福祉から離れると決心した私が、キズキで再び現場に立つ理由
2026/7/24
就労移行支援事業部 サービス管理責任者・マネージャーの池田有延です。
1.支援の現場を退いた悔しさと、部署異動で抱えた葛藤
臨床心理学を学んだ大学時代。発達特性を持った方の支援を学んでいたものの、当時の私はそれを仕事にするイメージを描けずにいました。その代わりに目指していたのは、ホテルやブライダル業界でした。人の幸福な瞬間に立ち会いたい思いがあったからです。
しかし、縁あって新卒で入社したのは、ホテル並みの接遇が求められる高級有料老人ホームを運営する企業でした。人の幸福な最期をサポートできると考え、入社を決めました。
入社して3年半は介護現場を経験しました。
それは充実した日々でしたが、思わぬ形で終わりを迎えます。ドクターストップがかかるほどの腰痛になってしまったのです。現場を離れざるを得ない悔しさを抱えながら、私は人事部門へ異動しました。担当は新卒採用。採用の仕事も重要ですが、私の心の中には「現場で直接誰かのために尽くしたい」という想いがありました。
腰痛により現場での支援の継続が困難であることと、人事部での仕事に「やりたいこととのズレ」を感じた私は、ついに転職を決意したのです。
2. 福祉から離れようとした私を引き戻した、キズキの圧倒的な熱意
転職活動を始めた当初、私は「福祉にはもう関わらない」と心に決めていました。
新しい職種に関心があったため、コンサルタント職を中心に企業を探しました。そして、複数社から内定をいただくことができました。
しかし、ある日届いた一通のスカウトメッセージが、私の運命を変えます。
それが「就労移行支援」という福祉制度、そして「キズキ」との出会いでした。
かつて、私は福祉の世界から離れようとしていました。しかし今、私は自らの意思で福祉の最前線に立っています。
コンサルタント職の内定を辞退してまでキズキを選んだ最大の理由は、「私を必要としてくれる圧倒的な熱意」でした。他社とは明らかに違う熱量で、私の介護業界での経験やサービス管理責任者としてのポテンシャルを評価してくれたのです。
もちろん、再び福祉の世界に戻ることに不安を感じなかったわけではありません。
しかし、面談を重ねていく中で、その不安は「介護現場で利用者の方々と真摯に向き合ってきた経験は、必ずキズキでも活かせる」という確信に変わったのです。
3.前職の介護と人事の経験が活きる就労支援
キズキビジネスカレッジ(KBC)に入社して2年数カ月。現在はマネージャーとして、大宮校舎の運営や数字の管理、そして職員と利用者の双方が働きやすく、利用しやすい環境づくりに奔走しています。
私の強みは、これまでの遠回りに見えたキャリアにあります。 認知症の方々を介護する中で身につけた「言葉を鵜呑みにせず、相手の背景を想像する力」。 人事部門で培った「面接で求職者の本質的なニーズを深堀りする力」。 これらの能力は、現在の利用者の支援や新規利用者の担当者配置などに直結しています。「あの時の経験が、今ここに繋がっていたんだ」と実感する日々です。
4. 誰が担当しても「最高の伴走者」になれる仕組みをつくる
「支援の質は、担当するスタッフの力量に依存する」。
そんな福祉業界の「当たり前」を、私は変えていきたいです。
私がキズキで実現したいのは、利用者さまと共に「長期・短期の目標を期間単位で立てる視点」を、スタッフ全員に浸透させることです。
この「チームのために貢献する」という考えは、学生時代に打ち込んだ野球から学びました。
野球は、個人の突出した能力だけでは勝てません。全員が同じ目標を共有し、組織としてそれぞれの役割を全うして初めて勝利を掴めます。
私がマネージャーとして意識しているのも、まさにこの「全員が共通の目標に向かって、お互いのために尽くせる組織づくり」です。
誰が面談を担当しても、常に質の高いサービスを提供できる仕組みをつくりたい。
個人の力量に頼るのではなく、組織全体として「最高の伴走者」になる。
そして将来的には、キズキが培った就労移行支援のノウハウを、社会全体に広く発信していけるような存在になりたいと考えています。
5. あなたの経験やスキルが、人の未来と組織を支える力になる
キズキへのエントリーを検討しているあなたへ。
「自分のキャリアがどう活きるかわからない」
「自分に支援は向いているのか不安」
「福祉の仕事は好きだけど、働き方や環境が合わない」
「これまでの福祉の現場で、違和感や限界を感じてしまった」
そんな不安を抱えているかもしれません。でも、安心してください。
私たちの目の前にやってくる利用者さまの多くは、自分の弱みを見せることに強い恐怖と抵抗を持っています。そこに必要なのは、特別な能力ではなく、日常の些細な会話です。「今日の体調はどうですか?」「昨日はよく眠れましたか?」いきなり深い悩みに踏み込むのではなく、簡単な言葉を交わすこと。 あなたのこれまでの人生経験、挫折、そして遠回りをしたと思っているキャリア。そのすべてが、隣に寄り添うための「力」と「優しさ」に変わります。
同時に、私たちはこれからのキズキを共に創り、組織やサービスを牽引していく「未来のマネージャー」や「サービス管理責任者」となる人材も求めています。
福祉業界での経験はもちろん、一般企業でのチームマネジメント、営業、組織づくりなどのビジネス経験も、キズキでは事業所を成長させる強力な武器になります。「一人の支援者」に留まらず、仕組みを整え、チームを育て、より多くの困りごとを抱える人に届けるサービスをカタチにする。そんな視点を持ったあなたの力を、私たちは必要としています。
あなたの「誰かを支えたい」という想いや、「これまでの経験を社会課題の解決に活かしたい」という志を、ぜひ私たちに聞かせてください。
あなたの経験が、誰かの新しい選択肢をつくる光になり、組織の未来を切り拓く力になる日を、心から楽しみにしています。