ちゃんとした大人にならなきゃ、不登校その後の「呪い」が晴れるまで【書籍紹介】

 小学1年生から中学生にかけて不登校を経験したマンガ家の棚園正一さん。自身の経験をマンガにまとめた『学校へ行けない僕と9人の先生』を出版してから5年、その続編となる『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』が3月27日に出版されます。

 今作のキーワードは「ちゃんとした大人にならなきゃ」という棚園さん自身の思いです。前作のキーワードだった「フツウにならなきゃ」という思いと地続きにつながっており、これこそが「不登校その後」の棚園さんを苦しめ続ける根っこ、言い換えれば「呪い」のようなものになっていたのではないかと、読みながら感じました。

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