就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) 「障害当事者」であり「元利用者」であるという事実に基づいたサポートができる点は私の強みです

- 氏名
- 谷口義人(たにぐち・よしと)
- 校舎
- 横浜校
- 肩書・役職
- スタッフ
目次
これまでの「キャリア・経歴」
私は幼少期から周囲とのコミュニケーションに難しさを感じており、当時はその原因が分からず、自分の努力でどうにかしようともがいていました。家族の支えもあり、大学の農学部を卒業するまで学業をやり遂げたことは、自分の中で大きな成功体験となっています。
その後、新卒で信用金庫に就職し、店舗スタッフとして働き始めました。しかし、ここで再びコミュニケーションの壁に直面します。お客様の声や機械音が響く環境で電話応対をしようとすると、音としては聞こえるのに言語として理解できないという状況に陥ってしまったのです。
当時は聴覚障害を疑うほどの困難に苛まれ、社内のコミュニケーションのあり方に馴染めなかったことも重なり、適応障害を発症して入社半年で休職・退職に至りました。その療養期間を経て精神科で検査を受けた結果、発達障害(ASDとADHD)であることが判明しています。
今後の身の振り方や適職、自身の特性と向き合うための「ライフハック」を学ぶべく、キズキビジネスカレッジ(KBC)の利用者となりました。その後、約4ヶ月の利用を経て、適性を見出されて現在はスタッフとして働いています。
支援の道を志した「原点」
キズキビジネスカレッジ(KBC)を利用しながら自己分析を深めていく中で、私自身の2つの強みが浮き彫りになりました。
1つは、学生時代の塾講師のアルバイト経験などを通じて培われた「人に教えること」への適性と、他者のポジティブな変化に貢献したいという強い思いです。もう1つは、農学系の研究室で実験を通して物事の真理を追い求めた経験から来る「論理的思考力」です。
この2つの掛け合わせが私の武器だと気づかせてくれたのは、他ならぬキズキビジネスカレッジ(KBC)のスタッフたちでした。「その強みがあるなら、キズキビジネスカレッジ(KBC)の支援職に合っているのでは」と打診をいただいたのです。
実際にキズキビジネスカレッジ(KBC)は、過去の事実を論理的に分析し、その方の課題解決を一緒に考え抜く根拠に基づいた支援を大切にしています。私自身の思考の型とこの支援方針が非常にマッチしていると感じ、自分が支援を受ける中で見出してもらった「支援する力」を活かしたいと考えたのが、この道を志した原点です。
これまでの経験から生まれた「強み」
人に教えることへの適性と論理的思考力に加えて、「障害当事者」であり「元利用者」であるという事実に基づいたサポートができる点も私の強みです。
たとえば、ご相談に来られた方が感覚的な表現で言語化に悩まれているとき、当事者としての経験から「こういう風に見えたり、感じたりしているのですね」と、言語化のお手伝いをすることができます。
また、利用者としてキズキビジネスカレッジ(KBC)のカリキュラムをこなしてきた実体験があるため、「私ならこういうパターンで自己理解を深めました」と、より具体的でリアルな提案の引き出しを持っています。
たとえば以前、就職活動がうまくいかずに悩んでいたご利用者さまに対して、私自身の経験を参考事例としてお話しつつ、事実を基にリフレーミングを行い、メンタルの立ち直りを伴走支援した経験もあります。支援者としての論理的な視点と当事者としての具体的な経験、その両輪で皆様に寄り添えることが私の強みです。
私が大切にしている「想い」
支援において私が大切にしている想いは大きく2つあります。
1つは、キズキビジネスカレッジ(KBC)で支援スタッフとして元気に働き続ける私自身の姿を見せることで、皆様にとっての一つの答えになることです。
以前、社歴の長いスタッフから「あなたが頑張っている姿を見ると、私たちの支援した先のゴールが目の前にあるようでエネルギーをもらえる」と言っていただいたことがあります。その時に、私自身が頑張ること自体が、「自分が行った支援の意味はここにあったんだ」という1つの目標になり得るのだと自覚しました。また、ご利用者さまからも「自分の将来の姿の参考になりました」というお言葉をいただいたこともありました。ご利用者さまにとって、そして他のスタッフにとっても、私自身が一つの指針になれればと願っています。
