人に問いをもたらす「不登校という出来事」

「不登校という出来事」が起こると、人は「何が起こったのだろう」という問いを立てずにはいられません。「これからどう生きるのか」「ふつうとはなんだろう」という強い問題提起力をもつ「出来事」について、「不登校という問題」に長くかかわった中島浩籌(ひろかず)さんと考えます。(連載「今『不登校』を問うために」第7回)※写真は中島浩籌さん

* * *

 今回は「問い」と出会いや「出来事」との関係について書きます。いろいろな出来事に遭遇し考え悩んでいるうちに「不登校」になった、そう語る人たちと出会うことが多くあります。

 また、福島原発の事故やコロナパンデミックといった大きな出来事との遭遇によって感覚が変化してしまい、そのことが「不登校」につながったと語る人もいました。出来事や出会いが持つ力は大きいものです。

【連載】今「不登校」を問うために
記事一覧

関連記事

登録から30日間無料!ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…?疑問への「答え」が見つかるウェブメディア 不登校オンライン お試し購読はこちら