「このままでは卒業できません」学校からの通知に慌てる前に知っておきたいこと

 卒業や進級・進学など、社会全体があわただしく動くなか、不登校の子どもだけではなく、親にとっても、焦る気持ちが出てくる時期がやってきました。そこで、この時期に親が焦ってしまいがちな3つのポイントとその際の対応について考えます。

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 年度末が近づいてくると、出席日数の不足を理由に学校から「このままでは卒業できません」といった連絡が来ることがあります。しかし、ここで焦ってはいけません。小・中学校の場合、法律上、出席日数は卒業・進級の要件と定められていないからです。つまり、学校に1日も通っていなかったとしても、校長の裁量によって、卒業・進級が認められます。

 ただし、校長によっては「このままでは卒業証書は渡せない」などと、かたくなに認めようとしない場合も起こりえます。ここでもあわててはいけません。

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