ひきこもる息子のことを考えない日が来るとは 母と息子に訪れた変化

 息子さんの不登校から数年。長い苦しみの果てに「自分の人生を楽しんで生きていいんだ」と悟った母親・後藤誠子さん。この気づきから、ついに心安らぐ日々が訪れます。(連載「不登校は幸せへの道」第26回)※写真は後藤誠子さん

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 やっと文章を書く楽しさを思い出した私。ブログに次男との日々をつづることで、心が動き始め、次から次へとやりたいことが見つかるようになった。なかでも一番のチャレンジだったのは、地元のコミュニティFMでラジオ番組をつくったこと。番組のタイトルは「一人じゃないから」。不登校・ひきこもりでつらい思いをしているのはあなた一人じゃない、ここに私がいるよと伝えたかった。親の会に初めて参加したとき、自分一人じゃないとわかってどれほど安堵したことか。

【連載】不登校は幸せへの道
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