小2の娘が休校明けに登校しぶり。親を追い詰めた言葉、救った言葉

 小学校低学年での不登校は、親にとって大きなショックを受けるものです。それもコロナの影響で生活基盤が揺れるなかで不登校が始まったという吉田さんに、母親の立場から現在のようすを書いてもらいました。周囲の対応によって「親も困ってしまった」こともあれば、逆に支えになった対応もあったそうです(冒頭の写真はイメージ写真です)。

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 娘は保育園のころから登園しぶりがあり、慎重かつこだわりも強い性格だったこともあって、「小学校6年間、何事もなく通うのはむずかしいはず!」と、どこかで覚悟はしていました。入学してからも帰宅後にランドセルを放り投げて怒り出したり、「宿題ができない!」とパニックを起こして大騒ぎをしたりしながら、本人なりのスピードで学校に慣れていきました。なんとか慣れてきたかと思った9月ごろに「給食をのどに詰まらせてから、飲み込むのが怖い」と言い出し、小児科で「心因性の嚥下困難」との診断を受け、担任や養護教諭、特別支援コーディネーターなどに面談も行ない、ようすを見ながらすごすことに。思い返せばあのころから娘にとって学校は「楽しいけど疲れる場所」であると、私自身感じていました。

休校明けの変化

 小1の2月末よりコロナ禍による休校が始まり、小2の6月に通常登校が再開すると、娘のようすに変化がありました。

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