誰にも否定されず、落ち着ける「安心できる居場所」がなぜ必要か

連載「居場所の現在地」最終回

 一般社団法人ひきこもりUX会議共同代表の林恭子さんは、不登校・ひきこもりの経験者です。当時、「こんなダメな人間は自分だけだ」「こんなことをしている人は世界で自分しかいないのではないか」と思い詰めていたと語ります。

 現在、全国で居場所を開催する活動をしている林さんに、生きづらさを抱える当事者が安心と希望を感じるのために何が必要か、コラムを執筆していただきました。

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 ひきこもりや生きづらさを抱える人の居場所についてのリレーエッセイ「居場所の現在地」も最終回となりました。ひきこもりUX会議(以下、UX会議)のメンバーが、それぞれの活動から見えてきた、また感じている居場所について、つづってきました。コロナ禍でオンラインで開催する居場所ができたこと、でもやっぱりリアルで会いたいと思うこと、「アジール」(避難所)としてのゴールデン街の話、そして、居場所に大切な風通しのよさについて。

 みなさんは、居場所と聞いたとき、どのようなイメージを持たれるでしょうか? 今あなたに居場所はありますか?

【連載】居場所の現在地
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