国際的な業務経験に基づいて、フォーマルな英語と活きた英語の両方を伝えます
国連の機関やJICAなどでの海外勤務経験が豊富です。「国際的な機関の業務で使われるような、フォーマルな英語」と、「英語圏の日常生活で使われる、活きた英語」の両方をお伝えします。
- 氏名
- 斉藤千佳(さいとう・ちか)
- 校舎
- 新宿校・新宿御苑校
- ※KBCからの補足:斉藤講師は、「KBCの職員・スタッフ」ではありません。専門的な知見を利用者さまに提供する「講師」として、KBCにご協力いただいています。
- 担当講座
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- 英語(英会話)
- 経歴・資格など
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- 国際基督教大学(ICU)卒業
- 国連機関での勤務経験豊富(UNICEF、UNHCR、UNDPなど。9か国以上に在住)
- TOEIC965点(990点満点)
- 東北大学大学院医学系研究科 社会医学講座国際保健学分野 准教授
- 公衆保健学博士
- 米国NLP™協会認定NLPコーチ
- 全国心理業連合会認定プロフェッショナル心理カウンセラー
目次
国際協力関係機関での勤務経験〜9か国以上で難民支援やエイズ啓発などを実施〜
国連等の、国際協力関係の機関で長く働いてきました。定住して仕事をした国は、ジンバブエ、バルバドス、ジャマイカ、エルサルバドル、パラグアイ、メキシコ、アフガニスタン、ナイジェリア、ガーナなどです。
ただ、大学卒業後にすぐ国際協力関係の仕事を始めたわけではありません。最初は家庭教師やコンサルティングなど、様々な仕事を行っていました。
そしてあるとき、ボランティアで、アフリカのジンバブエにあるモザンビークの難民キャンプに行きました。当時は「We Are The World(※)」という歌が流行っていて、自分も何かやりたいと思ったんです。
※1985年発売の、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーン・ソング。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当。
なぜ「仕事」ではなく「ボランティア」だったかというと、当時はそういう仕事があるということ自体も、そういう仕事に就くための方法も、世の中にほとんど出回ってなくて、私自身も知らなかったからです。
携帯電話もないときで、行ったきり日本の家族や友達とは音信不通状態でしたね(笑)。
その難民キャンプで、日本人のUNICEF(ユニセフ、国際連合児童基金)職員とたまたま知り合い、「そういう仕事があるんだ」と知って、帰国後に国連職員(UNICEF)に応募しました。その人に出会わなかったら、そういう選択肢があることは知らないままだったかもしれません。
国連に就職後は、UNICEF、UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)、UNDP(国連開発計画)などで様々なプロジェクトを担当しました。
国際的な仕事の面白さの一つに、人脈の世界的な広がりがあります。知人から「こんな仕事があるけど、応募してみる?」などと言われて新しい仕事にチャレンジすることもあります。
そして各国で、保健衛生や母子保健の促進、難民援助、開発計画援助、エイズの啓発などを行いました。
難民キャンプでは、難民キャンプの中に小学校を作りました。モザンビークで先生をしていた人を探してそこでの先生になってもらって、廃品を利用して教材を作って、カリキュラムづくりを手伝ったりしていましたね。
国連関係以外では、JICA(ジャイカ、国際協力機構)、民間のコンサルタント会社、NGO、大学などでの勤務経験もあります。また、国際会議や学会での英語での発表経験などもあります。
英語講座:フォーマルな英語と活きた英語の両方に触れることができます
前置きが長くなりましたが、そんな私だからこそ、次の二つの意味で「使える英語」を伝えることができます。
- 国際的な機関の業務や国際会議の発表等で使われるような、フォーマルな英語
- 英語圏の日常生活で使われる、活きた英語
英語を使うとき、正しい文法が大事な場面はもちろんあります。ですが、文法を間違えたとしても、日本語混じりでも、コミュニケーションを取ることはできるんですよ。そのことを体験して実感してもらえればと思っています。
英会話の授業は、楽しんでもらえることが大切だと思って行っています。楽しみながら、コミュニケーションにちょっとでも慣れてもらえれば嬉しいですね。
また、英語は、コミュニケーションツールであるとともに、文化でもあります。英語を通して異なった文化や考え方を学ぶと、視野が広がります。不思議なもので、英語で思考するときと日本語で思考するときでは、考え方も変わるんです。
日々の生活や就職に限らず、もっと大きく人生のビジョン・考え方・選択肢が広がっていきます。
ただもちろん、授業は「KBCが作成した英語の教材」に基づいて進めますので、私の個人的経験に基づいたことだけを話すわけではありません。
上級コースでは、「TEDを見て睡眠について学ぶ」など、高度な英語でいろいろ役立つ内容を扱います。「英語」と「専門的な情報」の両方を学ぶことができる、お得な内容だと思います。
一方初級コースでは、クイズやいろいろなテーマの会話を行うことで、楽しみながら英語を学ぶのと同時に興味深い情報交換になったりもします。
利用者さまはいい人ばかりなので、初級でも上級でも、英語ディスカッションでは、真剣さがありつつ和やかな雰囲気があります。
「あなたのペースで適職を見つけ、新たな道に進む」ために応援します
KBCは、スタッフが優しくて熱心です。また、英語以外にもいろんなことを学べる場所です。
利用者さまは「自分に寄り添い、伴走する人たちがいる環境」で、知識や技術を身につけ、視野を広げ、自分自身を豊かにしていくことができます。
今の時点で「ああいう仕事をしたい」「あの仕事は向いていないかも」と思うことがあってもなくても、KBCで学び、過ごすうちに、選択肢はどんどん広がっていくはずです。
このページをお読みのあなたについても、あなた自身のペースで適職を見つけ、新たな道に進んでいけるようなサポートが得られるのではと思います。
英語や国際協力に興味がある利用者さんには、私の経験などもお話しすることができますので、ぜひ参加してください。