歴書・経歴書・エントリーシートの作成支援
  • 面接対策
  • 転職後の職場定着支援

ハローワークでは、病気や障害のある人に向けた支援を行っています。障害者手帳が交付されていない人などでも、専門医による診断書があれば支援を受けることができます

ハローワークで求職登録を行うと、障害の特性や希望職種に応じた職業相談を受けられます。障害のある人向けの求人を探していることを伝えると、向いてると思われる求人情報を紹介してもらえます。

ほかにも、「どのように就職活動をすればよいのか?」「面接や履歴書には病気や障害、ケガの有無をどのように記載すればよいのか?」など、就職活動や履歴書の書き方、面接での伝え方など、細かい疑問も解決できます。

また、ハローワークには、住まいや生活に関する総合相談を行う窓口もあります。経済面や生活面などについても幅広く相談できるため、心配がある場合は相談してみましょう。

支援機関⑧転職エージェント

転職エージェントとは、転職を希望する人をサポートする人材紹介サービスのことです。

現代の仕事探しにおいて、転職エージェントの利用は一般的な方法です。民間の転職エージェントも利用できる支援機関と言えます。

近年では、病気や障害のある人に特化した転職支援を行う転職エージェントも増加しています

ご自身に合いそうな転職エージェントを並行的に利用してみましょう。

支援機関⑨地域若者サポートステーション(サポステ)

地域若者サポートステーションとは、働くことに悩みを抱えている15〜49歳までの就学中でない人のサポートを目的とした支援機関のことです。「サポステ」とも呼ばれています。(参考:厚生労働省「地域若者サポートステーション」

厚生労働省委託の支援機関であり、就業中ではない人の就職から職場定着までを全面的にバックアップします。

地域若者サポートステーションでは、一般的に以下のような支援を行っています。

  • コミュニケーション講座
  • ジョブトレ(就業体験)
  • 就活セミナー(面接・履歴書指導など)
  • 集中訓練プログラム
  • パソコン講座・WORK FIT・アウトリーチ支援

支援機関⑩リワーク

リワークとは「return to work」の略で、精神疾患が原因で休職中の人を対象とする、復職や転職、再就職に向けたリハビリテーションのことを指します。

「リワークプログラム」と同じ意味で、「復職支援プログラム」や「職場復帰支援プログラム」という名称が使われることもあります。

リワークについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

支援機関⑪ジョブコーチ(職場適応援助者)

ジョブコーチとは、障害のある人の職場適応を支援する職場適応援助者のことです。(参考:厚生労働省「職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について」

障害のある人が職場への適応に関して課題がある場合、職場にジョブコーチが出向いて、障害の特性を踏まえた専門的な支援を行います。就職後の支援の側面が強いものになります。

当事者の職務の遂行や、職場内のコミュニケーションなどに関して、障害のある人が職場に適応するためのアドバイスをします

また、障害のある人を雇用する事業主に対して、障害の特性を踏まえた作業の提案や、仕事の教え方などをアドバイスするなど、当事者と事業主双方をサポートしています。

具体的な目標を定めた上で策定される「支援計画」に基づいて援助を行い、最終的には上司や同僚などの職場の人の自然な配慮(ナチュラル・サポート)に移行することを目指していきます。

ジョブコーチには、以下の3種類があります。

  • 配置型ジョブコーチ:地域障害者職業センターに所属するジョブコーチ
  • 訪問型ジョブコーチ:社会福祉法人などに所属するジョブコーチ
  • 企業在籍型ジョブコーチ:障害のある人を雇用する事業所に雇用されるジョブコーチ

補足①:障害者雇用支援人材ネットワークシステム

障害者雇用自然人材ネットワークシステムとは、「障害者雇用管理サポーター」として登録されたさまざまな分野の専門家に相談できるシステムのことです。

障害のある人を雇用する事業所が主な対象です。

障害者雇用に関わる労務管理や従業員の健康管理、また障害のある人のために設備を改修する場合などに、専門家に相談することが可能です。

専門分野や活動地域、障害の種別などの条件で検索が可能です。

補足②:その他のナルコレプシーに関連する支援団体や自助会、互助会、家族会、ピアサポート団体

ほかにも、ナルコレプシーのある人を支援する団体や自助会、互助会、家族会、ピアサポート団体は多数あります。

自助会、互助会、家族会、ピアサポート団体とは、ナルコレプシーのある人やナルコレプシーだった人同士の支えあいを目的に、情報交換などを行う団体のことです。お互いの悩みを打ち明けたり、対処方法を共有したりします。

団体ごとに方向性や特色、雰囲気などに特徴があります。

「お住まいの自治体名+自助会」「ナルコレプシー+支援+ピアサポート」などのインターネット検索で見つけることもできます。また、支援機関に相談することで、さまざまな支援団体が見つかります。

自分に合う支援団体を並行して利用すると、さらに「次の一歩」に進みやすくなるはずです。余裕があるようでしたら探してみてください。

まとめ:ナルコレプシーのある人が働き続けるには、周囲のサポートも重要

ナルコレプシーは、生涯付き合っていく病気です。

生活を変え、対策を講じることで、よりよい付き合い方を模索する必要があります。そのためには、周囲の人の理解やサポートも大切です。

認知度の低い病気だからこそ、誤解のないよう、丁寧に説明し、理解を求めていく必要があります。

一人では難しいと感じたら、医師や専門家、支援機関に相談してください。就労をサポートする支援機関もあります。

ナルコレプシーになっても気持ちよく働き続けられる環境を、一緒に探していきましょう。

よくある質問(1)

ナルコレプシーと診断されたら、仕事はどうすればいいでしょうか?

最初は慣れない生活に戸惑うかもしれませんが、必ずしもいまの仕事を辞めたり、生活環境を大きく変えたりする必要はありません。

詳細については、こちらで解説しています。

よくある質問(2)

ナルコレプシーのある人に向いてる仕事を教えてください。

以下が考えられます。

  • フリーランス
  • 事務職などのディスクワーク

詳細については、こちらで解説しています。

監修キズキ代表 安田祐輔

発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病などの方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。

【著書ピックアップ】
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(2021年12月、翔泳社)』

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翔泳社公式 【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2024年10月現在11校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2024年10月現在6校)

【その他著書など(一部)】
学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法(KADOKAWA)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』『暗闇でも走る(講談社)』

日経新聞インタビュー『働けたのは4カ月 発達障害の僕がやり直せた理由』
現代ビジネス執筆記事一覧

【メディア出演(一部)】
2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

サイト運営キズキビジネスカレッジ(KBC)

うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。2024年10月現在、首都圏・関西に6校舎を展開しています。トップページはこちら→

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