休眠預金等活用事業「シングルマザーのデジタルスキル研修&就労支援」の実行団体に採択されました。
2024/10/4
株式会社キズキは、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が公募していた「休眠預金等活用法(※)に基づくシングルマザーのデジタルスキル研修&就労支援」の実行団体として採択されました。
※休眠預金等活用とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を、社会課題解決や民間公益活動促進のために活用するものです。
採択された実行団体
事業概要
弊社はこれまでも、生活困窮世帯を対象として、デジタルスキルやビジネススキルを訓練する就労支援を行ってきました。
本事業では、その経験や実績を生かして、既存の行政の枠組みでは対応しきれていない、生活困窮リスクを抱えるシングルマザーに対するデジタルスキル研修と就労支援を行います。
座学でのITスキルの研修に加えて、企業から受託した実際の業務に取り組み、実践的なスキルを身につける機会を提供することで、一人一人の希望に応じたキャリアアップをご支援します。
キズキ代表・安田のコメント
弊社は、就労移行支援という福祉事業の枠組みを通して、550名を超える精神・発達障害者の就職を支援してきました。
一方で、就労移行支援は行政規定に則って行う必要があり、ご利用いただける方は「離職中の方」「障害認定された方」等に限られていました。
かねてから、行政規定を満たさない方からの「一人で子育てしながら、アルバイトで家計を支えている。本当は自分に合った仕事をしたい」というご相談にお応えすることができないことを、心苦しく思っておりました。
今回の機会を最大限生かし、行政の仕組みの狭間で支援を受けられない「就労に困難を抱えたシングルマザー」へ支援を届けることができる仕組みを確立させたいと考えます。