「何度でもやり直せる社会」を目指して~元作業療法士がキズキで挑む新たなキャリア
2025/4/15


はじめまして、加藤喬也(かとうもとや)です。2024年11月にキズキに入社し、現在は名古屋校の教室長として勤務しています。私自身が不登校を経験したことや、これまでのキャリアを経て感じた想いが、キズキへの転職につながりました。今回はそのストーリーについてお伝えしたいと思います。
|作業療法士としてのキャリアのスタート
私が教育の道に関心を持つようになった背景には、自身の幼少期の経験があります。実は小学生の頃、不登校を経験していました。明確な理由は分かりませんが、もともと発達のグレーゾーンの特性があったことや、父の転勤による環境の変化が影響していたのではないかと考えています。
また、母が看護師として働いていたこともあり、私自身も「人を支える仕事」に興味を持つようになりました。学生時代は特に、小児の発達特性や精神障害を持つ方への支援に関心を抱き、大学卒業後は、地方の市民病院で急性期の作業療法士として勤務することになりました。
しかし、新型コロナウイルスの流行によって、私のキャリアの方向性が変わってしまいました。当初目指していた小児の発達支援の分野ではなく、高齢者医療を中心とした病院へ就職することとなったのです。仕事にはやりがいを感じていましたが、やはり「学校に通えない子どもたち」「生まれ持った特性によって困難を抱えている人」を直接支援したいという思いが募り、転職を決意。紆余曲折を経て、キズキにたどり着きました。
|教室運営だけではない、広がる挑戦の場
現在は、キズキ共育塾・名古屋校の教室長として、生徒さん一人ひとりの支援に取り組んでいます。具体的には、生徒さんとの面談や学習サポート、講師の方々との連携を図りながら教室運営を行っています。
キズキのビジョンは「何度でもやり直せる社会をつくる」、ミッションは「事業を通じた社会的包摂」。これは目の前の生徒さんを支援するだけでなく、社会全体の課題解決を目指すものです。
作業療法士として病院で働いていたときも、患者さん一人ひとりと向き合いながら支援をしていましたが、もっと広く社会に影響を与えられる仕事がしたいとも感じていました。不登校の子どもの数は年々増加し、文部科学省の統計では34万人を超えています。こうした現実に対して、私自身の経験を活かしながら、少しでも多くの人の力になりたいと思っています。
また、キズキでは教室運営だけでなく、さまざまなプロジェクトにも携わることができます。全国に広がるキズキの校舎や事業部と連携しながら、社会全体にインパクトを与える取り組みに関わることができるのも、この仕事の大きな魅力です。

|全国に広がるキズキと成長の機会
キズキは現在、全国16校舎を展開し、さらなる拡大を続けています。その中で私自身も多くの業務に携わり、学びの多い日々を過ごしています。また、年齢や経歴に関係なくチャレンジできる環境があり、多様なバックグラウンドを持つメンバーと切磋琢磨しながら成長できるのも、キズキの魅力だと感じています。
実際に私も入社して間もないですが、教室長というポジションを一任してもらえており、難しいこともありますが、周りの先輩・上司に指導をいただきながら、同期とも高め合いながら日々取り組んでいます。責任の大きい仕事ではありますが、その分やりがいも大きく、自身の成長を強く実感できる環境です。
今後の目標として、まずは東海エリアでのキズキの発展に貢献することを目指しています。そして、より多くの生徒さんが自分らしく学び、成長できる環境を作るために、全国的な取り組みにも積極的に関わっていきたいです。
ここまで読んでいただき、少しでもキズキのビジョンや私の想いに興味をお持ち頂けましたら、面談や選考を通じて「キズキ」をより知っていただきたいです。一緒に「何度でもやり直せる社会」をつくっていける仲間をお待ちしています!