「小学校中学年までは勉強より遊びが大事」遊びの豊かさについて考える一冊

 「プレーパーク」という子どもの遊び場をご存じでしょうか。日本全国に300カ所以上あるとされており、火遊びなど、子どもの「やりたい」を実現できる場所です。そんなプレーパークの第一人者・天野秀昭さんは「遊びが育むのは子どもの「生きている実感であり、教育でその実感は得られない」と言います。子どもの「学び」にばかり注目が集まるなか、子どもの「遊び」について考える1冊をご紹介します。

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 「小学校の中学年までは勉強より遊ぶことのほうが大事」と語るのは、天野秀昭さん。天野さんは1981年、日本初となる官民協働による冒険遊び場「羽根木プレーパーク」にプレーリーダーとして着任しました。以来、40年以上に渡って、日本各地のプレーパークの開設など、子どもの遊びの環境づくりを支援する活動を続けてきた第一人者です。

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