完全に同じ目線になることだけが共感ではありません。本当に抱えている困りごとの核心を的確に掴むよう努めています
完全に同じ目線になることだけが共感ではありません。時には少し離れた視点から客観的に状況をお伝えするなど、複数の視点を持つことで、その方が本当に抱えている困りごとの核心を的確に掴むよう努めています。
- 氏名
- 小山琢(こやま・たく)
- 校舎
- 新宿校
目次
これまでの「キャリア・経歴」
大学院では人文系の西洋史学を専攻し、古代ギリシャ建築領域の研究をしていました。
その後、「学問の普及に貢献したい」という思いから就職の道を選び、博物館の展示設営なども手がけるディスプレイ業界の企業へ入社しました。配属後は主に、展示会のブース設営やオフィス内装の営業、施工管理を約2年半にわたり担当しました。
お客様のご要望を伺うところから始まり、資材の確認、職人さんとの日程や金額の調整、工程表の作成、そして現場での施工管理から納品まで、案件の全工程にワンストップで携わっていました。
クリエイティブな業界の感覚や、職人さんたちとの円滑なコミュニケーションの取り方など、多様な方々と協働する現場で多くの経験を積むことができたと感じています。
支援の道を志した「原点」
実は大学院へ進学した背景には、「社会人として働く自信がない」という悩みがありました。当時の私は仕事への解像度が低く、競争の環境でやっていけるのか不安を抱えていたのです。
しかし、前職でオフィス内装の仕事に携わる中で、オフィス空間という「仕組み」から働く人の生きづらさを解決できることに気づき、強いやりがいを感じました。私自身、働き方について深く悩んできたからこそ、働く人の困りごとに直接コミットできる仕事をしたいと思うようになったのです。一方で、オフィス内装の仕事では、働く方への個別のアプローチには限度があったため、個人の働き方をサポートできるような仕事がないかを探していました。
もともと大学院の頃に、キズキが運営する個別指導塾「キズキ共育塾」でアルバイトをしており、その時の体験が自身の中でとても大切に残っていました。その原体験と、前職で気づいた「個人の働き方をサポートしたい」という思いが重なり、現在のキズキビジネスカレッジ(KBC)へと繋がっています。
これまでの経験から生まれた「強み」
前職では、何から手をつけていいか分からない未知の課題に直面し、落ち込むこともありました。しかし、目の前の状況を整理し、わかる部分から組み立てて先行きを見通す経験を積んだことで、どのような状況でも真摯に取り組む力が身につきました。この「わからないものを整理し、論理立てて考える力」は、現在の面談でも活きています。
利用者さんが抱える不安は、ご自身の中でも言語化しきれていないことが少なくありません。何が不安なのかわからないという状態に対し、今わかることから一緒に整理し、第三者の視点から「こういう課題がありそうです」と道筋を見える化することが、私の強みだと考えています。
私が大切にしている「想い」
面談においては、利用者さんのお話を俯瞰的に捉え、課題を一緒に見つめられる状態にすることを大切にしています。また、表面的な情報や面談の体裁だけを追うのではなく、お話を伺う中で感じる「違和感」や「不明瞭な部分」に正直に向き合うことを心がけています。
わからない部分をそのままにせず、「もう少し伺っていいですか?」と少し踏み込むことで、実はそこに問題の核心が隠れていることが多いからです。
完全に同じ目線になることだけが共感ではありません。時には少し離れた視点から客観的に状況をお伝えするなど、複数の視点を持つことで、その方が本当に抱えている困りごとの核心を的確に掴むよう努めています。
スタッフだから知っている「KBCのいいところ」
キズキビジネスカレッジ(KBC)は、論理立てて問題解決を図るというアプローチがスタッフ間でしっかりと共有されている事業所です。プログラムや普段のサポートにおいても、一般就労やその先のキャリア展開を見据えた、質の高い支援を提供している点が大きな特徴だと感じています。
例えば、単純な作業に対応するためのスキルや、形式的なコミュニケーションの練習にとどまりません。「そもそもなぜそのコミュニケーションが重要なのか」「どのようなケースで何が起きるのか」といったように、物事を複合的に捉える視点を大切にしています。
単調な訓練に物足りなさや違和感を持ったことがある方にとって、キズキビジネスカレッジ(KBC)は求めているものに出会える場所になると思います。
担当講座を通して手に入れてほしい「未来」
Excel講座やマーケティング・ライティング系の講座は、ぜひおすすめしたいプログラムです。
Excel講座は初級の操作方法はもちろん、上級になれば「実務において、どのような思考でどの関数を運用すべきか」といった本質的な考え方を学ぶことができます。
また、マーケティング・ライティング系の講座でも、単なるツールの操作や執筆技術を覚えるだけでなく、ペルソナの設定など、仕事の根幹となる考え方にまで触れていきます。単純なオペレーションで完結するのではなく、ご自身で思考し、実際の業務に応用できる実践的なスキルを手に入れていただける内容になっています。
一歩踏み出すのを迷っているあなたへ
初めてご相談に来られる方に対して、「必ずこれを伝えよう」とあらかじめ決めていることはありません。まずは、その方がこれまで何に困ってきたのか、そして今何を求めているのかをなるべく正確に掴むことを何よりも大切にしています。
最初から悩みが整理されていなくても全く問題ありません。同じ目線に立つだけでなく、時には少し離れた視点から「今の状況はこういう風に見えますよ」と客観的にお伝えすることで、一緒に解決への道筋を見つけていきたいと考えています。
まずは今ある不安やわからないことをそのままお話しください。キズキとしてどのような関わり方ができるのか、一緒に考えていきましょう。
