精神薬の「やめ方」と使い方を児童精神科医が解説【書籍紹介】

 心療内科や精神科などで処方される薬は現在100種類ほどあると言われていますが、その薬をめぐって悩まれている親は多くいらっしゃいます。

 不登校の取材を続けるなかでも「学校から受診をすすめられた」というケースもあり、
「本当に子どもに服用させてよいのか」「薬の副作用が心配」などの声を聞くことがあります。今回ご紹介するのは、その薬について、やめ方と使い方に焦点をあてた1冊です。

 著者で児童精神科医の石川憲彦さんは「薬はすべて毒」と指摘します。食べ物とちがい「必要量」がないためです。また「薬の作用はすべて副作用」とも指摘します。たとえば、鼻水止めを服用すれば鼻水が止まって快適になる一方、湿気によって守られていた粘膜を保護する物質の分泌を止めてしまうためです。

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