「一人の苦しみを孤独にさせない」ためにキズキで伴走する

2026/7/24

就労移行支援事業部 サービス管理責任者の小路岳弥です。

1.友人の発達障害と誰にも言えない苦しみが私の支援の原点 

大学では社会福祉学を専攻していましたが、本格的に社会福祉に関心を持ったきっかけは、大学時代に親しくしていた友人の存在でした。

ある日、友人が急に学校へ来なくなり、音信不通になってしまったのです。

心配で根気強く連絡を取り、一緒に病院へ同行しました。そこで目の当たりにしたのは、発達障害の診断と、それによる二次障害である適応障害という診断結果でした。 

「こんなに苦しいのは自分だけだ」。誰にも言えずに、たった一人で苦しむ友人の姿に、私は強い衝撃を受けました。世の中には、彼と同じような生きづらさを抱え、孤独の中で泣いている人がどれくらいいるのだろうか、と。 

この体験がきっかけで本格的に社会福祉学に関心を持ち、卒論は発達障害と二次障害の関係をテーマにしました。

また、この時期から「対話を通じて人の役に立ちたい」「困りごとを抱える方を直接的にサポートできる仕事に就きたい」という、現在の私の一貫した軸が形成されました。その後、在学中に家庭教師として不登校の生徒さんを担当したことも、支援の道を志す大きな後押しとなりました。

2.個別塾と公務員を経て辿り着いた「就労支援」というキャリア

新卒では個別指導塾に事務職として入社しました。その後地元へ戻り、自治体の福祉職員へと転職。児童福祉を担う部署で、イベント企画や関係各所との調整業務に奔走する日々を送りました。

塾での教育現場のサポート、自治体での生活支援。それぞれの現場で懸命に向き合ってきましたが、経験を重ねるうちに私の中に一つの強烈な思いが芽生え始めました。

それは、「人生において大きなテーマである『就労』を支援する仕事に携わりたい」という思いです。 人が生きていく上で、働くことは避けて通れない大きな壁であり、同時にありたい自分を実現する機会でもあります。

その人生の大きなターニングポイントに直接関わり、サポートしたい。その決意を胸に、就労移行支援事業所であるキズキビジネスカレッジ(KBC)へ入社しました。

3.本音を聴き、「心の底からやりたいこと」に伴走する支援

日々利用者の方々と接する中で、私が何よりも大切にしていることは、「言葉に表れている顕在的なニーズだけでなく、その奥にある潜在的なニーズを汲み取る」ことです。 支援の現場にいるとわかりますが、ご本人の口から最初に出てくる希望が、必ずしも本当であるとは限りません。

事実、当初お話しされていた希望とは全く異なる分野に就職を決め、生き生きと働き始める方を何人も見てきました。 だからこそ私は、ご本人の言葉をそのまま受け取るだけでなく、その背景にある本音を慎重に探るようにしています。

「1回の面談で、相手の全てを理解したつもりにならない」よう、常に自分を戒め、支援者側のプランを一方的に押し付けるのではなく、最後まで耳を傾ける。対話を重ねて初めて、「本当にやりたいこと」の輪郭が見えてくるのです。現場で培ってきたこの「傾聴力」が、私の武器です。

4.「人は何度でもやり直せる」を伴走者として証明し続ける

今後キズキで実現したいことは「人は何度でもやり直せる」ということを証明し続ける存在になることです。

挫折を経験し、自信を失ってしまった方が、対話を通じて少しずつ前を向き、ご自身が心から納得できる道を見つけていく。その過程に、私は常に「伴走者」として真摯に向き合い続けたい。 

誰かが新しい一歩を踏み出す瞬間を支え、一緒に喜び合える支援者であり続けます。

5.人の苦しみを「孤独」にさせないために、あなたの力が必要です

「自分の抱える困難は自分だけのもので、支援機関に行っても理解してもらえないのではないだろうか。」

そんな風に不安に思われている利用者の方々に、私は講座の中で「人類の共通性」という考え方をお伝えしています。自分だけが深い暗闇にいるように思えても、周りを見渡せば、同じように悩み、葛藤を抱えている人は必ず存在します。決して、一人ではありません。

そして、この記事を読み、キズキにエントリーをすることを検討しているあなたにも、同じことをお伝えしたいです。

もしあなたが、これまでの人生で「社会の生きづらさ」に心を痛めたり、葛藤したりした経験があれば、あなただからこそ、寄り添える人がいます。その経験は、キズキで働く上で、何よりの「力」と「優しさ」になります。

私たちと一緒に、「何度でもやり直せる社会」を創っていきませんか?

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