子どものSOSをどうキャッチすればよいか【書籍紹介】

学校教育における「SOSの出し方教育」が推進される一方で、近年の子どもの自死は増加傾向にあり、不登校は統計開始以来、初めて20万人を超えた。大人は子どもの「助けて」という声を受けとめられているのか。そもそも、なぜ子どもは「助けて」と言えないのか。特別企画として、大学教授・精神科医・フリースクール関係者など、各分野の専門家が支援者と当事者に向けたメッセージをまとめた1冊を紹介する。

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 2016年に自殺対策基本法が改正されたことを機に、学校現場において、いわゆる「SOSの出し方教育」と呼ばれる取り組みが推進されてきました。子どもからのSOSである「助けて」という声を大人は受けとめられているのか。そもそもなぜ「助けて」と子どもは言えないのか。子どものSOSを聞くために大人はどうすればよいのか。

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