「発達障害×就労支援」のキズキビジネスカレッジ創立者直伝の実践書『自分にあった「働く」が見つかる発達障害の人のための自分攻略法』が5月28日発売!

2025/5/13

『自分にあった「働く」が見つかる発達障害の人のための自分攻略法』(彩図社)
・著者:林田 絵美(株式会社キズキ 取締役)
・発売日:2025年5月28日(水)
・予約開始:2025年5月13日(火)
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発達障害の人は「ケアレスミスが多い」「マルチタスクが苦手」——そんな語られ方を目にすることは少なくありません。

けれど、それは“特性そのもの”ではなく、“特性と環境の相性”によって生じた結果かもしれません。

本書「自分にあった『働く』が見つかる 発達障害の人のための自分攻略法」では、注意の向き方・情報処理の癖・認知の傾向などの「特性」と、仕事の内容や職場環境との“相性”に注目。

苦手の背景を見つめ直し、具体的な対策を立てながら、自分の特性が活きる働き方を考えていきます。

また、話題の生成AI「ChatGPT」 を使ったタスク管理・情報整理の実践方法なども、発達障害の特性を踏まえて紹介しています。

自分らしく力を発揮するための“自己理解の方法”と“仕事の捉え直し方”をまとめた一冊です。

発達障害で仕事を続けられない人が「自分を理解するきっかけ」に

発達障害のある人のうち約3割が、就職しても1年以内に離職しているというデータがあります(※)。

キズキで多くの当事者の就労支援に携わってきた著者の実感としても、自分に合わない働き方を続けて心身をすり減らしてしまう、「できない自分」を責めてしまうなどにより離職に至ってしまっているケースは少なくありません。

本書は、そうした現状に対して、当事者が“自分を理解し、自分を活かす”ための現実的な方法を見つけるきっかけとなる内容です。

(※公共職業安定所経由の就職。出典:障害者職業総合センター「障害者の就業状況等に関する調査研究」。)

書籍のご紹介

目次

  • 第一章 「注意力不足」を攻略する
  • 第二章 「タスク管理が苦手」を攻略する
  • 第三章 「質問が苦手」を攻略する
  • 第四章 相性がいい業務で自分の力を発揮する
  • 第五章 相手別に見つける、あなたに合ったコミュニケーション
  • 第六章 意図別に見つける、あなたに合ったコミュニケーション 
  • 第七章 あなたの集中力・注意力がいきる仕事
  • 第八章 思い込みをコントロールしてストレスを軽減する

本書では、発達障害の人が働きづらいと感じる理由を紐解き、分かりやすいイラストや図とともに課題解決のヒントを解説しています。

「人間が持つ注意の4タイプ」について解説一部抜粋

本書はこんな人にオススメです

著者・林田絵美からのメッセージ

こんにちは。株式会社キズキ取締役の林田絵美です。

このたび、『自分にあった「働く」が見つかる 発達障害の人のための自分攻略法』(彩図社)という本を出版することになりました。

この本は、私がこれまでキズキで取り組んできたこと、そして当事者として、支援者として、経営者として感じてきたことを、一冊にまとめたものです。

「発達障害のある方が、自分らしく働くことはできるのか?」

この問いを軸に、私はキズキビジネスカレッジという場を立ち上げ、これまで多くの方のキャリア支援に携わってきました。

現場で見えてきたのは、「どんな診断名がついているか」ではなく、「その人がどんな特性を持ち、どんな仕事や環境と相性がいいか」という視点が、働くことの可能性を開いていく鍵になるということです。

たとえば、集中しすぎる人がマルチタスクの環境ではつまずくこともある一方で、一つのことに深く没頭できる環境では力を発揮できることもある。

そんな「特性と仕事の相性」の観点から、本書では以下のようなテーマを取り上げています

キズキの理念である「何度でもやり直せる社会をつくる」というビジョンの一歩として、本書が誰かの「自分を知る」きっかけになればと願っています。

書籍情報詳細

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