2つ目は、障害や病気、そして皆様のこれまでの人生経験を、すべて「その人だけの個性」として肯定することです。私の目標は、「障害が個性として認知される社会」をつくることです。面談の場では、偏見を一切持ち込まず、フラットな姿勢でありのままのお話に耳を傾けることを徹底しています。優劣をつけるのではなく、事実に基づいてその人のバックグラウンドを深く理解し、誠実に向き合い続けること。それがプロとしての私の決意です。
スタッフだから知っている「キズキビジネスカレッジ(KBC)のいいところ」
キズキビジネスカレッジ(KBC)の強みは、何と言ってもスタッフのバックグラウンドの多様性にあります。介護・福祉業界出身者だけでなく、年齢も前職の職歴も本当に幅広い人材が揃っています。そのため、ご相談に来られた方のお仕事の経験や希望される業種・職種など、何かしらの琴線に触れるスタッフが必ずおり、ご自身と価値観の合う支援者に出会える環境が整っています。
さらに素晴らしいのは、それほど多様なスタッフが集まっていながら、「ファクトとロジック(事実と論理)」に基づく支援方針が全員に徹底されていることです。一般的な障害特性の知識に当てはめるのではなく、「その人がどのような経験をしてきたか」「何を大切にしているか」という個別の事実を起点に支援を組み立てます。そのため、どのスタッフに相談しても支援の軸がぶれることがなく、一人ひとりの状況に極めてマッチした、説得力のある質の高いサポートを提供できるのがキズキビジネスカレッジ(KBC)の最大の魅力だと感じています。
講座を通して手に入れてほしい「未来」
私が担当している「コミュニケーションGame&Tips」は、ご自身のフェーズに合わせた気づきを得られる講座です。
コミュニケーションに苦手意識がある方にとっては、決められたルールの中で安心して人と話す「練習の場」となりますし、得意な方にとっては、全体を見通して話を振り、場を取りまとめるなど、コミュニケーションのバリエーションを増やす場として活用していただけます。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では他にも、会計やWebライティング、生成AIなど、非常に多種多様で専門的な講座をご用意しています。それぞれ、初心者の方にとってもわかりやすい講座でありつつ、より知識を深めたいという方にとっても満足いただける難易度の高い内容も担保できています。
ご自身の興味や価値観の変化に合わせて学ぶ内容を柔軟に変えながら、社会に出るための強固な「下地」を作れるという点においては、他の事業所と一線を画すと個人的には考えています。
加えて校舎によっては、スタッフの過去の経歴やノウハウの蓄積を生かした特別講座の開講を行っていたり、利用者間で連携しながら実施するサークル活動をしていたりと、実践的なスキルを磨く環境も整っています。これらのプログラムを通じて自身の可能性を広げ、自信を持って就職してほしいと願っています。
一歩踏み出すのを迷っているあなたへ
就労移行支援のご利用を検討されているということは、離職や休職中であったり、働き方に悩まれていたりと、非常に難しい状況に置かれていることと思います。
「自分が何に困っているのかさえ分からない」という状態でも全く問題ありません。AIで壁打ちできる時代ではありますが、人間が相手だからこそ、ただ思いの丈を話していただくだけで考えが整理され、心が軽くなることは多々あります。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、体調面をモニタリングしてセルフケアの方策を考えたり、スキル講座で強みを伸ばしたり、専門のスタッフが就職に向けた価値観分析をお手伝いしたりと、仕事に関わるあらゆるお困りごとに対応できる準備があります。
どんな些細な不安でも構いません。私たちとお話しいただくことで、新しい着眼点や、ご自身の人生をより良くしていくためのヒントがきっと見つかるはずです。キズキビジネスカレッジ(KBC)は、もっと自分の人生を良くできるような考え方を得られる場所だと、個人的に考えています。私たちがしっかりとお話を伺い伴走しますので、ぜひ安心して、遠慮なくお問い合わせください。
校舎・講師スタッフ紹介ページへ