子どもが不登校気味なのに両親は共働き、そんなときに考えたい3つの視点

連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.36

 今回のテーマは、「共働き世帯の不登校」です。以下のような相談をいただきました。

 「わが家には小学校低学年の子がいます。もともと学校には行き渋りがありましたが、コロナ禍の休校明けから、ますます登校することがつらそうに見えます。親としては、学校を休ませること自体はネガティブに捉えていないのですが、共働きで周囲に子どもを見てくれる人がいません。そうかといって、まだ小さい子を日中ひとりで留守番させることにも抵抗感があります。どうしたらいいのか悩んでいます」。

 筆者自身も共働きで、低学年の子どもがいます。もし子どもが不登校でも、子どもの自由な思いを尊重したいし、それを実現するためには親として自分はどうすべきか、あるいはどういう制度や資源を活用できるのか。そう考えるなかで、大切にしたいと思うポイントが見えてきました。

 それは、「安全面」、「生活面」、「学習面」の3つです。

【連載】すまいる式 子どものわかり方
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