発達障害当事者がまとめた、上手に勉強するための書籍を紹介

 「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」「ASD(自閉スペクトラム症)」「LD(学習障害)」など、発達障害の当事者が勉強する際に、ちょっとしたことでうまくいくコツをまとめた書籍が出版されました。著者の安田祐輔さんは、ご自身も発達障害の当事者。現在は、学びなおしの学習塾を全国で展開されています。発達障害の当事者にもその親御さんにも読んでほしい1冊を紹介します。

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 今回ご紹介するのは、発達障害の当事者が勉強するうえで、どのように取り組めば勉強しやすくなるかについて解説した1冊です。本書では「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」「ASD(自閉スペクトラム症)」「LD(学習障害)」に絞って、発達障害の当事者が勉強するうえでのコツやノウハウなどを紹介しています。

 著者の安田祐輔さんは「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」と「ASD(自閉スペクトラム症)」の当事者です。子どものころから「整理整頓ができない」「花火の音などが極度に苦手」「授業をきちんと聞けない」などの特性がありました。

 転機となったのは、大学受験。

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