「自分のことを理解し、他人に伝える方法」を知ることで、私生活も、就職活動・職業生活も、うまくいくようになります
病院勤務の経験も活かし、「自分のことを理解する方法と、それを誤解なく他人に伝える言葉」を知るためのサポートを行います。これらを知ることで、私生活も、就職活動・職業生活も、きっとうまくいくようになります。
- 氏名
- 三苫麻里(みとま・まり)
- 校舎
- 新宿校(管理者・サービス管理責任者)
- 担当講座
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- 自己理解講座
- 特別講座
- コミュニケーション講座
- 就職先研究ゼミ
- 就活戦略ゼミ
- 保有資格
-
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
目次
仕事探しの方向性は、積極的でも消極的でも大丈夫。KBCで過ごすうちに、選択肢が広がるはずです
「仕事探し」には、大きく分けて次の二つの方向性があります。
- 積極的:やりたい仕事、得意な業務、興味・関心がある分野、向いている働き方などを探す
- 消極的:やりたくない仕事、苦手な業務、興味・関心がない分野、向いていない働き方などを避ける
これらは、どちらも間違いではありません。
ですが、一人で考え込むと、つい視点がどちらかに限られたり、どちらかだけを過剰に気にしたりすることがあります。
私たちは、この両方にバランスよく視点を向けて、「あなたに本当に向いている仕事・職種・働き方」に就くためのサポートを行います。
また、「今のあなた」は、これから変わっていくことができます。得意なことや興味・関心の幅を増やしたり、苦手なことや興味・関心のないことを減らしたりできます。
KBCで過ごすうちに、就職先の候補が広がっていくはずです。
ただもちろん、求人条件はキレイに割り切れるとは限りません。例えば、ある一つの求人について、「この業務は得意だけど、この働き方は向いていないかも…」などと思うこともあるでしょう。
そんなときには、「総合的に考えて、プラス面とマイナス面のどちらが大きいか」「プラス面を最大化できる方法や、マイナス面をカバーできる方法はあるか」なども一緒に考えていけます。
関連して、大学卒業直後の私は、どちらかというと消極的な考えで仕事を選びました。
「この仕事をやりたい!」という積極的な目標があって就いたわけではなく、「せっかく資格を取ったし、働かないわけにはいかないし、イヤではない仕事だし…」という感じです。
もちろん勤務は真面目に行いました。上記「経歴」でお伝えしたように、病院で様々な患者さんのサポートを真剣に行ってきました。
そして、「やらなきゃいけないことをやる」「わからないことを自分で調べる」などをし続けるうちに、仕事にモチベーション・やりがいを見出せるようになったのです。
このように、最初は消極的な理由で選んだ仕事でも、次第に積極的に取り組めるようになることもある、ということです。
仕事探しの方向性について、ぜひお気軽にご相談ください。
心理系の講座:受講者は、「お悩み」に自分で対応できるようになります。
私が行う「特別講座」について紹介します。特別講座とは、レギュラーの講座とは異なり、各スタッフがテーマ・内容を決めて単発で実践する講座のことです。
私が行う特別講座は、心理系の内容が多いです。例えば次のようなものがあります。
- メタ認知
- 自己効力感
- 認知バイアス
- ストローク
メタ認知を学ぶと、自分のことを客観的に見れるようになって、自分の言動がその場にふさわしいかどうかを自分で気づけるようになります。
自己効力感を学ぶと、自分で「自分はできる!」と思えるようになり、モチベーションを自分で保てるようになります。
認知バイアスを学ぶと、状況を客観的に考えることができるようになり、「不要な落ち込み」「無用な怒り」などが発生しにくくなります。
ストロークを学ぶと、自己肯定感を高められるようになります。
こうした講座を行っていることには、もちろん理由があります。
私たちは、利用者さんのサポーターです。就職するまでも、就職してからも、サポートを行います。「サポートがあること」は、とても大切です。
ですが、私たちは、利用者さんといつも一緒にいることはできません。利用者さまは、こうした手法を学ぶことによって、私たちがいないときでも、お悩みに自分で対応できるようになっていくのです。
さて、私は社会福祉士・精神保健福祉士の有資格者ではありますが、こうした「心理系の話」は元々専門ではありません。KBCに入ってから学んだことが多いです。
その経験から、「就職してから、新しいことを学び続けること」の楽しさも、同時に伝えられたらと思います。
あなたが「自分のこと」を理解し、他人に伝えるための方法を学ぶサポートします
私は精神保健福祉士という「福祉」の専門家として病院に勤務していました。つまり、「医学」の専門家ではありません。
ただ、福祉の知見がある上で医師・看護師と一緒に患者さんを診てきた私は、「患者さんが自分のことを理解するための方法や、それを主治医に誤解なく伝えるための言葉」というものを、ある程度知っているつもりです。
あなたも、これらを知ることで、私生活も、就職活動・職業生活も、きっとうまくいくようになります。
とはいえ、本人でも、「自分のこと」を理解し、人に伝えるためには、ある程度の練習が必要です。
福祉職の知見・経験があり、KBCで実例・実績を重ね続けている私だからこそ、「自己を理解し、それを他人に伝える」ためのサポートができると思います。
KBCという「怒られない環境」で、働くための練習ができます
利用者さまは、KBCという「怒られない・否定されない環境」で、徐々に自分を変えていくことができます。
就労移行支援事業所の一つの役割に、「働く練習をする場としての機能」があります。
「練習」ということは、「本番(実際の労働の場)」とは異なるということです。
あくまで一例として、KBCでは、遅刻や無断欠席をした利用者さまを叱責することはありません。
ですが本番である就職先では、遅刻や無断欠勤は、評価に影響したり、ときに叱責されたりするでしょう(障害者枠や特例子会社だと、ある程度の理解はされるでしょうが)。
「叱責されない環境」から、「叱責される環境」にいきなり移ると、その変化についていけないこともあります。病気や障害の特性があればなおさらです。
KBCでは、利用者さま一人ひとりの心身の様子を見つつ、「叱責」はせず、「どうしたら遅刻や無断欠席をしなくなるか」という対処法を一緒に考えていきます。
そして利用者さまは、自分を少しずつ変えていけます。このように、「練習の場として、叱責されない環境で、自分を変えていける」のが、KBCのよいところの一つです。