「私の学歴はキレイじゃない」不登校経験者が面接で直面した壁

 今回の執筆者、ホンマトモミさんはバイト面接で不登校経験について聞かれることが怖かったという。当時面接で実践していた方法を含め、思いを書いていただいた。

私は高校1年の5月下旬に不登校になった。しかし、学校が夏休みに入ったころから「このままではまずい」と自分の状況に焦り始め、夏休み明けの9月1日に通信制高校へ転入学した。

 高校へ転入して2カ月ほどで新しい生活にも慣れ、気持ちに余裕が生まれてくると、しだいに私はバイトに興味を持ち始めた。友人のバイト自慢に影響されたのもあるが、単純にお金がほしかったのだ。ものすごく稼げなくてもいい。自分で使う文房具や好きなマンガくらい、自分で買えたらいいなと思った。

さっそく地元の求人情報フリーペーパーを手に、バイトを探し始めた。「よし、応募してみるか」と腹が決まると次は履歴書の準備。しかし、ここで私は愕然とした。自分の学歴が「キレイじゃない」と感じたのだ。履歴書の書き方見本と比べると、私の学歴欄は行が一行多い。

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